2013年1月29日火曜日

みかん・森浦への道・黒いリズム・4匹の蠅

1/22

10:45起床、湿った雪がそぼ降るなか出勤。路面状態最悪。
静かな一日。岩住君、てるてさん、森君などご来店し救われる。
必要な仕込みを終え、夕方早退け。一旦帰宅して灯油を買いに行く。
小西さんから21分間連鎖行為芸術祭などのCD-Rが届く。
苦心して作成した工藤ディスコの一部を消去してしまい、目を血走らせながら作り直す。
ナツ帰宅、夕食。
メールやりとり。マクラウド、福田さん、関さんなど。

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1/23

10:20起床、即出て朝市経由で出勤。「うわっ、ものすごいカッコイイ曲が流れてる!...待てよ、これレコード持ってるな」と思ったら、五輪真弓の「少女」だった。
今日も非常に静かなので、昼過ぎにさくら野のレコード市を見に行ったが、来週に延期されていた。J&Bで見たチラシには「23日〜」と書いてあったと思うんだけど...。しょんぼりしてあゆみに寄ると、ホドロフスキーの自伝や、「ロバート・アルドリッチ大全」などの魅惑的な本が並んでいたが、ポンと買える懐具合でもないので今日は我慢して大人しく店に戻る。
夕方、ナツは火星の庭へ「おとのわ」関係の作業をしに出かける。
そろそろ追いつめられてきたので、ライヴの内容を詰める。
夜になって混み始める。田多さんご来店。
帰宅後、送らねばならないメールが途方もなくあるという事実に直面し、一つずつ地道に片付けてゆく。

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1/24

10:50起床、即出て朝市経由で出勤。
J&Bの前を通り際にレコード市のポスターを見てみたら、やはり23日〜と書いてあった。会場はPARCO。
今日も静か。礼子さんから新作「みかん」が届き、即座に店内で再生。
必要な仕込みを終え、15時過ぎに早退け。
PARCOレコード市に寄る。ZIGZAG EASTの0号を見つけて購入したが、SEIYUで夕食の買い物をして帰宅後、本棚をチェックしてみたら既に持っていたことが発覚。
ライヴの内容作りで悩みまくる。
白菜のクリーム煮を作る。
ナツ帰宅、夕食。
兄から電話、母の入院の事など。
メール連絡などして疲弊して寝る。

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1/25

10:40起床。予報に反して晴れており快適に出勤。
今日の昼は一転して忙しく有り難い。
店が落ち着いてから、アルジェントの本を読み進める。レア情報満載で興味は尽きないのだけど、この本はちょっと文章が変かもしれない。
メディアテークの音響ライブラリーで、前から気になっていた「韓国映画ビデオ文庫」のVHSを2本借りる。
夕方になり、また降り始める。
「ニーチェの馬」のように、茹でたじゃがいもを一個ずつ食べる。ムチャクチャ美味い。
18時頃、ナツはデモへ出かける。
森君ご来店、その前後に微妙に忙しくなる。
ナツ戻ったあと、里ちゃん、としお君ご来店。
閉店後、ナツとゴリラ食堂で夕食。生姜焼き定食。
雪が厳しく降るなか帰宅。
明日のリハに備え、足りない楽譜を準備し、メール連絡を片付ける。
今日借りたイ・マニ監督「森浦(サンポ)への道」を観る。もちろん初めて観る監督だが、非情なまでにワイルドながら、大らかな笑いをも含んだ深遠な叙事詩。演出も演技も撮影も荒削りで、そんなアラが見える部分こそが期せずして心に響く、素朴さの成果がある。これは他のタイトルも期待出来そうだ。

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1/26

10:30起床、また雪。
悪天候でダメかと思ったが、ムチャクチャ忙しい昼だった。
目が回るような状況のなか、「まとめてアバヨ」の再発盤が届く。落ち着いてから開けてみたら、ブックレットのフォントが綺麗な活字に直されていて不思議な感覚に陥る。夢っぽい。
岩住君とビリー君ご来店。
19時過ぎ、準備のため一旦帰宅。
大月さん迎えに来て火星へ。大森さん・瀬戸さんも交えてyumbo練習。藤野君から借りたオルガンを随所で試してみるが、単体だと面白い音なのにバンドで鳴らすとじゃま音になるか埋もれるかのどちらか、という現象に苛まれる。アレンジがぺったりしているせいだろうか。
0時前に終了、大月さんの車で先に帰宅。
さやさんからマジキックレアトラック集の件で電話。YSは入らないのか。
久々に「黒いリズム」を聴く。これ(編集盤)プカプカの最高傑作なのかもしれないな...。

