2012年10月29日月曜日

Gonwards・I Married Myself・サンタクロースをつかまえて・fledged・Peace・무키무키만만수・Live

10/23

11時頃起床。昨夜書いた楽譜を清書。
13時半、あゆ子に迎えに来てもらい機材を積んで出発。ホルンにプロジェクターを取りに寄ったら、ポストに"Gonwards"のボックスが入っていたので鞄に忍ばせておく。
14時過ぎHEAVEN入り。既に岸野さん、芦屋さん、スフィンクスさん、松前さん、Max Tundraさんが入っており、着々と準備が進む。手慣れたもので、何も手伝う事がない。
既に楽しいTundraさんのリハが終わって岸野さんたちのセッティングをしているところへスタッフの藤野君、若生さん到着。ヒゲの未亡人のリハを陶然と眺める。
16時メンバー集合、yumboのリハ。予想よりステージ密集する。
開場後、岸野さんより「場内BGMをカンタベリー系の何かに替えて欲しい」という指令あり。「たまたまですけど、鞄にPeter BlegvadとAndy Partridgeの新譜が入ってますよ」と言うと「それで行きましょう!」ということになる。家に帰ってから正座して聴くつもりでいたCDの音がHEAVENで解禁されてしまった。島さん、前野一家、森君としお君、純子さんと薄田さん、岩住君、戸田君ご夫妻、 睦子さんら錚々たる方々がご来場。
最初の松前さんソロのセッティング、こちら側に斜めに向けられたシンセが美しい。そして1曲目からとめどない夢の世界が広がり、心が小4ぐらいに戻って目がハートになってしまった。いつかEXPOのライヴも観たいなあ。
続いてyumbo本番。今回は瀬戸さんと大森さんを加えた8人編成。唄屋では実現できなかった編成なので気合いが入っていたが、気合い以前の問題で、スピーカーに深刻なアクシデントがあったということを後になって知る。本当なら全部やり直したいところだけどそうもいかない。
そして偉大なるヒゲの未亡人本番。全てがキラキラと輝いているステージを凝視しながら、かつてスターパインズで関さんと共に喜悦の涙を流した事や、避難した火星で創一君と出会い、岸野さんの話をした事などが走馬灯のように巡る。「I Married Myself」は感動と笑いで死にそうになる。
今日のラストはMax Tundra。マクラウドを多少シャキッとさせたような外見とキャラだが、繰り出す音楽は過剰なまでに屈託のないどポップだった。コード一つで心を掴む術を心得ている。
達人級の対バンに囲まれたものすごいイベントが終了。お客さんも楽しそうに帰って行って良かった良かった。目と鼻の先の萬寿山で打ち上げ。岸野さんの煙草に火をつけながら「これが人生のピークかもしれないなあ」などと思う。
帰宅したら2時だった。iPodで寝ながら"Gonwards"を聴こうと思っていたが、横になるなり疲れ果てて死ぬ。

**********

10/24

9:30起床し即出る。一旦ホルンへ行きDVDを持って出てTSUTAYAで返却、朝市で買い物して再びホルンへ、という面倒臭い事をする。
純子さんと薄田さんご来店。
ものすごく静かだな...と思って油断してマゼランで田島征彦の絵本やメカスのパンフを買い、高熊君と喋ったりして遊んでいたら、昼過ぎから忙しくなる。夕方以降は明日の不在に備えての連続仕込み。
「サンタクロースをつかまえて」のチラシにちよじ登場の報。
藤野君から電話あり、Sirafuさんとの連絡の件。
里ちゃんご来店。素敵な贈り物あり。
夜、ナツ早退け。
22時過ぎ帰宅して夕食。
3時頃床に就くが、興奮して眠れず。4:30ぐらいに観念してiPodで"Gonwards"を通して聴く。

