2013年7月30日火曜日

クリスティーン・少年と自転車・田舎司祭の日記・テッド・キングオブアド・キングオブフィルム・テキサスチェーンソービギニング・インシデント・詩人ヨーゼフアッティラの少年期・ミリオンズ

7/22

12時過ぎ起床、雨。
ホルンへ行き片付け、昼食。
タワー、BOOK OFF、TSUTAYAに寄って夕方帰宅。
カーペンター未見作「クリスティーン」を観る。インタビュー本では「仕事に困っていた時に押し付けられ、思い入れのない状態で作った映画」と消極的に語っていた作品。確かにホラーとしては弱いかもしれないが、負け犬映画というジャンル性の枠内で考えれば、キモイもやしだった主人公アーニーが、愛車クリスティーンへのフェティッシュな偏愛を経て劇的な変貌を遂げていくさまはなかなか見応えがあった。キース・ゴードンはどんどんデイヴ・ヴァニアンみたいな風貌になっていくし。カーペンターもいろいろ見直そうかなと思う。
洗濯、洗い物片付け。
小柳から嬉しい連絡あり。
ナツ帰宅、そば作り夕食。
ダルデンヌ兄弟「少年と自転車」を観る。これまでで一番爽やかかもしれない。途中の音楽は蛇足だなあ...と思ったけど、もちろん普通の映画の水準をはるかに超えていることは確か。サマンサがシリルに「いい子」の友達として当てがおうとするブラットが超良かったな...。もう1シーン登場して欲しかった。

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7/23

10時起床、朝市経由で出勤。腰不調。
予想に反して今日は静か。夕方に早退けし、TSUTAYA経由で帰宅。
「田舎司祭の日記」を観る。これも前に観たのは図書館だったから、20年振りぐらいだなあ。ハネケの「白いリボン」を観て思い出したのだが、これは一人の人間が徹底的に負けていく構造なので全く別ものだった。
仮眠を取り、夕食の準備。
取材を受けた記事のチェック。
ナツ帰宅、夕食。
セス・マクファーレン監督「テッド」を観る。そこそこ面白い。

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7/24

10時起床、即出勤。
今日も昼は静か。
みかささん、薄田さんと純子さん、としお君らご来店。
夜、出張でこちらに来た小柳が来てくれて、8年振りに色々話す。全く変わらず元気だった。携帯で見せてもらった画像の旦那さんはイケメンだった。
里ちゃん、瀬戸さん、若生さん集まり、閉店後にポンコ練習。
先に帰宅し、オムニバス「キング・オブ・アド 巨匠たちのCF」を観る。フェリーニ、アルジェント、ポランスキーなど、かなり不思議(面白いけど)な作品が並ぶなか、ルコントのは素直に才能の煌めきを感じた。続けて「キング・オブ・フィルム 巨匠たちの60秒」も観る。こちらはシネマトグラフを使ったショート・フィルム集。期待度の高かったルコント、ハネケ、キアロスタミなどは案外あっさりしていて(キアロスタミの作品で声だけ参加している女優がイザベル・ユペールというのは驚いたが)、リュシアン・バンティリー、ヘルマ・サンダース=ブラームスといった、知らない、または気に留めていなかった監督の作品が面白かったりした。ラストの2本、リンチとアンゲロプロスが非常に良かったな。
遅くにナツ帰宅。
メール連絡など。