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1/27

目覚ましを止めて悠々と二度寝してみたら、14時まで寝てしまった。
15時過ぎに大月さんが迎えに来て、生涯最後となる電子ピアノ積み込み作業を経てジャンクボックスへ。既にceroがリハを行なっており、あまりに景気良くバカテクな状態に圧倒されそうになりながら搬入。創一君来てチラシ預かる。
メンバー全員合流し、楽屋に行ってみたらyumbo全員でシラフさんを囲んでおり、コントみたいだった。
開場後、岩住君と本儀先生が来ていたのでレコーダーを託す。
今年最初のyumbo本番。「間違いの実」の間奏は苦肉の策だったがもしかしたら結果的にあれで凄く良かったかもしれない。ジャンクのスタッフはいつも本当に親切。
続いてcero。始まる前に喫煙所で藤野君に行き会い、目出度いニュースを聞く。
じゃがたらの入場SEを聴いて、「セロ」って「ヤラセロ」のセロだったのか...と気付く。
充分予想していた事だけど、cero(+あだちさんシラフさん)のエンターティナー振りは、ふだん我々が対バンする方々とはまたかなり違った次元にあり、yumboで絶食を強いられたお客さんの解放っぷりも凄かった。安堵の空気、というか...。それにしても曲の中で唐突に混ざり込んでくるユニゾンのメロディーがいちいちいいなあ。「My Lost City」のユニゾンはかなりの名作(名メロディー)ではないだろうか。
終了後、なぜか創一君に手伝わせつつ搬出。来週もあるしあゆ子も先に帰ってしまったので、今日は打ち上げずに散会することにする。
帰りにSEIYUに寄って買い物し、22時過ぎ帰宅。sekiピアノを元通りの場所に安置。
ダリオ・アルジェント監督「4匹の蠅」を観る。アルジェント本で触れられていたモリコーネのロックが楽しみだったが、「なるほどこれは...」という出来。でも今になってみれば、ディープ・パープルだと当たり前過ぎたかもしれない。ラストの高速度撮影は画面の暗さが(偶然と苦心の産物とはいえ)むしろ秀逸。
一身上の事情により「小さな穴」時代のアウトテイクを引っ張り出して聴き返す。

2013年1月22日火曜日

この世で一番キレイなもの・浮き雲・Beirut・ロイヤルテネンバウムズ・Clair-Obscur・汽車はふたたび故郷へ・息子・ベルフラワー・ペットセメタリー・アイアムオジー・青い塩・Last Piano Improvisation・サスペリア・カルダーサーカス・ゴーストワールド

1/6

10:15に家を出るつもりが10:45まで寝てしまった。幸い急ぎの仕事は無く冷静に出勤。
清水さんと志賀さん、本儀先生、濱田さん、藤野君ご来店。
閉店後、卓さん、森君ととしお君、若生さんらが遊びに来る。仙台の百貨店の発祥と変遷とその末路。
0時帰宅。泰郎さん千夏さん、秀丸君美華子さん、小熊さんから年賀状。
急に観たくなり、家にある筈の「息子」のVHSを探すが見当たらず。
諦めてテレビを観ていたら、早川義夫が出ていた。本物だ!

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1/7

工藤さんの再発盤が30枚ぐらい一気に発売される夢。僕の知らなかったレコードばかりで、冨田勲との共演作などもあり途方に暮れる。
15時まで寝てしまう。16時過ぎにナツとホルンへ。コーヒー飲む。ナツは作業があるので先に帰る。TSUTAYAに寄るが、散々迷って何も借りず、SEIYUで夕食の買い物をして帰宅。
白菜のクリーム煮を作る。
VHSを引き続き徹底捜索するが、やっぱり「息子」は見つからず。
ナツ帰宅、夕食。正月っぽい品数となる。
懐かしい「ポッケ界」の記録映像が出てきたので観てみたが、会期中の内輪のパーティーでの自分達のライヴ映像の長さにうんざりする。妊娠中の久美子さんの映像は激レア。
やはり「息子」を捜していて出てきたカウリスマキ「浮き雲」を観る。エンディング曲最高。