**********

10/25

6時起床。眠ったのは正味2時間ぐらいだろうか。新幹線で「人間の約束」を聴いていたらいつの間にか眠っていて、夢の中で「ブレーメン」が流れる。11時前には新宿着。ユニオンへ直行するが、John Caleの新譜はまだ入ってきておらず、買うものなし。7インチの台紙をまとめ買いする。ユニオンを出て関さんと合流。ハイチへ行こうと言うが、「もう閉店してる筈だけど...」と行ってみたらやはり店が無くなっていたので、近くにたまたまあった「ボンベイ」で食事。ほんのり甘みのあるサグ・パニール。sekifuの「fledged」を100円で買う。999,900円借り。仕事の合間の時間が無いところを来てくれて感謝。煙草を吸ってポツポツと近況など話して別れる。何かを見落としている気がして再びユニオンへ。やはり買うものなし。ネットカフェで休憩後、西新宿VINYLへ。前に目をつけていたJohnny Japes and His Jesticlesのシングルを購入。これだけはネットで買うよりも安いし、状態も良い。新宿から大江戸線に乗り込んだら、駆け込み乗車をしようとした男性が盲人男性と激突しそうになりホームで派手に転倒。車内から見ていたが、モロに顔面を強打していたので「これはやばい!」と思ったが、やがて無言で起き上がり、静かに乗車して席に座った。シーンとする車内。
六本木へ移動。何年振りだろう。六本木ヒルズに掲示された、巨大なイーストウッドの広告にクラクラしつつTOHOへ。岩淵さん、向坪さん、麓さん、斉藤さんらと合流。
16:20より「サンタクロースをつかまえて」上映開始。再編集によってリズムも良くなり、非常に快適になった。何より整音が成功している。八木山教会の信者さんの「歌うことは3回祈ること」発言、おばさんの聖歌の暗唱、車内でのケーキのバウンド、麓さんの歌が流れるモンタージュなど、名場面も粒だっている。改めて観ると、この映画の中で僕だけが何だかネガティブな発言をしている。あのインタビューの直前まで、萬寿山で面白おかしくはしゃいでいたのに...。上映後、岩淵さん、麓さんと共に登壇させていただき、舞台挨拶と質疑応答。あまりに分不相応でガッチガチに緊張していたが、岩淵さんに話を振られるまま、調子に乗って出しゃばってしまったのではないかと反省する。会場外に芦田君が居り、「映画どうだった?」と訊いたら、チケットが売り切れていて入れなかったのだという。
一服してから、雑誌の取材のため新宿の東風へ移動。事務所にお邪魔するなり、大きな段ボールにギッシリ詰まった「演劇」のパンフが目に入り「うわーっ」と思うが、極力平静を装う。取材1本目は「ele-king」九龍ジョーさん、松村正人さんから取材を受ける。岩淵さんは終始謙虚で真面目に受け答えしていたが、僕は映画祭の緊張から解き放たれた事もあってか、萬寿山に居る時のようなモードに入ってしまい、「その場では楽しいけど多分記事としては使い物にならない」的な事ばかり喋ってしまった。
続いて「CDジャーナル」村尾泰郎さん、川上健太さんから取材を受ける。ここでもほぼ同じ事が繰り返されたが、1本目の反省を踏まえて、もっとしっかりしなくてはいけないと自覚していたので、多少はマシだったかもしれない。
終了後、岩淵さんと東風を辞して、近所で遊んでいた麓さん、芦田君、斉藤さんと合流。手近な中華屋で食事。疲れ切った岩淵さんと別れてジョナサンへ流れてコーヒー。ようやく完全にケの状態に戻ってホッとして、麓さんと楽しく交流。0:30まで話し込む。
皆と別れ、手配してもらったホテルへ。どさくさに紛れて向坪さんからいただいてしまった「演劇」パンフを少し読む。ロビーにPCがあったので、10分だけ使ってナツと連絡を取り合う。明日の仕込みの打ち合わせなど。

**********

10/26

疲れている筈なのになかなか寝付かれず、結局総合すると2時間ぐらいしか眠っていない気がする。
6時過ぎにチェックアウトして東京駅へ移動、新幹線で9:30ぐらいに仙台に戻る。朝市で買い物して出勤。
今月は決まって金曜が不調だったので油断していたが、今日はまさかの忙しさ。
昼過ぎに店が落ち着いてきて、ナツは「光に向かって咲け」を観に行く。
細谷さんご来店。밀양のDVDを受け取る。ビデオインタビューの話が出たので、ついに追い風が吹いてきた、などと話してみる。○○野郎Aチームで映像を観て気になっていた韓国の女子2人組について教えてもらう。バンド名は무키무키만만수。
森君ご来店。めでたい話。
ナツ戻るが、18時にはまたデモのため出かける。
名古屋や東京から来た方々がご来店。Ettと知り合いだという方が居た。
ナツ、里ちゃんと戻る。映画の話など。
帰宅後、藤野君がHEAVENに預けていたキーボードを届けてくれる。今度こそ、もう2度と運びたくない。
sekifu「fledged」を聴く。この素晴らしい楽曲集は、sekifuの魅力のほんの氷山の一角を切り取ったものに過ぎない。やはり、この度外れて規格外のバンドのマスターピースをプロデュースするのは困難なのだろうか。
向坪さんからどさくさに紛れていただいてしまったものPart 2、想田監督の「Peace」を観る。感動の嵐。ちょっとした事がひどく面白く見える。
YouTubeで무키무키만만수の動画を貪るように観る。ただの勢いや酔狂ではなく、Y Pantsなどにも通じるようなオブスキュアな感覚が備わっている。ネットでCDを探し、オーダーしてみる。

**********

10/27

予定より30分寝坊。
朝市経由で出勤。急いでダブル仕込み。
予想の5割増しの忙しさ。酷いミスを厨房内で連発し、精神状態悪化。
しかしながら、最大のミスをどうにかするためにナツから示唆されたことで生まれたエッグマサラのリニューアル版はめっけものだった。
多忙を乗り越え、夜、創一君、妙ちゃん、藤野君、ナツと歓談するという栄誉に与る。このメンツいいなあ。皆で旅行がしたい。
帰りにナツとMEALSに寄ってダブルエスプレッソ。東京でいかに自分が調子に乗っていたか、という事など話す。
帰宅後、12月の件でやりとり、「Peace」の特典映像を全て観る。ライムスター宇多丸さんの好感度アップ。
難しい人間関係の話。
2匹とも帰って来なくて心配していたが、3:30頃にちよじ帰宅。ハチクマは?