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7/25

10時起床、朝市経由で出勤。
小柳に貰った本を読み始める。
岩住君ご来店。
毅さんご来店。山田勇男監督の映画の話から韓国映画、yumboの話など。
若生さんと齋さんご来店。
18時過ぎ早退け、TSUTAYA、SEIYU経由で帰宅。
記事チェック仕上げ。
メール連絡に勤しむ。
ジョナサン・リーベスマン監督「テキサスチェーンソー ビギニング」を観る。「遊星からの物体X ファーストコンタクト」や「エクソシスト ビギニング」などと同じ、いわゆる前日譚だが、エピソードとしてはなかなか悪くはないと思う。ほとんど血を見せずにあれだけの恐怖を演出した、超能力のようなトビー・フーパーのオリジナルと比較することは意味が無いが、それにしてもグロ描写がふんだんに詰め込まれていて、少々疲れた。これの前編として「テキサスチェーンソー」というリメイクがあるのを後で知った。どうしようかな...。
チンジャオロースー、オクラとインゲンのスープ、サラダ作る。
ナツ帰宅、夕食。
メール連絡。

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7/26

10時起床、ナツは既に出ていた。
開店前、瀧原さんが迎えに来てナツは野草園へ。
どしゃ降りのため、今日は静かだろうな〜と油断していたら結構忙しくなる。
みかささん6名様でご来店、すんぷちょニュースレターもらう。とてもダンスカンパニーとは思えない志の高さ。
藤野君ご来店、最近のモヤモヤの話。
ナツ帰還。お疲れ様。
瀧原さん、里ちゃん、岩住君ご来店。
待望の「ロゼッタ」DVD届く。
19時頃早退け。
アレクサンドル・クールテ監督「ザ・インシデント」を観る。指を静かに食う(食われる)というアイディアはいいと思った。
冷やし中華準備。
22時過ぎナツ帰宅、夕食。
メール連絡。
XTC資料の整理。

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7/27

10時過ぎ起床、朝市経由で即出勤、時間ギリギリの仕込み。
亀岡さんと大友さん、若生さん、大森さんらご来店。
体調不良のため、18時過ぎ早退け。バテなのかもしれない。
帰宅して仮眠。
夜、ラタトゥイユ作る。
ナツ帰宅、夕食。
XTC資料整理。
「水の話 プチ・シネマ・バザール」を観る。VHSに収録された短編5本のうち、トリュフォー&ゴダールの「水の話」とシュワンクマイエル「闇・光・闇」以外は初見。ギリシャのコンスタンチノス・カパカス監督「ストライプ」は画面の構成は面白いけど物語がいまいち。「奇妙な隣人」のマーク・ハーマン監督は、観終わってから「そうか、あのマーク・ハーマンだったのか」と気づく。星新一みたいな物語はいいとして、音楽が最低。しかしハンガリーのコーシャ・フェレンツという監督の「詩人ヨーゼフ・アッティラの少年期」は別格の面白さだった。慌てて調べてみたけど、どうもこの監督の映画は、今は日本では全然観られないみたいだ。ああ、コーシャ・フェレンツものすごく気になる...。

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7/28

10時過ぎ起床、出勤。
最終日曜ということでなかなか忙しくなった。
秋田から来て下さったお客さんから、素晴らしいお土産をいただき狂喜するも、お名前をうかがうのを忘れていた。
純子さん、睦子さん、としお君ご来店。
18時頃ナツは早退けして黒谷都さんを観に行く。
閉店後、駅前のTSUTAYA、SEIYU寄り帰宅、夕食。
かえるさん用の歌詞のアイディアを練るがうまく行かず。
ナツ帰宅、黒谷さんの話。
ダニー・ボイル「ミリオンズ」を観る。面白くなくはないし労作だとは思うけど、どうもこの監督はやり過ぎる場合がある。

2013年7月24日水曜日

三人姉妹・ファニーゲームU.S.A.・Mr.Pのダンシングスシバー・選挙2・TOKYO JOE・息子のまなざし・ある子供・ジャン・ルノワール越境する映画・ロルナの祈り・ロゼッタ