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1/8

10時前に起床、朝市経由で出勤。
岩住君ご来店。他県からご来店していたお客さんに観光案内してもらう。僕らにはこういう知識が全然無いので助かった。
珍しくナツが自主的に購入したBeirutのCDが届き、繰り返し聴く。
17時過ぎ早退け。TSUTAYA、ダイエーに寄って帰宅。
先日の工藤さんの夢で思うところあり、古いCD-Rを探索するが、目当てのものがなかなか見つからず。これはもう、カセットを探索するしかないのだろうか。
ナツ帰宅、夕食。
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を観る。ウェス・アンダーソンは初めて観た。奇抜な登場人物が次々に奇抜な行動を取るさまを面白可笑しく見せられ、確かに面白くなくはないのだけど、少々疲れた。目が。

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1/9

10:30起床。外は雪。道も凍っている。観念して朝市経由でゆっくり出勤。
今日は恐ろしく静かだろうなと覚悟していたが、開店後は晴れたようで普通に忙しく、有り難い一日だった。
義父、清水さん、志賀さん、武田さん夫妻、森君、里ちゃんなど。
武田さんは久しぶりだったのもあって感激した。
帰宅、今日届いたPig BagのLP「Pig Bag」を開封。救いようのない変なジャケだが内容は良い。
たまっていたメールの返事を1時までかけてすべて書く。とにかく心の重荷をちょっとでも軽くしていかねばならない。

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1/10

10:40起床。今日は晴れている。急ぎの仕事無くゆっくり出勤。
今日も意外に忙しい昼となるも、昼過ぎは静かだったので連続仕込みに精を出す。
夕方に早退け。肉のいとうで惣菜を買って帰宅。
思い切ってカセットを徹底探索し、目当てのブツを引き上げる。思わぬ拾い物もあり。ひと昔前の自分の行動に感心する。
大根を茹でる。
ナツ帰宅、夕食。
メールのやりとり進める。工藤冬里ディスコグラフィーを作り直す。

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1/11

10:50起床。諦めてゆっくり出勤。風強く、自転車に乗ってると息が出来ないほどだ。
若生さんご来店。
店が静かなので、螺旋海岸を見に行く。こうしてふらっと見に来られる幸せを味わえるのも、もうわずかだなあ。
ついでに寄った図書館で、目に入ったオジー・オズボーンの自伝「アイ・アム・オジー」をなぜか借りてしまい、店で読み耽る。
ナツがチンパンGで古着を買って来る。
岩住君がライヴのフライヤーを持って来る。
夕方ナツ早退け。
手持ちの工藤さんの作品の中で「BACK UP」だけが見つからない。しばらく家の中を探索。最近こういう事が多いな。
帰宅後、ナツ作の鍋で夕食。
Beirutの音源を編集。
工藤さんのディスコグラフィーの精査続行。手元の情報量が多過ぎて収拾がつかなくなりそうだが頑張る。

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1/12

10:40起床、朝市経由で出勤。
夕方までお客さんの切れ目なく、忙しい一日。
みのりさんと篠原さんが思いがけなくご来店。そもそもこの二人が友達だったことを知らなかったのだが、yumboのApple Storeのライヴにも二人で来ていたのだという。
マクラウドから「クモコクド」と「Clair-Obscur」が届く。"We May Be"が収録されているのが嬉しい。
20時頃早退け。
「BACK UP」を探している最中、諦めかけていた「息子」のVHSを発見。しかし「BACK UP」は見つからず。
たまっていたメールの返信を書く。
ナツ帰宅、夕食。
オタール・イオセリアーニ監督「汽車はふたたび故郷へ」を観る。セントラルで「ル・アーヴル」を観た時にトレイラーを観た憶えがあって気になっていた映画だけど、トレイラーから受けた印象とはかなり異なる内容だった。

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1/13

目覚まし鳴らず、10:30起床。まずいな...。
昼は静かだったので連続仕込みに精を出す。今年最初のレバーカレー。
野田さんが「螺旋海岸」を観に来たついでに寄って下さった。
オジー自伝を読み進める。本当にどうしようもない人生で、自分がなぜこれを読んでいるのか全く意味が分からないが、面白いことは否定できない。
本儀先生、大森さんご来店。
17時頃早退け、灯油を買いに行く。高いなあ。
偶然、台所の本棚の隙間に「BACK UP」を発見。記憶は間違いではなかった、この曲の冒頭で礼子さんが"We May Be"を歌っている。
ナツ帰宅。僕が帰ったあと、志賀さん御一行、創一君と相原君、みのりさんと篠原さんらが来てくれて、大変な忙しさだったらしい。
もちカレー。
満を辞して「息子」を観る。ああ、素晴らしい。
メールの返信を書く。