**********

10/28

今日も予定より30分寝坊。どうやら目覚ましのスヌーズ機能が解除されてしまっているらしい。起きたら炬燵の周りをハチクマがうろちょろしていた。
雲行きも怪しいし、今日こそ静かなんじゃないかと思っていたが、やはり5割増しの忙しさ。昼過ぎに久美子さんや南陀楼さんらがご来店。
徐々に静かな時間帯となり、外は本降りとなる。今日は買い物の用事が多く出たり入ったりする。本儀先生や田多さんらご来店。
カナダで大きな地震があったという報。藤本さんにtwitterで呼びかけてみる。
18時頃早退け。タワーに寄り、Randy Newmanの再発「ライヴ」と、ノーチェックだったAimee Mannの新譜 "Charmer"を購入。ポイントが一気にたまった。
Zoffでメガネのつるの調整をしてもらい、ジュンクでナツに頼まれたいましろたかし「原発幻魔大戦 首相官邸前デモ編」を購入。SEIYUで夕食の買い物をして帰宅。
藤本さんからレスあり、地震は西海岸だったので家は全く揺れなかったとのこと。
レンコンのスープ、焼きがんも、かぼちゃの煮付けなど作る。ナツ帰宅し夕食。
Aimee Mannは前々作ぐらいから作風が膠着してきている気がするが、今回はなかなかいい曲があるし、この声はやっぱり強いと思う。
Randy Newman「ライヴ」は、分かってはいたけどとんでもない名作。
日記をまとめる作業をしていたら急激に眠くなり、1時ぐらいまで睡眠。起きてから「グエムル」DVDの特典映像を観たりして、再び日記の作業。

2012年10月23日火曜日

○○野郎Aチーム・牛の鈴音・人間の秘密・yumbo練習・黒く濁る村・受取人不明

10/18

9:40に叩き起こされ、9:50出勤。このタイミングはなかなかいい。
今日は森君、本儀先生、純子さん、久美子さん、佐藤ゆかさん...など、友人知人率が高かった。
アレンジ作業の時間が欲しいということで、必要な仕込みを終えて16時過ぎ早退け。
細かいメールのやりとりなどしつつ、6時間かけて2曲のアレンジを書く。中途半端な残り3曲の仕上げや清書は明日・明後日に持ち越し。
ナツ帰宅して食事。いつもより早めに寝てみる。

**********

10/19

10時頃起床、即出勤。なぜか土曜日だと思い込んでいて、朝市で肉を買い過ぎた。
かなり寒くなってきたせいもあり、静かな金曜日。仕込みが忙しい日ではあった。
Randy Newmanの"Faust"の日本盤、XTC "A School Guide to XTC"、Monstranceのアルバムなど届く。取り敢えず"Faust"だけは店で聴き、感動にうち震える。
ナツが新作の馬プラ作成。
今日は18時で閉店し、ナツはデモへ、僕はバスでチフリグリへ。
3c123さんは会うなり、「今日は月並みな事しかしませんから」と言う。
exART_NEのイベントを観る。最初はSotaro Okamotoさんの映像「輪郭なきに沿う」の上映+長尾朋子さんのダンス。長尾さんって何処かで見たことあるなあ...と思ってダンスを凝視していたら、たまにホルンに来てくれる人だ!と思い出した。後で話したら、長尾さんも「ホルンの人が居る」と思っていたらしい。
続いて、○○野郎Aチームによる実演。同じ位置に椅子が並べられているので呑気に座っていたが、細谷さんがプロジェクターを真後ろの壁に投射するので見づらく、席を立って移動。いきなり韓国の若い女子二人組の楽しげな演奏が披露され、面白いなあと思って観ていたら、様々な街の抗議活動やセブンとダダの戦いなどの映像が続く。途中、細谷さんの変なアジテーション。傍らではドヨンさんと3c123さんが黒い網のようなものをほぐしており、それはいずれ客席を含むギャラリー全体を包囲できるほどの巨大さであることが明らかになる。ギャラリーの外では中西レモンさんが三線を弾きながら祝詞みたいな歌を歌っている。いつの間にか、網で包まれた会場内にはばかでかい透明なミミズみたいなもの(ポリで出来ているようだ)がグングン膨らんで伸びている。中で座っている人たちが少々気の毒になってくるが、案外あれはあれで楽しいのかもしれない。最終的にはビニールシートの上にどっかと座ったドヨンさんの全身を3c123さんが剃毛。ドヨンさんもお返しに3c123さんの眉を剃ろうとするがあまり剃れず。
いいものを観た...とほくそ笑みつつ帰りのバスに乗り込む。車内では進路を巡って母親と娘が親子喧嘩している。ホルンへ戻りナツと合流。夕食。23時前に帰宅する。
途中までだった残り3曲のアレンジを2時間ほどで書く。買ったCDを聴く時間が全然無い。

**********

10/20

10時頃ハチクマの鋭い爪で叩き起こされる。朝市経由で出勤。
お昼に野田さんがご来店し驚いた。Rensaの七尾さんを観に来たのだという。だぶって持っているという「人間の秘密」を売ってもらい喜ぶ。
楽譜の清書を店で書こうと思い、静かになった頃合いに一旦帰宅。須貝さんが来ているというので急いで戻る。バタバタしていてあまりお話できなかった。Michael Pisaro/Taku SugimotoのCDをいただく。
夕方に野田さん再来店。お昼は忙しく全然話せなかったが、もう静かになっていたのでしばらく音楽談義に付き合ってもらう。
本儀先生ご来店。ここぞとばかりに"Sunken Condos"をかける。
19時過ぎ、ナツはエルパへトリキングを観に行く。いいなあ。
創一君ご来店。23日の事、○○野郎Aチームの事など話す。
閉店時間にナツ戻る。店内で腰を据えて楽譜の清書。
23時前に帰宅。家でも楽譜の清書と転調。
作業が終わったのは1時頃だったので、比較的短いイ・チュンニョル監督「牛の鈴音」を観る。観ている間、観ていていいものなのかどうか分からなくなってくるようなところがある。それは多分、この監督の不可解な演出法によるところが大きいと思う。
寝る前に「人間の秘密」を聴く。「アイス!アイス!アイス!」「ブレーメン」「教室」「千年にひとり」「月化」...どれも馴染み深い曲だが、どれも新鮮に脈打っている。ソロで録音された「血と皿」が本当に、あり得ないぐらい素晴らしい。