7/15

13時起床、すぐにナツと出かける。
エルパークでフラスコの「三人姉妹」観劇。フルオーディションで集まった役者さんたちの熱意が予想以上のものだった。照明も素晴らしい。
ナツはダイシン、僕は生協で買い物しホルンへ。片付け、仕込みなど。
19時作業終わり、夕食の買い物して帰宅。
ナツ帰宅、夕食。
ハネケ「ファニーゲーム U.S.A.」を観る。まさかとは思ったが本当に全編「ファニーゲーム」を再現している。どういう意図なのかさっぱり理解できないが、奥さんのあの溶け落ちそうな顔面と肉体のみじめさは、ナオミ・ワッツでは再現できないことは明白だった。

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7/16

9:30起床、10時頃朝市経由で出勤。
清水さん、横田やの横田さんご来店。
金田一さんから電話、幡ヶ谷の様子など聞く。
ルノワール本読む。亡命後に書かれた本人の書簡が次々に紹介される内容にしびれる。
岩住君ご来店、芝居の話。
若生さんご来店、おやつ貰う。
19時頃早退け。TSUTAYA、ダイエーに寄って帰宅。
ジンギスカン、白菜と卵のスープ作っておき、満を持して田代廣孝監督「Mr.Pのダンシングスシバー」を観る。あんまり「ダンシング」じゃなかったなあ...。
途中でナツ帰宅、夕食。
「Mr.P」を最後まで観る。

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7/17

10時過ぎ起床、ゆっくり出勤。
亀岡さんご来店。メディアテークで展示があり寄ってくれたという。
昼過ぎに店を抜け、チネ・ラヴィータへ「選挙2」を観に行く。ドブ板の象徴みたいだった前作から一転して、憑き物の取れたような山さんの姿。これが本来の顔なのだと思う。一見弛緩した山さんのアティテュードの周辺にカメラが向けられると、ジワジワと真綿のように締め付けてくる「無関心」という不気味極まりない人々の姿。この、ジワジワ感を時間をかけてあぶり出していく編集は神業に近いものがある。やけに偉そうな運動員や地方議員のみっともない姿に、客席から苦笑まじりのクスクス笑いが漏れる。
店に戻り、入れ替わりでナツ早退け。
夜、としお君ご来店。NHKに森君が出た時の映像を見せてもらう。
帰宅。小栗謙一監督「TOKYO JOE マフィアを売った男」を観る。ミリキタニにダブるところがあるな。本人はもちろんだけど、弟や息子の証言が大変面白いので、もう少し家族との関係を掘り下げて欲しかった。
途中、ナツ帰宅。
アンディが演奏にも参加しているという情報を見つけ、数年振りにThe Wallflowersの3曲を聴く。

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7/18

11時起床、ゆっくり出勤。
昨日同様静か。
今日はナツが「選挙2」を観に行く。
ルノワール本読む。
FALL三品さんから工藤さんの陶展のDMが届く。
ナツ戻る。「選挙2」の面白さを共有出来て楽しい。
細谷さんご来店、マヘルの話、映画の話など。
19時過ぎ早退け、ダイエー経由で帰宅。
ナツ帰宅、ラーメン作り夕食。
XTCデータ整理に勤しむ。

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7/19

10時過ぎ起床、出勤。
今日はよく晴れて気温も戻ってきたが、意外にも静かな金曜。今週大丈夫かな...。
細谷さんがたけしさんという友達を連れて来る。
椋尾さんご来店、「運ちゃん」大ヒット。
ルノワール本読む。著者の愛情がひしひしと伝わってくるなあ。
ライナーを書いたプカプカCDが届く。ジャケがまずオカシイ。
人形制作のため、19時頃ナツ早退け。
TSUTAYAに寄って帰宅、夕食。
タイトルが気になって借りた、ダルデンヌ兄弟監督「息子のまなざし」を観る。主役のオリヴィエ・グルメという役者が素晴らしく、ラストまで目が釘付けになった。この監督、ものすごく面白い。他のも観てみよう。
深夜、久々に大きめの揺れ。

