2012年7月31日火曜日

Bang You're Alive・みな殺しの霊歌・悪魔を見た

7/29

朝、異常な暑さで目が覚め、寝惚けつつTシャツを脱ぎ捨てて再び気持ち良く眠りに落ちたが、間もなく地獄のような発汗に自分で驚いて飛び起きる。8:30だった。早起きを利用してメール送信などする。
いつもより30分早く出勤し、ダブル仕込み。
今月最後の日曜ということで、有り難い忙しさ。追加仕込みの買い出しや釣り銭の不足などで何度も出たり入ったりしたが、店の近くの駐車場で、我が子(5歳か6歳ぐらい)を叱る延長で「バーカ」と罵る母親を見かけ、心がザワザワする。一方、我々が暮らす米ヶ袋で子熊が出没し、射殺されたというニュースあり。
閉店後、里ちゃん、卓さん、濱田さんらが集まり、「鉄拳」を観る。シーザー武志、素晴らし過ぎる。終了後、濱田さんと0時頃まで歓談。ほぼ、ここには書けないような話...。楽しかった。
帰る支度をしていて、またもや、トイレに飾っていた葉っぱが顔の模様に千切られているのを発見。これ何度目だろう。たぶんこういう事を植物にするのが癖みたいになっている人で、悪意は無いのだろうけど、本当にお願いだから勘弁してほしい。
帰宅後、ナツがハチクマの新たな傷を発見。ちよじの顔の怪我もなかなか良くならないし、困ったものだ。
さて、もう寝ようか...という時間になって、たまたまネット上にR. Stevie Mooreの"Bang You're Alive"がフリーでストリーミング出来るサイトを発見。なかなか入手困難だったアンディの共作曲だけど、晴れて聴くことが出来て胸がスッとした。世の中、嫌な事ばかりでもないな。"Bang You're Alive"はマイク・ケネリーとの"Your House"みたいな名曲ではないけど、アンディらしいコード進行の佳品。iPodで聴きながら寝る。

**********

7/30

酷暑のため6時頃目が覚め、耐えられず飛び起きてシャワー。2時間ぐらいしか眠っていないので、冷房をつけたまま10時ぐらいまで寝る。途中、弱く長い揺れ。
10:30頃、片付けと仕込みのため朝市経由で出勤。外に出てみると、昨日ほど過酷な暑さではなかった。かえる目を聴きながら作業。13時ぐらいに仕事終わり。帰りにTSUTAYAに寄る。旧作DVD80円というのは、TSUTAYAからのメールによるとどうやら期間限定らしい。そういえば店内の垂れ幕からも「この先ずっと80円」の文言が消えていた。
帰宅後、入れ代わりでナツも休日出勤。
借りてきたDVDから「みな殺しの霊歌」を観る。加藤泰は僕には縁の無い監督だと思っていたけど、この映画は滅法面白い。照明、撮影の見事な美しさ。佐藤允、倍賞千恵子、松村達雄、渡辺篤、大泉滉など役者陣も素晴らしいが、倍賞千恵子の父親代わりみたいな食堂の親父役の明石潮という全然知らない役者が、えも言われぬオーラを放っていたりして、僕の見識の浅さもあるけど、日本映画はとことん奥が深く、侮れないな。
19時頃ナツ帰宅。少しオリンピックを見るがあんまり面白くない。
食後、ナツは部屋で自分の作業、僕は「悪魔を見た」を観る。怖いんだろうなーと思ってたけど、予想以上に怖かった。復讐シーンの場面設定の創意工夫(?)が、いちいち監督の頭の良さを物語る。でも、こんなテンションで映画を作り続けていたらどんどん神経がすり減っていきそうだけど、大丈夫なのかな。
明日はもうちょっと長閑な映画を観よう。
昨今のXTCブームに乗って、真面目にMonstranceのEPを聴いてみる。マーティン・バーカーのドラムって誰かの感じに似てるなあと思ってたけど、この感じはアレだ、クリス・カトラーだ。
 

2012年7月29日日曜日

空気人形・今宵、フィッツジェラルド劇場で

7/26

9時台の起床に成功、早めに出勤。朝市で永ちゃん。午前0時のグッドバイ、などと歌っていた。
蒸し暑い。ついに普通に冷房を使うようになった。
久美子さんから電話あり、細馬さんとのライヴが8/19に決定。
本儀先生、伊藤さん、川村さん、藤野君ご来店。
帰宅後、「空気人形」を観る。いや〜、これは...。