**********

10/21

10:30起床し即出勤。
野田さんに教えてもらって来たというお客さんがご来店。絶対に前に何処かで会ったことがある...と思ったが、どうしても思い出せない。
夕方、大森さん、清水さん、金田一さんらがご来店。
17時過ぎ、一旦帰宅してキーボード周りを片付ける。
18:30に相原さんと創一君が来てキーボード、その他の機材を車に積む。HEAVENにキーボードを降ろして火星へ。皆と合流しyumbo練習開始。今回は瀬戸さんと大森さんのダブルフルートがようやく実現ということで、全曲フルートをアレンジしたので、やり慣れた曲も慎重に練習し直す必要がある。そしてピアノを使わずに大月さんのギターをフィーチャーするという裏テーマもあるので、今回はポイントが見え易くていいなと思う。23時過ぎ終了。
あゆ子に送ってもらい帰宅して夕食。テレビで久しぶりに小室哲哉を見る。

**********

10/22

9時か10時ぐらいにナツがお母さんに電話している声で一度目が覚めたが、再び眠り続けて、結局14時ぐらいまで寝てしまう。
SEIYUへ食料を買いに行く。 
TSUTAYAの返却が迫っているカン・ウソク監督「黒く濁る村」を観る。実はそれほど期待していなかったけど、「シルミド」の3倍は面白かった。「グリーンフィッシュ」でも「宮迫みたいだなあ」と思ったチョン・ジェヨンの怪演も良かったけど、何と言ってもホ・ジュノの超能力みたいな演技、ないしはあのユ氏というキャラクターのアイディアが好きだ。
ナツの一念発起により部屋を片付けて炬燵を出す。さっそくハチクマが、まだ電気もつけていない炬燵に突っ込んで行く。
ナツは店のゴミ出しなどをしに行く。
明日のライヴ関連や、映画祭関連のメールのやりとりなど。
「地獄の歌」のアウトロを書こうとするがなかなかうまく行かず。
ナツ帰宅。夕食にラーメンを作る。
キム・ギドク監督「受取人不明」を観る。先日観た「サマリア」も面白かったけど、こちらの方が映画的なアイディアが各シーンに粒立って凝縮されていて、物凄く暗い話なのに不思議と爽やかな感動がある。全登場人物の心理的な演出も極限まで複雑化されていて、ある種の曲芸の域に達していると思う。
寝る前にどうにか「地獄の歌」のアウトロを書き上げる。

2012年10月18日木曜日

シルミド・自殺サークル・俺はロッキンローラー・Sunken Condos

10/15

9時台に一度目が覚めたが、二度寝して13時台まで寝てしまった。
メールの返信などしてゆっくり過ごす。
夕方、ナツと出かけて久々にらーめん竹で食事。カツ丼大盛りを堪能。
ホルンで少し仕込みなどして、19:30ナツとSENDAI座へ。若生さんセレクトによる「モスラ」を観る。全体的に面白いと思ったけど、実はフランキー堺がネズミを捕まえるシーンが一番面白かった、と言ったら特撮ファンの人は怒るだろうか。
途中から佐藤正実さんが現れて、中華まんとか焼きそばなどを頂く。終了後、皆でモスラ談義。
ナツは店でもう少し作業があるというので先に帰宅。洗い物、遅い夕食の準備など。
ナツ帰宅。不在の時に届いていたデュークスのLP "Psonic Psunspot"を持ち帰ってもらう。これもようやく買い直せた1枚。
カン・ウソク監督「シルミド」を観る。あまりにも悲しい話で、このストーリーにはソル・ギョングのあの悲しそうな顔以外あり得ないと思う。

**********

10/16

またしても、9時台に目が覚めたが、二度寝して10:10起床。朝市経由で出勤。
やはり火曜日は忙しくなることが多い。時々、静かな火曜日があると途端に心配になるほどだ。
先日激安で落札した「グエムル」のDVDが届く。
睦子さんご来店。
ルピシアに紅茶を買いに行ったら、瀬戸さんが居て接客してもらう。
必要な仕込みを終え、16時過ぎに早退けする。タワーに直行し、Donald Fagenの新譜を購入。駅前のTSUTAYAにも寄り、SEIYUで夕飯の買い物をして18時頃帰宅。
矢も盾もたまらず"Sunken Condos"を聴く。1曲目"Slinky Thing"の、音はもちろん、歌詞に仰天する。なぜ、これが自分には書けないのだろうか、と阿呆のような事を思う。ライナーには「ストイックに無駄を削ぎ落とした」作品、というような事が書かれているが、むしろ相変わらずの情報量の豊かさに圧倒された。豊作と言っても過言ではない。楽器構成も面白いし、参考になるなあ...。"Morph the Cat"なんかもまた聴き直してみよう。
ナツ帰宅し、仕込んでおいたお好み焼きを焼く。美味い。
数年振りに「自殺サークル」を観る。前に観たのは、暇を持て余した深夜のネットカフェだった。その頃は園子温は1本も観たことがなくて、観終わってから「この監督の映画はもう観ないだろうな」と思ったのを憶えている。もしも園子温が「冷たい熱帯魚」や「恋の罪」や「ヒミズ」を撮らなかったら、これを観直すこともなかっただろう。
寝ながら歌詞カードを参照しつつ"Sunken Condos"をもう一度通して聴く。