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7/20

10時過ぎ起床(寝坊)、出勤。
今日も土曜としては静か。
連続仕込み、合間にルノワール本読む。
里ちゃんご来店。
18時頃ナツ早退け。
SEIYUで買い物し帰宅、夕食。
ダルデンヌ兄弟「ある子供」を観る。想像以上に悲惨な話でありながら、徹底した主人公の少年のダメっぷりがむしろ気持ちいい。引ったくり〜逃避行〜カタストロフの流れの完成度が尋常でなく高い。オリヴィエ・グルメさんも刑事役で出演。なんでこんな面白い監督を知らなかったんだろう。
そういえば昨日からちよじが帰っていない。

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7/21

11時まで寝てしまう。慌てて起床、投票所経由で出勤。
今日は田多さん、小川さん、細谷さん、清水さん、北野君、川村さん、里ちゃん、藤野君らご来店。
非常に忙しい昼のさなかに、雄哉さんが娘さんのはるのちゃんを連れてひょっこり現れて嬉しかった。すっかり父親の顔になっていた。
ルノワール本読了。面白くて一気に読んでしまった。
閉店後、ナツはポンコ練習のため、TSUTAYA経由で先に帰宅、夕食。
選挙結果をテレビで見る。毎度の事ながら落胆。
ダルデンヌ兄弟「ロルナの祈り」を観る。「ある子供」のジェレミー・レニエが少し成長して、またもや悲惨な(しかし切ない!)バカ者を演じている。ロルナは真意を計りかねる演出で塗り固められているが、真意が分かった時に分厚い壁が一気に氷塊するような感覚が凄い。
ナツ帰宅。ちよじも帰宅。
ダルデンヌ兄弟「ロゼッタ」を観る。ダルデンヌ兄弟は今のところハズレが1本も無いが、恐らくこれが最高傑作なんじゃないだろうか。全てのシーン、全てのショットに感動し震える。笑い、ペーソス、恐怖...全部が揃っている。ダルデンヌ映画における諏訪太郎的存在のオリヴィエ・グルメも大活躍するし...。もしかしたら、これは10指に数えてもいいぐらいの名作かもしれない。


2013年7月23日火曜日

+M+I+K+U+・絶対の愛・時計じかけのオレンジ・ベニーズビデオ・河・カフカの「城」・キューブリック全書・71フラグメンツ・音のない世界で

7/8

朝から外のどしゃ振りの雨の音を聞いて断続的に目を覚ます。15時ようやく起床。
佐久間さんからオムニバスCD「+M+I+K+U+」が届く。CDと一緒に、倉敷の観光案内の冊子や可愛い干菓子なども同梱されていた。文字の情報量が膨大だが、その情報の95%ぐらいは意味が分からない。取り敢えず工藤さんとsekifu(ミックスで繋いである)の部分を聴く。この2曲がミックスされている事は個人的に感慨深いものがある。ところでsekifuのテイクは充分玄妙だったと思うが、これは「佐久間後」だったのだろうか?
16時過ぎにナツと家を出る頃には雨は上がっていた。
最近、休みの日の昼食の恒例みたいになっている讃岐うどん「しおの花」へ。かき揚げ丼とかけうどんセット。
ナツと別れ駅前のTSUTAYAでDVD返却。ジュンク堂を覗いてから朝市で買い物してホルンへ。
店の片付けを終えた頃にナツ来る。珈琲飲み、広瀬通りのTSUTAYA、SEIYUに寄って19時頃先に帰宅。
アートランドのCDを聴きつつ、メール連絡に勤しむ。
ナツ帰宅。人形劇の作業を隣室でするというので、キム・ギドク「絶対の愛」を一人で観る。お面のシーン(喫茶店〜整形医院)が全てだと思う。これで最新作の「アーメン」と「嘆きのピエタ」以外は全て観ることができた。
ゴーヤとニンニクの芽とコンニャクと豚肉の炒め物、冷や奴、納豆オクラなど作り夕食。
メール連絡。
約束していたCD-Rのコピーに励む。