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1/14

一度9時に目が覚めたのに二度寝して13時まで寝てしまう。悔しい。外は積雪。
藤野君がキーボードを届けてくれる。ブラザーのオート・エミリオンという電子オルガン。エレクトーン的なムードに酔いしれる。
エヴァン・グローデル監督「ベルフラワー」を観る。深夜の1時とか2時に偶然テレビで放映されていたら楽しいであろうC級映画として観れば面白いと思う。
15時過ぎ、雪のなか自転車で出るも、とても走れる状態ではなく、徒歩で朝市へ行くが、いたがきのシャッターが閉まっているのを見て「ああっ!祝日か!」と気付く。駅前からバスで移動し生協、サトー商会で買い物。裸参りの列とすれ違いながらホルンに辿り着き仕込みを始める。ナツも来てパンの仕込みし、その後ナツは用事で火星へ行く。
19時作業終了、徒歩で帰宅。泥のように疲労。
メールやりとり、CD-R整理など。
22時過ぎナツ帰宅、夕食。
メール書きに時間を費やす。

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1/15

10:40起床。ナツ先に徒歩で出勤。急ぎの作業は無いので11時過ぎにゆっくり出る。予想通り、通勤路のほとんどはツルツルに凍結しているか雪がデコボコに固まっていて、まともに自転車で走れない。
開店後、展示を終えた志賀さんご来店。もうあの写真群が片付けられてしまうのかと思うと淋しい気がする。
オジー自伝読み進める。ランディ・ローズの死。
18時過ぎ早退け。TSUTAYAに寄る。
帰宅後、「Copper」「Heaven Tapes」「Clair-obscur」など聴く。
ナツ帰宅、夕食。
「ペット・セメタリー」を観る。20年振りぐらいだろうか。後半からエンディングにかけてのしつこさが懐かしかった。
寝る前にiPodでBlack Sabbathを聴く。

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1/16

9時起床、珍しく早起き出来たのでゆっくり朝風呂。10:20頃朝市経由で出勤。路面は依然として凍結+凸凹だが昨日よりはマシ。
志賀さん、森君、久美子さんとめぐたんご来店。久美子さんにリハの件など確認。
オジー自伝読了。
19時過ぎナツ早退け。
スパムフォルダに埋もれていた、工藤さんの長大なメールを発見し読み耽る。
過酷な路面に四苦八苦して帰宅。
意識が集中出来ず、メールの返信など思うように書けず。
庄司君から電話。
就寝後、猫二匹が布団に乗っておりほとんど眠れず。

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1/17

11:10起床、ゆっくり出勤。
今日はかなり静か。15時過ぎに早退けして駅前で散髪。ダイエーで買い物して帰宅。
今日届いたすきすきスウィッチのCD(WAX版)を聴く。むかし「えび蔵」で見かけたのに買わなかったのを、ずっと悔やんでいたCDである。
麻婆豆腐を作る。ナツ帰宅し夕食。
工藤さんのディスコグラフィー作成作業大詰め。ほぼ完璧に近いと思うのだがどうだろう...。
イ・ヒョンスン監督「青い塩」を観る。ところどころ、目のやり場に困るような演出があるものの、枯れたヤクザを演じるソン・ガンホを観るのはなかなか楽しい。

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1/18

11:00起床。ナツに先に行ってもらい、ゆっくり出勤。
路面は相変わらず厳しい。片平が一番酷い。
相原君ご来店。正月の萬寿山の話など。
両替、買い物などで出かけたら外は雪。
図書館で「ダリオ・アルジェント 恐怖の幾何学」を借りる。全盛期の代表作しか観ていないので面白い。
18時、ナツは極寒のなかデモへ。
藤野君ご来店。
里ちゃんと共にナツ戻る。今日の参加者は60人だったという。
ものすごい睡魔に襲われ、実際に寝る。
閉店、夕食後先に帰宅。TSUTAYAに寄るが何も借りず。
メールの返信を少し書く。