**********

10/17

今日も10時台に叩き起こされる。まあそんなに急ぎの朝ではないので慌てることもないんだけど、起きてから出勤までに余裕が無さ過ぎるのは辛い。しかも首を寝違えたみたいで痛い。
朝市経由で出勤し淡々と準備。
ようやく「俺はロッキンローラー」読了。2008年版あとがきがあまりにもサイケデリック過ぎる。
16時過ぎ、ナツは玩具研究会のため若生さん宅へ出かける。
夜、皆木さんが友人たちとご来店。
20時過ぎナツ戻る。閉店後、ゴリラ食堂で夕食、コーヒー。久美子さん来てナツと飲むということで、もどし過ぎたひじきを貰って先に帰る。雨が少し強くなっていた。
すべてのDonald FagenのスタジオトラックをiTunesに突っ込んでFagen祭り開催。Steve Khanとのデュオ"Reflections"もアナログから落とすため久々に聴いた。どう考えてもこんな事をしてる場合じゃないんだけど。
ナツ帰宅。今日はいつもより1時間早く寝る目標を立てているので、映画は観ないことにする。

2012年10月15日月曜日

밀양

10/12

またもやギリギリに叩き起こされる。砂浜を楽しげに散歩する素敵な夢を見たが全て忘れてしまった。
今日はややテンションの低い日だったので、ゆっくりと「俺はロッキンローラー」を読み進める。読めば読むほど困惑させられる本だが、最後まで読むと何か凄くいい事がありそうな気持ちにもさせられる。
夜、ナツは恒例のデモへ。20時前に久美子さんとめぐたんを連れて戻ってくる。
밀양の練習のため、ちょっと先に抜けて火星へ。古川さん、貝羽さん、芦田君、皆木さんが集まり、全曲をおさらいする。やはり4人揃うと音にふくらみが出るし、それぞれに技というかアイディアがあって豊かな感じになる。即興チームのへもさんが見学に登場。22時過ぎ古川さんが先に帰り、へもさんも帰ったあと、4曲ほど練習を重ねて散会となる。
0時過ぎ帰宅。練習の録音や動画などを編集。メールを連発。

**********

10/13

また10:30に起こされる。パターン化している。まずいなあ。朝市経由で出勤。
途中、あゆみに寄って「Pen+ 大人のための藤子・F・不二雄」を購入。
岩住親子、みかささんらご来店。
14時過ぎ、藤野君に迎えに来てもらい、へもさんと同乗してジャンクボックスへ。皆木さん、貝羽さん、古川さん、佐藤ゆかさん、芦田君、大森さん、鰹谷さん、井上さんらと合流してリハ。
リハを終えてホールに降りたら、細谷さんと金田一さんとパク・ドヨンさんが観ていた。
本番までに須貝さん、純子さんも到着して全員揃う。
楽屋でドヨンさんにお願いして、「木とわたし」の韓国語をチェックしてもらう。発音だけではなく、不自然な言い回しになっていたセンテンスなども直していただき、よりネイティブな言葉に近づけることが出来た。
開演後、ヨーグルトきの子を観る。新メンバーを加えた編成。jugzの小西さんに皆木さんのヴォーカルを聴かせてみたいなと思う。肉厚な過剰さに微細な情報を数多く含んでいる。古川さんは밀양ではギター初心者だけど、バンドでは僕なんかよりもずっと上手にベースを弾いていた。
続いて밀양本番。須貝さんと井上さんの活躍に煽られ、即興組のエネルギーが充満して素晴らしい。僕の歌や声は蹂躙されて潰されてしまったかもしれないけど、演奏中は温泉に入っているような気持ちいい感覚と、サーフィンしてるような(したことないけど)スリリングな感覚が同時にやって来て、始終楽しかった。
続いて、大月さんから噂を聞いていたumiuma。밀양の後だけに、お客さんがパーッと解放される感じでとても良かったと思う。このバンドもヴォーカルが凄くいい。
貝羽さんのソロ「mu」も観ることができた。歌詞の情報と音の情報のバランスがとても面白い。ちゃんと身体で音楽を作っている。
楽屋では主に映画談義など。へもさん、純子さん、大森さん、鰹谷さん、芦田君、細谷さん、ドヨンさん、3c123さんというような顔ぶれが異常過ぎる。
仕事終わりの藤野君に迎えに来てもらい、へもさん、芦田君と同乗してホルンに送ってもらう。
ナツと店で食事して帰宅。今日の録音を聴き返し、自分の歌のヘタさに閉口。さかなを聴いて矜持を正す。