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7/9

10時過ぎ起床、本格的に暑い。
開店後すぐにご来店のお客さんが、どこかで見た顔だなあ...と思ったら、外山恒一さんだった。DVDのコピーを頂戴する。
清水さん、岩住君らご来店。
夕方早退け、SEIYU経由で帰宅。
アートランドCDを聴きつつ原稿書き。
ナツ帰宅、サラダうどん作り夕食。
20年振りに「時計じかけのオレンジ」を観る。ディテイルをすっかり忘れていると思っていたが、観ながら次々に色々な事を思い出す。20代前半で観た時は何とも思わなかったけど、いま観るとマルコム・マクドウエルっていい役者だな。作家の家に押し入るシーンは、いまさらながら「ファニーゲーム」の先駆け的気まずさだったのかと気づく。
観ている途中でナツ帰宅。

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7/10

10時起床、早めに出勤。
女性客だけのお昼があるかと思えば、今日は男性客だけのお昼だった。本当に不思議だ。
大森さん、みかささんご来店。いずれも約束していたCD-Rを渡せて良かった。
キューブリック本は「フルメタル・ジャケット」の章まで読み進む。あれがオール・ロンドンロケかあ....。
18時過ぎナツ早退け。
閉店後、TSUTAYAに寄ったら店頭で「TEDうちわ」を配布していたので1枚貰い帰宅。
ハネケ「ベニーズ・ビデオ」を観る。「ファニーゲーム」の5年前、アルノ・フリッシュがまだ子どもっぽい。殺人を犯してからの静かな彷徨の中に途方もない狂気が充満しているため、エジプト旅行の白々しい空気がいっそう気味が悪い。
一度眠ったものの、自転車で暗闇を爆走する夢(モノクロ)を見て早朝に飛び起きる。ハネケを観るとどうしても夢が極端になる。

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7/11

11時過ぎ起床、今日はゆっくり出勤。
長閑な木曜。キューブリック本を読む。「アイズ・ワイド・シャット」もオール・ロンドンか!
必要な仕込み終え、17時早退け。SEIYUで買い物し帰宅。
ルノワールの「河」を観る。ハリウッド時代に撮ったものとしてはかなり異色かもしれない。原作には無かったハーフのメラニーのキャラクターが実に効果的で、舞踊のシーンが最大の山場となっている。
金田一さんに写真郵送の件で電話連絡。
ナツ帰宅、夕食。
メール連絡。
ハネケ「カフカの『城』」を観る。テレビ向けに撮られたものだとは信じられない映像。2人の助手の無遠慮さが完全に「ファニーゲーム」の2人組とダブり痛快(かつ不愉快)。

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7/12

10時起床、朝市経由で出勤。
開店直後に多忙となるが昼過ぎから静かになる。
「キューブリック全書」読了。
工藤さんに小包発送、金田一さんに電話。
藤野君ご来店。
18時ナツはデモへ出る。
久美子さんとめぐたん、としお君ご来店。
閉店後、先にSEIYU経由で帰宅。
ナツ帰宅、夕食。
ハネケ「71フラグメンツ」観る。卓球の練習の長回しは圧巻...。不気味な監督インタビューも良かった。
外山さんから貰ったDVDを少し観てから寝る。

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7/13

10時起床、朝市経由で出勤。
昨日と同じく昼は多忙、仕込みも相俟ってヘトヘトになる。
岩住ファミリー、若生さん、大森さんとかさこさんらご来店。
夜、兄に電話で近況を聞く。
閉店後、ナツと帰宅ルート途中にある「海麟」で夕食。
帰宅後、フィリベール「音のない世界で」を観る。こういうのを観ると手話を覚えてみたくなるが、英語すらまともに出来ない頭脳だから無理だろうな。
「まぼろしの市街戦」のDVDにテレビ放映時の吹替え版が入ってることにいまさら気づく。少し観てみたが、テレビ版の編集でカットされたシーンの多さに驚く。しかもすべて名シーン...。
「ペパーミント・キャンディー」DVDの特典を観る。

