2013年6月10日月曜日

アリラン・日常・福袋・すべての些細な事柄・暗殺の森・極楽特急・アデューフィリピーナ・ニノチカ・デスレース2000年

3/14



YMO とBill Wellsの夢。YMOのコピーバンドをやるからと誘われ、シンセサイザー持参で合宿に行くという内容だった。嫌々参加しているが、ギャラがいいので適当 にやって引き上げようと考えている。しかしいざライヴ当日になって会場入りすると、そこは途方もなくバカでかく華美な大ホールで、YMOへのトリビュート イベントだということだが、実はトリに本物のYMOが出演するという観客へのサプライズが用意されているのだという。YMOが別の楽屋に居るというのでソ ワソワしていたら、ビルがひょっこり現れて、ペットボトルのキャップとか、何かの小さな部品のようなものを「これ珍しいだろ。興味あるだろ。」などと話し てくる。そのうち、泊まっている近くのホテルから荷物を運びたいから手伝って欲しいと頼まれ、ライヴの事も忘れてついて行くと、札幌の地下街のような所を 2人で歩いている。ホテルは地下街の中にあるのだという。ビルはどうも早足だな...と思っていたが、いつの間にか全力疾走している。仕方なく僕も全力疾 走でビルを追いかけていくと、突然夢がビルの目線になる。ビルは電話ボックスみたいなガラスの箱の中に閉じこもっていて、その周囲を大勢の外国人がゾンビ のように取り囲んで、物凄い形相で何事か喚いたり、ガラスを殴ったりする。彼らの騒ぎがピークに達したところで、突然場所が変わり、ビルが泥沼の中に突っ 伏して倒れている。中国の僧侶のような恰好をしている。彼はすっかり弱っており、かろうじて泥に浸かった指先だけがピクピクと震えている。その手のひらか ら、小さなプラスチック製品がポロポロと泥水の中へ落ちていく。そこから更に場面が変わって、瓦葺きの小屋の前の水田で農作業をしている女の姿。彼女はビ ルの妻らしい。近寄ってみると、田植えしているように見えたが、水田の表面から様々な形のプラスチック製品(ペットボトルのキャップや鉛筆のキャップな ど)が顔を出している。


なんともいえない気分で10時過ぎ起床。朝市経由で出勤。朝市で健一さんに行き会う。
今日は驚くほど静か。気分転換にマゼランへ行き、志賀さんの写真展「ブラインドデート」第一弾を見る。どの写真も夢のように艶かしく、心を捕らえられる。これは早く写真集が欲しい...。「ミツバチのささやき」「霧の中の風景」のパンフを購入し戻る。
ワイルダーの評伝、ドナルド・フェイゲンのCDVが届く。
20時頃先に帰ることにする。買い物して帰宅。メール返信書く。
兄から電話。母の状況聞く。兄と予定を合わせ、来月見舞いに行くことにする。
豚キムチともやしの炒め物作る。
ナツ帰宅、夕食。
キム・ギドク「アリラン」を観る。その執念もさることながら、そことは無関係ににじみ出てしまう相変わらず奇矯な芸術性とのバランス(アンバランス)がまぶしい。なおかつ、全体を覆い尽くさんばかりの惨めさが嫌でも意識させられて何ともいえない気分になる。


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3/15



11時起床。CTK-631が届いていた。でかいけどハチクマよりも軽い。面倒臭いので取り敢えず梱包は解かずに出勤。

また昨日みたいに静かなんじゃないかと恐れていたがそうでもなく有り難く働く。

飯島さんご来店、明日帰るという。
純子さんご来店。

ワイルダー評伝読む。文章がスクリューボールコメディ調で、「ニノチカ」のメルヴィン・ダグラスみたいなキャラの著者を思い浮かべながら読むとかなり気分が出る。実際、この著者はかなり軽薄な人物ではないだろうか。こんな調子で、よくあのワイルダーに近づけたものだ。

閉店後、ナツは人形作業大詰めということで先に帰る。駅前のTSUTAYAに寄る。

帰宅してCTK-631の梱包を解き、ひととおり音を出してみる。ハーモニカをベンドさせながら弾くと無駄にアーバンな香りがして、しばらく遊ぶ。明後日のセット決めと練習を4時間ぐらいで一気に行なう。

関さんと土壇場のメールのやりとり。4時頃就寝。



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3/16



10時過ぎ起こされるが起きられず11時まで寝てしまう。

静かな土曜日だが仕込みや楽譜の転調などして地味に忙しい。

19時関さんと穂高さん到着、関さんの車で米ヶ袋へ機材取りに行く。
あゆ子も到着、皆で関さんの曲を練習、その間にポンコレラメンバーも続々集まる。ついでにyumbo trioもちょっとだけ打ち合わせ。予想通り全然時間が無いうえにやる気もそこそこで、自分自身に幻滅させられる。

再び関さんの車で前野家へ椅子を借りに行く。健一さんが手伝ってくれて助かった。

ホルンに戻りあゆ子の車に機材を積む。関さん達もあゆ子も帰り、ポンコレラ練習始まる。
先に帰宅。
僕もMIX-CDRを配ろうと思ったがiBookのCDドライブの調子が悪く焼けず諦める。