**********

10/14

二度寝したが奇跡的に出勤予定時間前にムクッと起き上がる。
向井さんからメール。この懸案事項が魚の小骨のように心に引っかかって、もう一ヶ月ぐらいになる。
サトー商会、生協で買い物して出勤。休む間もなく忙しい日。「俺はロッキンローラー」読了出来ず。
芦田君来る。フリスビー持参。
あゆ子来る。今日は石川さんの葬儀。タイミングが合えば밀양を観に来るという。
16時頃藤野君に迎えに来てもらい、芦田君とチフリグリへ。既に大勢メンバーが集まっている。
紛糾するかと予想していたリハは、拍子抜けするほど整然と、恙無く行なわれた。スペース的にも全く問題なし。これなら25人体制でも演奏できる。
藤野君、芦田君と近くのくるまやで食事。台湾ラーメン。デトックス効果。
チフリグリに戻る。お客さんで塚本さん、小野君、濱田さん、城田君、みきこさん、睦子さん、田多さんらが来ており、こちらも錚々たるメンツ。あゆ子も間に合った。「歌う?」と訊いたら断られた。
今日は大森さんが誕生日ということで、各自にサプライズを周知。
19:30からマヤさんを観る。オリジナルももちろんいいけど、「鉱夫の祈り」を今のタイミングで演ってくれたのは流石だった。それにしても凄い声だなあ。
続いて밀양本番。今日はナツ、瀬戸さん、創一君も加わって17人全員が揃った。昨日の演奏の問題点も踏まえて、あまりガチガチにならないように緩急を付ける。PAで増幅していない分、今日の方が集団の音がより生々しく出ていたし、内容もずっと良かったように思う。僕の歌は相変わらずヘタだったけど。
終了後、皆さんと順次挨拶して散会。再び藤野君に乗せてもらい、家で機材を降ろしてからホルンで降ろしてもらう。ナツと合流。少し片付けをしてコーヒーを飲む。ひとつ大きな山を越えて脱力。それにしても밀양は楽しかった。
帰宅後、録音した音源をチェックしてメンバーに送る。
0:30頃、意を決して園子温監督「紀子の食卓」を観る。ちょっと長いのでどうかなあと思ったけど、やっぱり面白くて最後まで夢中になって観る。「自殺サークル」ももう一度観直そうかなあ。
寝ながらiPodで今日の밀양を聴き返す。曲間の即興演奏が妙に泣ける。またやりたいなあ。

2012年10月12日金曜日

ハーブ&ドロシー・サマリア

10/9

8時台起床、朝市経由で出勤。ゆっくり仕込み。
スキャンする밀양のスコア清書。
忙しい時間帯が過ぎて、15時台で早退け。TSUTAYA、SEIYUに寄って帰宅。
メールを送ったあと、映画でも観ようかと思っていたがハチクマを眺めていたら猛烈に眠くなり爆睡。21時過ぎ、ナツからの電話で起きる。
ナツ帰宅。夕食はニラともやしと豚肉の香味炒め、トロサーモン、味噌汁。
佐々木芽生監督のドキュメンタリー「ハーブ&ドロシー」を観る。出てくる作品を観ているだけでも楽しいし、作者とヴォーゲル夫妻のやりとりも素晴らしい。ハーブが元職場の郵便局を訪ねるシーンで、自分がコレクターだということは誰にも言わなかったと語るのを観ていて、「これ、郵便屋さんじゃん!」と笑ってしまった(分かる人にしか分からないと思うけど)。

**********

10/10

昨日は早起き出来たのに、今日はギリギリの起床。
朝市経由で出勤してダブル仕込み。開店してすぐに森君御一行、大助さんらご来店し賑わう。
夕方、ナツ店を抜けて玩具研究のため若生さんの所へ。
藤野君ご来店。忙しい時間が過ぎて、11〜12月の話や、レコード談義(特にレコードの匂いを嗅ぐ話など)。
閉店時間に三角フラスコの面々(瀧ちゃん、小濱君、森君)と布田さんが集まり、チラシ用の撮影。良い知らせ(というか聞き出した)も。ナツも戻ったので先に帰る。
シャワーを浴びて家事。
23時過ぎナツ帰宅。久美子さんからの横浜土産、写真集「Dancing Kazuo Ohno」を受け取る。

**********

10/11

今日は2人して寝坊。幸い急ぎの仕事は無いので助かった。
今週はなかなか調子がいい。合間に創一君がなぜか貸してくれた内田裕也の「俺はロッキンローラー」を読もうとするがなかなか進まず。
17時頃早退け。帰り道は雨。リクエストに応え豚汁を作る。
今日届いた「僕のプリティ・ガール」を開け、分かってはいるけどタイムを計測しつつ聴く。日本盤のライナーっていつも面白いけど、このシングルのライナーではXTCのデビューが'79年ということになっていて絶句してしまった。
ナツ帰宅、夕食。里芋ウマー。
キム・ギドク監督「サマリア」を観る。とてつもない透明感。韓国の監督は本当に何をしでかすか分からない人が多くて凄いな...。
石川裕人さんの突然の訃報。

2012年10月9日火曜日

Pina・밀양練習・ヒミズ・緋牡丹博徒

10/4

大寝坊して完全に予定が狂う。
夕方に早退けし、一旦家に戻って今夜の曲作りの準備。
今日届いた"Drums and Wireless"と"Transistor Blast"の重複しているテイクを聴き比べ、"I'm Bugged"のおかしなマスタリングに着目してしまい、とんだ時間の浪費をしてしまう。
20時過ぎに火星へ。先日スケッチ的に書いてあった曲はどれもまとまらず廃棄し、代わりに急に思いついた曲が1つだけ9割方仕上がり、更に2つほど新しい案が出る。歌詞のアイディアを練らなければいけない。2時終了。
ホルンに寄って在庫状況などチェックして3時過ぎ帰宅。

**********

10/5

虫を食べる夢。5階建てぐらいの雑居ビルのような建物の屋上いっぱいに、虫を炊き込んだご飯が敷き詰められている。屋上いっぱいと言っても3畳分ぐらいの広さしかない。僕と細谷さんがビルの縁に座って、虫入りのご飯を食べている。何か会話したと思うが何を話したのかは憶えていない。屋上からは映画のセットのような夕暮れの町が見渡せる。細谷さんは平気でムシャムシャ食べているが、僕はなるべく虫の混ざっていないところを箸でより分けて食べる。突然、それまで町のあちこちから騒々しく鳴り響いていたラジオの音楽が小さくなる。どうやら、すべてのラジオが同じ局に合わせたらしく、音が整理されたために小さく聴こえているようだ。その曲はa-haの「テイク・オン・ミー」だった。