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7/14

2人とも11時過ぎに目が覚めてパニクる。大急ぎで出勤し準備。
北野君ご来店。
昼過ぎから静かになり、図書館で野崎歓「ジャン・ルノワール 越境する映画」を借りて読み始める。
閉店後、卓さん、久美子さん、里ちゃん、伊藤さんら来て22時頃まで歓談。
外はどしゃ降り。片付けをして夕食の後、先に店を出たらほぼ止んでいた。
TSUTAYAに寄って帰宅、ナツも間もなく帰宅。
XTCのトラックリストに手を入れる。

2013年7月9日火曜日

悪魔の棲む家・タイムオブザウルフ・Give Me Your Water・ピアニスト・ロストソウルズ・隠された記憶・第2シオタカガーデン・コードアンノウン・白いリボン

7/1

12時過ぎ起床。
ホルンへ片付けをしに行き、いくつか溜まっていた支払いを済ませる。
ユニクロ、タワー、TSUTAYAなど寄って、SEIYUで買い物し、ナツと入れ替わりで17時頃帰宅。
間違って借りてしまった、リメイク版「悪魔の棲む家」を観る。00年代以降のホラーのよくない傾向である、いかにもデジタルで処理したような怪奇現象の描写や悪霊のせわしない顔の動きなどに辟易する。怖くも何ともない。
メール連絡に勤しむ。
ナツ帰宅、冷やし中華作り夕食。
試しに借りてきたミヒャエル・ハネケ「タイム・オブ・ザ・ウルフ」を観る。これは非常に深く心を動かされる傑作だった。親子がどうにか見つけた掘建て小屋の中で逃げたインコを子どもが懸命に追う序盤のシーンの緊張感でまず感動し、それ以降、一時も興味が離れることなく見せ続ける腕力が凄い。これは大変な監督だ。
齋藤さんから送られてきた記事をチェック。
依頼されていた原稿を書き始める。
知人の厚意により、ついに"Ape Loves Haiti"収録曲を聴くことができた。幸せな気分で就寝。

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7/2

10時過ぎ起床、出勤。
瀬戸さんご来店。
昼過ぎはかなり静かになり、夕方ナツ早退け。
甲斐さんご来店。
夜、前野一家と若生さんら6名がご来店し賑やかになる。
としお君もご来店し、終盤忙しくなる。
閉店後、TSUTAYAに寄って帰宅、夕食。
ミヒャエル・ハネケ「ピアニスト」を観る。「タイム〜」と同じくイザベル・ユペール主演だが、極端に違う人物を怪演している。これもまた、観客の興味を惹き付けずにはおかない語り口やストーリーの運び方が本当に見事で、終始感心してしまう。口汚く罵られた直後にドアを開けたら純白のスケートリンクが広がっている、あのワンカットの素晴らしさは鮮烈すぎた。
ちよじご帰還。怪我もしていないし痩せてもいないので、何処かよその家で世話になっていたのだろう。
ハネケ効果で高揚して眠れず。

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7/3

10時過ぎ起床、朝市経由で出勤。雨。
雨足強くなり、昼過ぎから静かになる。
15:30早退け、びしょ濡れで買い物しつつ帰宅。
観ていないエクソシストものということで借りたヤヌス・カミンスキー監督「ロスト・ソウルズ」を観る。少々心配ではあったが、これもまたいわゆる00年代の悪しきホラー映画の流れの一本であった。もっと怖く出来る筈だ。
ホワイトシチュー作る。
ナツ遅く帰宅、夕食。
ドナルド・フェイゲンの教則ビデオ「Concepts for Jazz/Rock Piano」を観る。教則ビデオというか、自分の曲の構造を演奏しながら解説しているビデオ。ずっと観たかったのだが、日本語字幕版がようやく手に入り、多幸感に満たされつつ鑑賞。