1:30頃ナツ帰宅。



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3/17



早めに起きて行くつもりが、結局起きられずナツに先に行ってもらい、ゆっくり朝風呂に入ってから出勤。

非常に静かな日曜日。
ワイルダー評伝読む。ニノチカの章、最高。

関さん、モモさん、穂高さん来る。16時閉店し、会場仕込み。
今回は出演者も合わせて30人近い人が店内に集まることになるので、ほとんどの物を廊下へ移動。かなりすっきりした。

ポンコレラ、yumbo trioリハ後、急いでドリンク準備。

開場、人口密度に身の危険を感じるも、慣れればそんなものだと思えるから不思議だ。ホルンに来るお客さんの特徴として、あんまりうるさくない、というのが功を奏しているのかもしれない。

最初にyumbo trio。少しは自分の曲を愛し直せるかと思ったけど、リハビリに毛の生えた程度のものだった。

次に穂高さん。前回と選曲があまり変わらないけど、とても堂々としていて、鋼のような信念を感じる。僕は自分やバンドが同じ事をやり続けるのは耐えられないけど、変わらないこと自体は決してダメな事ではないのだ。

休憩を経てポンコレラ。森君の声芸がマックスに振り切れている。ナツの人形に努力の跡が表れていて立派だと思う。

最後にsekiさん。例によって聴いたことのない曲が小気味よく繰り出されてきて聞き入る。何曲かナツやあゆ子も混じって一緒に演らせてもらったが、たぶん今までで一番お客として楽しんだライヴだったと思う。最後の穂高さんの「からたち」も見事だった。

ライヴは押し押しで進行して結局22:30近くに終了。お客さんも大変だったかもなあ。
関さんの車で椅子を返しに行き、あゆ子の車で機材を降ろしに行き、最後は現状復帰した店内で歓談している皆に混じって疲労して茫然とする。

皆が去ったあとナツと密やかにカレーを食って1:30帰宅。

関さんから借りた「のぶえの海」を返し忘れていたことに気づき連絡。
たまっていたメール連絡を半分ぐらい書いたところで燃え尽きて死ぬ。



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3/18



13時起床、関さんのメールを見て電話し、14:30にホルンでCDを返すことにする。
その前に
ナツと「味の横綱」へ。寝起きにあの量はきつい。

朝市で買い物してホルンへ。仕込み。
関さん来てCD返却。一行の出発を定禅寺通りで見送る。

「福袋」届き狂喜。中身をひとつひとつ眺めてひとしきり楽しんだ直後、金田一さんが来て木股さんのチラシ原案を置いていく。
仕込み終え、SEIYU経由で帰宅。
「LUCKY BAG TAPE」を聴く。こういうテープが封印を解かれたように鳴り響くのは本当に気持ちがいい。

メール返信書く。

ナツ帰宅。
ニコラ・フィリベール「すべての些細な事柄」を観る。なにげなく借りた映画だけど、オープニングのショットを観ただけで傑作だと分かってしまい、最後まで夢中で観た。恐らくこれがこの監督の最高傑作なのだろうとは思うけど、他の作品も観てみよう。

鶏肉とセロリとドライトマトのスパ作る。

ベルトリッチ「暗殺の森」を観る。「シェルタリング・スカイ」がどういう話だったか全然覚えていないため、この監督の映画を初めてちゃんと観たような気が する。「暗殺の森」はかなり面白かったけど、どうも他の映画はやっぱり苦手なんじゃないかという懸念がある。またちゃんと観たくなったら観よう。


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3/19



10時過ぎ起床し朝市経由で即出勤。
昼から天気崩れる。静か。
ワイルダー評伝読む。

16時頃早退け。メール返信をまとめて書く。
相変わらずPC調子悪くCD-R焼けず往生する。

ルビッチ「極楽特急」を観る。いまの気分になぜかものすごくフィットする。「観てさえいればいい」というタイプの映画。
続けてロジエ「アデュー・フィリピーナ」を観る。これは逆にあまりフィットしない。フランス語が耳に入って来ない。溌剌とした人物を観たいわけではないのだと思う。取り残された女の子が、崖を這い上がって来た男にナンパされるくだりは良かった。

ナツ帰宅、レンコンとショウガと豆腐のスープ作る。

衝動借りした「デスレース2000」を途中まで観るが、今観るとマジで気がおかしくなりそうなので止め、数年振りに「ニノチカ」を観て事なきを得る。


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3/20



あまりに忙しい一日だったせいか細かい事をほとんど憶えていない。仕込みに次ぐ仕込みに次ぐ仕込み。

小野君ご来店、津ヶ谷さんのCD-Rを貰う。
山路さんから京都の山わさびと「白い汽笛」のCDが届く。

20時頃先に帰る。
メール連絡、主にマクラウドのライヴの件をやりとりする。

ナツ帰宅、夕食。

「デス・レース2000年」を頑張って最後まで観る。

ハチクマが昨日から帰って来ず心配。


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