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1/19

10時過ぎ、ハチクマに起こされる。朝市経由で出勤。午前中に陽が照ったせいか多少は走りやすくなった。しかし、寒い。
アルジェントの本を読み進める。
夜、森君ととしお君、創一君ご来店。創一君と閉店まで話し込む。SF映画、黒沢清、オジー、工藤さんの事など。
ナツはポンコレラの作業があるというので先に帰宅し夕食。
炬燵で寝る。
1時前ナツ帰宅。

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1/20

10時過ぎ起床、即出勤。
田多さんから原マスミのポストカードを頂戴する。先日出てきたカセットの話など。
閉店後、森君ととしお君、若生さん、里ちゃん集まりポンコレラ稽古。
ネットカフェで来月のライヴのフライヤーを作成する。
帰宅後、カセット探索。「Last Piano Improvisation」がようやく出てきたので聴き返す。
22時過ぎナツ帰宅。疲れて、すぐに炬燵で寝てしまう。
「サスペリア」を観る。子どもの頃にテレビで観たきりだったので全くストーリーを忘れていた。それにしても音響がとても良く出来ている。
ナツが相澤君に教えてもらった「カルダーサーカス」の映像を観る。何もかもが最高。

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1/21

14時起床。
15時過ぎ、中央警察署へ、いまさら免許の住所変更をしに行く。全く完全に気付いていなかったが、期限切れを指摘される。ついこの前藤野君の話を聞いたばかりだったので、いささかショックが大きい。とは言え、やはり住所変更をしないままにしていた自分が悪いので、来週にでも早起きして免許センターに行かなければ...。
朝市で買い物をしてホルンへ。少し片付けなどする。ちょうど郵便屋さんが来てPigbagの12"を受け取る。
TSUTAYAに寄って帰宅。ナツは入れ違いでホルンへ行っていた。
母から電話。最近の病状の事など。
「Papa's Got a Brand New Pigbag」12"を聴く。断然、7"よりも内容が良く静かな高揚をおぼえる。そしてB面曲が違うことも知らなかった。
テリー・ツワイゴフ監督「ゴーストワールド」を観る。「クラム」の監督の劇映画ということで、公開当時に気にはなっていたものの、すっかり忘れていた。パッケージを観て「ああ、これも奇抜な人たちを総動員したような、奇妙で面白おかしい映画なのかな」と危惧したが、ある意味ではその通りなんだけど、この映画の場合は「ナポレオン・ダイナマイト」と同じでキャスティングで成功していると思う。取り敢えずソーラ・バーチやスティーヴ・ブシェミを観ていれば、それほど問題は感じない。それより、オープニングで引用しているダンスの映像をずっと前に相馬さんがダビングしてくれたのを思い出した。
すきすきスウィッチを聴きつつ、日記まとめ作業。
23時過ぎナツ帰宅、夕食。稽古の様子を聞き、可哀想になってきたので次回は僕も同席することにする。

2013年1月6日日曜日

ビルマの竪琴・きっとここが帰る場所・アバウトシュミット・パリ、夜は眠らない・ラモールの唄

1/1

8:30に腹痛で目が覚めたが、そのまま寝てしまい、結局昨日よりも遅い15:30にようやく起床。
あゆ子から年賀状。
軽く風邪っぽいこともあり、見事に、ほぼ何もしない一日。もらったメールに返信もしなかった。明日からリハビリしないと。

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1/2

首尾よく9:30に起床できた。ナツは山形の長家へ出かける。僕も10時過ぎに出てホルンへ。自宅用のご飯を炊き、片付けなどする。岩住君から年賀状。
TSUTAYAに寄るが借りるものなし。ジェー&ビーに寄ってLP用外袋と丸底を購入。SEIYUで食材など買い込み帰宅。
昼食後、洗濯物を干し、洗い物を片付ける。
震災の時にほとんど棚から床に落ちたあと、順番も向きもいいかげんに戻してあったのがずっと気にかかっていたが、一念発起してすべてのLPをABC順に並べ直す。軽い気持ちで始めたが超面倒臭い作業であることが発覚。しかし、大して枚数は無いのに「えっ!こんなの持ってたっけ?」なんていうものが出てきたり、持っていないと思い込んでいてこのところ探していたレコードが出てきて「持ってたんじゃん」とビックリさせられたりして面白い。レコード熱が再燃し、整理しているうちに「これは後で聴こう」と分けた山がうず高くなっていく。そして実際に、それらを聴くことに数時間を費やす。
夜、レンコンのスープ、ぶり大根を作る。ナツ帰宅し夕食。長家で聞いたという臨死体験の話をたいへん興味深く聞く。
藤野コレクションより「ビルマの竪琴」を観る。荒野系として奥深い感動を残す。北林谷栄の怪演が嬉しい。あと、最後のショットは衝撃。