10時過ぎにナツに叩き起こされる。
朝市経由で出勤、ダブル仕込み。
トッド本読了。
「She's Having A Baby」日本盤CD届く。
ナツデモへ、20時頃里ちゃんと戻る。
早退けして夕食作る。
新しい曲の案が浮かび、大まかにまとめる。
ナツ帰宅。原発事故以降、初めてサンマを食べる。
「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」を観る。メチャクチャ面白い。とにかくあの行列のダンスがいつまでも脳裡に焼きついてしまった。

**********

10/6

今日は11時に起きてゆっくり出勤。 毎日こうだと楽なのに。
土曜日ということで有り難い忙しさ。榊原さんご来店。初めてお会いした。
睦子さんご来店。
若生さんご来店。
夕方静かになったので、パク・ワンソ「母さんの杭」を読む。これももう返却しなきゃなあ。
19時過ぎナツ早退け。夕食を作ってもらうことになる。
帰宅して夕食。サンマと栗の煮付け、山芋のソテー。
火星で概ね書いてあった曲にもう少し肉付けして「外はまっくら」という曲に仕上げる。先にスケッチ的に録ってあったデモの中で一番光っていた曲は発展して「悪魔の歌」となる(危うく『続・愛の沈黙』という題になるところだった)。

**********

10/7

連休の中日であったことに気付く。
日曜の仕込みが終わって解放された気分になる。
細谷さんがパク・ドヨンさんを連れてご来店。会話らしい会話は出来なかったけど、全身から魅力的なオーラを発している人物。燃えるネズミのTシャツはマジで欲しい。
藤野君に車で来てもらい米ヶ袋へ。今日の練習用にベースとアンプを運ばせてもらい大変助かった。
夜、少し店を抜けてネットカフェで밀양用に歌詞のプリントなど一気にしておく。
古川さん、貝羽さんと曲練習。大森さん、佐藤ゆかさん、純子さん、創一君が見学。
徐々に人が減り、最後は貝羽さんと2人だけになる。23時過ぎ、貝羽さんの驚異的な吸収力と忍耐力のおかげでデモ7曲録り終える。創一君のお土産の葡萄を食いまくりながら、北海道の話、派遣の話などして数々の奇遇に驚く。
帰宅後、録音したデモを編集してメンバーに送る。

**********

10/8

吹雪の中で着るものがない夢を見たが詳細は憶えていない。
14時台まで寝る。一旦8時台に目が覚めただけに残念。
今日返却しなければならない「ヒミズ」を観る。面白い。やはり、映画というのは面白くなければダメだと思う。諏訪太朗は本当に素敵だなあ。
もう暗くなった夕方にナツと出て、あちこち迷った末に東洋軒で食事。
ホルンで片付けしてから、一人SENDAI座二番館へ。山下耕作監督「緋牡丹博徒」を観る。お客は僕と藤野君と、もう一人知らない女の子。任侠映画はもともとほとんど観ていないけど、山下耕作は何故か80年代の「修羅の群れ」だけを観ていたのを後で思い出した。馴染みのないジャンル映画でも、若生さんのようなスペシャリストの解説付きだと理解が深まり楽しい。ここでも脇役の山本麟一に目が行ってしまう。
TSUTAYAに寄り22時過ぎ帰宅。外はすっかり寒くなった。
ここ数日の日記のまとめ、"Third Stone from the Sun"のアナログとCDのヴァージョン聴き比べ、メールの返信など。

2012年10月4日木曜日

エクステ・シークレットサンシャイン

10/2

9時台起床。朝から降っており肌寒い。朝市経由で出勤。
寒いし雨なので今日は静かだろうと思っていたが、有り難いことに忙しいお昼だった。
細谷さんご来店。思い切って金田一さんともども밀양に勧誘してみる。
夕方までしばらく静かになり、トッド本の続きを読み耽る。ミートローフの章は1本の映画になりそうなぐらい面白かった。大停電のオチも最高。早くXTCの章に辿り着きたい...。
夜、細谷さんから、お二人とも2日間参加OKという電話をいただき喜ぶ。
大森さん、若生さんご来店。
甲斐さん、清水さん、森君が来て、ポンコレラの取材を受ける。僕は専ら厨房から情報の補足などをする程度。ポンコレラおよびナツのこれまでの仕事が(ザッとではあるけど)回顧されるのは嬉しい。話を横で聞きながら、あんなのも、こんなのもやったんだけどなあと、余計な事を言いそうになるが、森君がけっこう余計な情報を付け足しまくってくれたのでいいか。
9:30頃終了し、ナツと萬寿山で夕食。えびチャーハンを頼んだらいつにもまして量が多い気がする。満腹となり帰宅。
園子温監督「エクステ」を観る。大杉蓮のフィルモグラフィとしては(色んな意味で)突出した作品と言えるだろう。
寝る前に久々にトム・ロビンソンの素晴らしさを思い出して、"Blue Murder"や"Glad to Be Gay"などに浸る。