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7/4

10時起床。
朝から微妙に腰が怪しかったが、開店後、徐々に調子悪くなる。
キューブリック本読む。
本儀先生、みかささんらご来店。
やはり調子悪く、夕方早退けし、しばらく仮眠。
起きてから時間に余裕があったので、ハネケの「隠された記憶」を観る。ダニエル・オートゥイユとジュリエット・ビノシュという取り合わせでハネケの演出というのがいい。普通ならただの猟奇的なサスペンスになってしまうところを、全く新しいジャンルのドラマを創造するように撮っている感じがして、観ていてワクワクする。
ナツ帰宅、夕食。
メール連絡に勤しむ。

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7/5

10時過ぎ起床、出勤。
今日も腰不調。昼過ぎから雨になる。
キューブリック本読む。ようやく「2001年」の章に到達。
14時からエルパークへ無国籍の「第2シオタカガーデン」を観に行く。この劇団にとっては当たり前の事だろうけど、大典さん、菊田さん、後藤さん、高橋康太さんが一同に会している状態だけで、僕には豪華に思える。藤子・F・不二雄を思わせる設定に癒される。次回作も楽しみだ。帰り際に小濱君と行き会う。
岩住君ご来店。
17時過ぎ早退けし、仮眠。
ナツ0時頃帰宅、遅い夕食となる。
ハネケの「コード・アンノウン」を観る。これもジュリエット・ビノシュ主演。「タイム・オブ・ザ・ウルフ」に並ぶ、いやそれ以上の傑作だと思う。オープニングから叫びたくなるほど惹き付けられ、怒濤のエンディングまで極めて丹念に撮られたワンカットの名人芸のような物語を楽しむことができる。素晴らしい。本当に素晴らしい。

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7/6

10時過ぎ起床、腰は朝が一番痛く、起きるのに難儀する。
朝市経由で出勤、連続仕込み。
大森さんご来店、ダビングの約束を忘れていて反省。
若生さんご来店。
キューブリック本読む。「時計じかけのオレンジ」の章が面白く、見直そうかなと思う。
19時過ぎ、今日はナツが無国籍を観に行く。
藤野君ご来店、レコード店のネットのアカウントの事、XTCのUK盤の話など。
ナツ戻り閉店、夕食。雨のなか帰宅。
もう一つ新たに依頼された原稿を書き始めるが、なかなかうまくいかない。才能が無いのだと思う。
寝ながらXTCを聴くが、眠れないので書けそうな方の原稿に手を入れる。

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7/7

10時起床、出勤。
今日はお客さんの切れ目なく多忙となる。腰は徐々に復調。
田多さん、里ちゃんらご来店。山形のさくらんぼを貰う。
閉店後、創一君と藤野君が来て22時頃まで映画談義。主にハネケと大林の話。どちらもやばいと思う。
SEIYUで買い物し帰宅、ゴーヤチャンプルー作る。
ハネケの「白いリボン」を観る。モノクロ!ということもあり全編悶絶しそうになりながら鑑賞。教師と17才の乳母エヴァの出会いのシーンにおける親密さの溶け合うような瑞々しい演出を観ているだけで、この監督の尋常じゃない才能の偉大さが分かろうというものだ。

2013年7月6日土曜日

遊星からの物体Xファーストコンタクト・ノダジ・ファニーゲーム・エージェント

6/27

10時起床、早めに出勤。
たいへん静か。キューブリック本を読む。
大介さんご来店。
夕方早退け、SEIYUで買い物し帰宅。
チョン・チャンファ監督「ノダジ」を途中まで観る。デッキ調子悪く、一旦ストップして仮眠。
21時にナツからの電話で起きて夕食の支度。ゴーヤチャンプルー、じゃがいもとワカメの味噌汁作る。
ナツ帰宅、夕食。
メール連絡に勤しむ。
シラフさんお勧め「遊星からの物体X ファーストコンタクト」を観る。「エクソシスト ビギニング」同様、いつかは観なければ、と思っていた1本。カーペンター版への愛情が強く感じられ、ラストまでいちいち感心しながら観る。カート・ラッセルが居ないことだけが残念だけど。
「ノダジ」の続きを観る。軽いタッチのコメディまたはヒューマンドラマとして始まったが、後半はどんどん表現がノワールになっていき、ラストは完全に西部劇。面白かった...。