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1/3

16時起床。連休は体に悪いような気がしてくる。
立石君からお誘いメールあり、相原君も一緒だというので、ちょうどメールが来た創一君を誘ってみる。
すっかり暗くなってから出て、ホルンで仕込み。ナツ合流し、それぞれ作業。
20時頃、創一君、相原君、立石君来て、4人で萬寿山へ。
正月仕様ということなのか、テーブルにみかんの山(ほとんど相原君が食った)。やけに屈折した映画の話でひとしきり盛り上がる。名古屋の知られざる面、地方におけるごくごく一部のミステリアスな流れについての話などを陰湿に展開。ジョンのサンの学祭での受け入れられ具合の話は面白かったなあ。
23時頃お開きとなり、皆と別れてからホルンで少し片付けなどして、TSUTAYAに寄って0時前に帰宅。
パオロ・ソレンティーノ監督「きっと ここが帰る場所」を観る。前に予告篇を観て気になっていた映画だが、ショーン・ペンの至芸のような存在感以外には特に見るべきところのないような作品だった。フランシス・マクドーマンドとかハリー・ディーン・スタントンなどの名優が、実にもったいない使われ方。

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1/4

10時過ぎ起床、即出勤。
昨年の初日と同じく穏やかな一日。春名さん、細谷さんから年賀状。細谷さんの書き文字のフォントが欲しい、と思う。田口さんからCD-Rや冊子やバッヂなどがセットになったミニコミのサンプルが届く。
清水さんと北野君、大森さん、としお君、若生さんらご来店。
19時頃早退け、一旦帰宅して灯油を買いに行く。ゑでぃさんとまぁこんさんより年賀状。
今日届いた、メキシコ盤"English Settlement"を聴きながら風呂掃除。金を払ったのは去年末だけど、一応これが2013年最初のレコードということになるのか。
ナツ帰宅、夕食。
アレクサンダー・ペイン監督「アバウト・シュミット」を観る。昨日立石君に薦められた監督だが、立石君一押しの「サイドウェイ」は、TSUTAYAで手に取ったものの、あらすじを読んだら言い様のない不安感に襲われ、念の為ワンクッション置いたほうがいいかも、と考えてこれを借りてみた。ジャコ=ヴァン・ドルマルを思わせる前半の、テンポよく情報を畳み掛けてくる感じが心地よかったが、ジャック・ニコルソンが旅に出てからは泥の中を泳ぐようだ。それでいて情報は多い。それが嫌かと言われるとそういうわけでもなく、クライマックスの結婚式の場面で一気に集中力を取り戻させる感じは上手いなと思う。

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1/5

10時過ぎ起床、朝市経由で即出勤。某店でカリフラワーに異常な高値が付いており閉口する。
今日は夜まで、ほぼお客さんの切れ目なく、慌ただしい一日となった。甲斐さん、田多さん、お義母さん、細谷さん、純子さんと薄田さんらご来店。
静かになった頃合いに図書館、ライブラリーへ。「バルタザールどこへ行く」のVHSが置いてあった気がしていたが、見当たらず。
先日落札した「パリ、夜は眠らない。」と、豊田道倫さんの新譜「幻の水族館」が届く。
ナツ共々疲れ果て、店で夕食後帰宅。
「パリ、夜は眠らない。」を観る。ずっと観たいと思っていたドキュメンタリーなので感慨もひとしお。かなり好みの画調で'87年のニューヨークを活写している。ちょっとせわしなく情報が詰め込まれている感はあるけど、それも愛嬌と思えるし、何よりダラダラしていないのがいい。登場する一人一人が愛おしい。本篇終了後のビデオの宣伝が「地獄の警備員」と「ドレミファ娘」だったので、かなりのお得感。
ナツの夢の話を聞き笑う。現実とさほど変わらない夢を見るのはちょっと悲しいけどオカシイ。
田口さんのミックスCD-R「2012年 今年のレコード」を聴きながら日記のまとめ作業。森繁久彌の「ラモールの唄」は秀逸。言うなれば、これはレコード界の幽霊のような歌だ。