**********

10/3

これはさすがに認めざるを得ない、というレベルの寝坊をする。が、不思議なものでどうにか開店までには支障なく間に合うものなのだ。
久美子さん来る。プロジェクター貸し出しの件。
午後に雨が上がるが、夕方まで静か。トッド本を読み進める。"Wave"の章が大きな山場となっている。夜にはXTCの章に突入していた。
今日はもう閉店してもいいんじゃないかと思うぐらい静かだったが、突如忙しくなる。健一さんを皮切りに、森君と原西さん、里ちゃんらご来店。あの局地的な忙しさは不思議だった。
19時過ぎ、ナツは火星での「みちのくらし」へ行くため早退け。
今日の最後のお客さんは岩住君。
帰宅後、また少したまってきたメールの返信をまとめて書く。
ナツ帰宅後、セル版「シークレット・サンシャイン」の特典のメインディッシュと言える音声解説つきで全編を観る。全体としては楽しい思い出話や技術的な裏話、演出論などが中心だったが、解釈を観客に委ねるような挑戦的なシーンについてのイ・チャンドンのコメントがことごとく心にヒットする。ラストシーンのコメントではついにナツ泣く。イ・チャンドンは本当に素晴らしいと思う。
ナツから「みちのくらし」の土産話を聞く。世の中には色んな人が居るなあ。

2012年10月2日火曜日

スタジオ黄金狂時代・愛のむきだし・斬る

9/28

10:30起床。明らかに寝坊していても、あまり慌てなくなってきたのは何故だろう。
朝市経由で出勤。あゆみに寄り、ずっと欲しかった「トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代」を満を辞して購入。
今日は一日中肌寒く、小雨が降り続いた。
昨日に引き続き、仙台滞在中の田中さんご来店。そこへ戸田君ご来店。シュールな図である。そして今日は若生さん、里ちゃん、森君ととしお君など、友人率が高かった。有り難い事である。
暇な時間帯にちょこちょことトッドの本を読む。まださわりの部分だけどかなり面白い。
夜、ナツは恒例のデモへ。戻ってから、夕食を作る口実で20時頃早退けさせてもらう。SEIYUで買い物し帰宅、コンニャクと豚肉と豆苗と里芋の炒め物、ワカメと豆腐の味噌汁など作る。
ナツ帰宅し夕食。黒ニンニクというものを初めて食べる。何というか、中崎さんが好きそうな食べ物だ、という表現が最もしっくりくる味だった。
激流のようなメール連絡を深夜までこなす。映画も観られないのでストレスがたまる。

**********

9/29

10時過ぎ起床。完全に予定が狂ってしまっているが平然と朝市経由で出勤。
里ちゃんご来店、検査が終わってポーク単品。
夕方岩住君ご来店。ポーク単品。
以前芝居の打ち上げでお会いした高岩さんの友達の杉山さんご来店。岩手土産をいただく。
今日も暇さえあればトッド本を読む。トッドの鍵盤の弾き方が自分と同じであることや、その作法が独特の音列を考え出させていることを知る。やはり独学系の人は似通うのかもしれない。
火星で曲作り。7曲ほどスケッチのようなデモを録るが、この中からモノになるのは何曲だろう。
ホルンで遅い夕食を取り、1時過ぎ帰宅。「シークレット・サンシャイン」DVDの特典盤を途中まで観る。イ・チャンドン監督は小岩さんに似ている。

**********

9/30

今日は珍しく9時台に起きることに成功。出勤前の時間を有意義に使う。
お昼は出版がっこう御一行様がご来店、賑やかになる。純子さんにトロンボーン受け渡し。その場で吹いてみてくれたが充分イケている。
今日もトッド本を読む。ユートピアをまともに聴いたことがないので何ともいえないが、僕の知っていたトッド像からあまりにかけ離れており新鮮なのは確かだ。新鮮過ぎて気味が悪いぐらいだ。
帰宅後、「シークレット・サンシャイン」特典盤の続きを最後まで観てから、ETV特集の園子温を見る。「希望の国」の資金が国内だけでなかなか集まらなかったというのは、まあそうだろうなと思う半面、本当に情けないことだと思う。
「愛のむきだし」を観る。過剰で破格な映画であり、一歩間違うと全然ダメだけど、不思議と最後まで観てしまえるのは、多分に園子温の一貫した人間の性格描写に拠るところが大きいだろう。これだけメチャクチャな事をしていても、言っている事は「冷たい熱帯魚」や「恋の罪」と繋がっているのが凄い。
韓国のパク・ダハムという人とtwitterで交流。

**********

10/1

目が覚めて、まだ10時ぐらいかなと思ったら13時を回っていた。
夕方、ナツと出かけていろは横丁のレイションで食事。噂に違わぬクオリティの高さ。敷居は低く、贅沢な食事が出来る稀有な店だと思う。
ナツは人形制作のため帰宅。
ホルンで片付けなどして、ディスクノートへ行ってみる。今の所に移転してからけっこう経っているけど、行くのは初めて。中古盤の比率が増しているのがちょっと嬉しいが、一方で新品ジャズ棚の充実はテンションが落ちていなくて、目をみはるものがある。'66年のミシャハン、ピエト・ヌードワイクのライヴ盤があったので購入。河内さんとも久しぶりに話したけど、ちょっと前より優しい感じになったかな。偶然、郵便屋さんも入って来たりして、ほのぼのとする。
夜はSENDAI座へ。若生さんの二番館で三隅研次監督「斬る」を観る。時代劇は滅多に観ないので貴重な機会。雷蔵主演で時代劇と言っても、'62年ということで映像はかなりスタイリッシュ。ラストの城内の移動シーンなどは目眩をおぼえるほど過剰で、それまで繰り返されたどの殺陣よりも気迫がこもっている。
終了後、TSUTAYAに寄り道し、23時頃帰宅。
曲の作業をしなければならないのに、徒に時間が過ぎてゆく。こりゃまずいなあ。