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6/28

10時過ぎ起床、雨。
天気が悪いので今日はダメかなあと思っていたが、昼はまずまず忙しく有り難かった。
支払いなどして回る。メディアテークでVHS返却し新たに借りる。
大森さんご来店。芦田ソロ感想を聞く。
夕方ナツ早退けし、火星へ人形劇の構想を練りに行く。
若生さんご来店。
黙々と連続仕込み。
夜、DJ Yukkyさんご来店。
ナツ火星から戻り、閉店後ゴリラ食堂で夕食。前野一家も偶然来る。
帰宅後、イタリアで製作されたキューブリックのドキュメンタリーを観る。マーレイ・メルヴィンのインタビューは価値があると思うし、最後のクリスティアーヌの姿が見られるのも目玉だと思うが、全体的にあまりにも場当たり的で、キューブリックが好きであればあるほど、歯痒さでストレスを感じる作りになっていると思う。
日記の続きを書く。ようやく追いついてきた。
ちよじが帰ってきていないので少々心配。

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6/29

10時過ぎ起床、朝市経由で出勤。
今日の昼は昨日とは逆に予想外の静けさ。ほんと読めないな。
キューブリック本読む。「スパルタカス」の章がダイナミックで面白い...。
昼過ぎ、ナツの御厚意により一時店を抜け、小雨のなか松栄ホールへ自転車で駆けつける。今週こそは...と意気込んだものの、予算不足もあり、XTCのDVD-R(!)を1枚購入するのみに終わる。
再び店へ戻ると、ほぼ満席になっていた。
17時過ぎ早退けし、TSUTAYA経由で帰宅。
ミヒャエル・ハネケ監督「ファニーゲーム」を観る。出来心で借り、見始めて50分あたりで観るのをやめようか考えてしまったが、なぜか離れがたい(かすかな)魅力を感じ、最後まで辛抱する。評判通り不愉快な映画ではあるけど、演出、脚本、撮影、照明、演技など、あらゆる点で極めてプロフェッショナルな力を感じる。
ゴーヤと白菜と豚肉の炒め物、ワカメと豆腐の味噌汁作る。
ナツ帰宅、夕食。
キャメロン・クロウ監督「ザ・エージェント」を観る。時期的なトレンドの問題なのか、音楽の多用が鑑賞の妨げになっている気がしないでもないが、トム・クルーズがどんどん劣化していくさまはやはり見事だ。まあでも、ワイルダーがこれに出演しなかったのは賢明だったと思う。
結局、今日もちよじは帰って来なかった。怪我でもして何処かでじっとしているのかもしれない。

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6/30

10時過ぎ起床。10時に家を出るつもりでいたので慌てて出勤。仕込みは間に合った。
ゆんたのみきこさんご来店。
昼は尋常じゃないぐらい静かだったが、徐々に盛り返しホッとする。
夕方里ちゃんご来店。ともちゃんの子供の写真を見せてもらう。
森君が名古屋の劇団オレンヂスタの方々を連れてご来店。賑やかとなる。
キューブリック本読む。
閉店後、創一君と相原君来て、0時頃まで主に映画談義。楽しい...。
帰宅して遅い夕食。蟻が大発生しており「うわっ」と思ってテレビをつけたら蟻のドキュメンタリーをやっていた。
今日もちよじ帰って来ず。
小川さんのツイートにより、The Androids of MuのLPが再発されていたことを知る。名盤だと思うけど、需要あるのかな。