**********

7/27

9時台の起床に成功、早めに出勤。朝市ではまたしても永ちゃん。デジャヴ。
早めに出勤すると何事もゆっくりやれるので気持ちがいい。
昼は予想外の忙しさ。アホにならないと出来ない。
徐々に静かになる。夕方若生さんご来店。先に帰る。
マイク・ケネリーがアンディと共作した新譜を聴く。2曲ほど、震えが来るほど良い曲あり。
ナツ帰宅、そうめん、冷や奴、納豆ご飯。食卓が白い。
細馬さんよりメール、来月の相談をぼちぼち始める。
近くの自販機で煙草を買うついでに、清涼飲料水の自販機をふと見たらコーラが目に入って、なぜか無性にコーラが飲みたくなり、年に1回あるか無いかのコーラの衝動買いをする。が、家に帰ったらそれほど飲みたくなくなり、冷蔵庫に仕舞う。
ポン・ジュノの「シェイキング東京」をもう1回観る。

**********

7/28

今日も9時台の起床に成功。昨夜買ったコーラを飲んだら一口で目が覚めた。
午前中は日射しが強く、湿度の高い暑さ。
昨日の忙しさが夢だったかのように、今日の昼は静か。向かいのメディアテークではジョジョ展をやっていて人が大勢居るというのに...。
青野さんご来店。XTC、マイク・ケネリー、ランディ・ニューマン、ディラン、ブライアン・ウィルソンの提供曲の話など。
夕方はあゆ子来店。年末の予定や、来月のライヴの事など相談しておく。
創一君ご来店。エミール・クストリッツァを勧められる。
あゆ子が店を出てからナツの携帯にメールあり、西公園でフリマをやっているという。自転車でひとっ走り様子を見に行くが、古着の出店がほとんどで僕は興味なし。以前のトレーディングマーケットはレコードとか中古VHSを持って来てる人が居たんだけどなあ。
閉店後、古着に興味のあるナツは西公園へ。やはり結構買ったようだ。
兄から電話、母の検査結果の話。今後の事など話す。
細馬さんとライヴの相談。新しい試み。これは僕にとってもかなりのチャレンジだけど実現したらなかなか良い事が起きそうだ。
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」を観る。音楽の精度が非常に高く、終始感心しながら観る。大騒ぎするほどではないけど美しく楽しい映画。

2012年7月26日木曜日

傷だらけの挽歌・転校生・シェイキング東京

7/23

今日は際限なく寝ようと決めていたのでダラダラと惰眠を貪り12:00起床。ようやく暑さが戻ってきた。
未整理だったXTCのレアトラックの数々を精査する。
名古屋でヨシトさんから貰った寿がきやのインスタント味噌煮込みうどんを食べる。
「傷だらけの挽歌」をちよじと寝転びながら観る。マザコンのギャング役の役者は「トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン」とか「エクソシスト3」などでも好演しているスコット・ウィルソン。この唇の薄さがいい。キム・ダービーも面白い顔だなあ。
夜、ナツとゴリラ食堂へ。鶏照焼き定食。Tシャツで自転車に乗っても全然寒くない。
ナツが買ってきた勝又進「赤い雪」を少し読む。

**********

7/24

やはり出勤時間ギリギリに起床。
火曜日は忙しくなる傾向があるが今日もまずまず。
ペピンの役者さんたちがご来店。あの芝居の続きを観ているようだ。
しばらく後、森君ご来店。
砂漠の高橋さんもご来店。高橋さんは来月からしばらくバンクーバーへ行くという。静かになった店内で、高橋さんと色々な話をする。
夜は大森さんご来店。10月の話など。
帰宅後、久美子さんから電話あり。来月嬉しい企画があるかもしれない。
今日届いたVHS「転校生」を観る。遥か昔に観たけど話の展開などは全く憶えていなかった。尾美としのりも小林聡美も人間離れした演技。凄過ぎる。

**********

7/25

今日こそは早起きしようと思っていたが叶わず、ギリギリに出勤。昼過ぎ、ナツの忘れ物を取りに家に戻る。
ふたたび店へ行き仕込み。ジワジワと暑くなる。伊藤さんご来店し、ナツと打ち合わせ。
今日は静かなので夕方先に帰る。広瀬通のTSUTAYAに寄り、「TOKYO!」などを借りる。帰宅後、「デビル・インサイド」を観る。フェイク・ドキュメンタリーもいいかげん限界なのかもしれない。それか、もうとっくに限界は来ているのに、よく分からずこんなものを借りて観ているのは僕だけなのかもしれない。あ〜、「エクソシスト3」がたまらなく観たい。
とろろ昆布の味噌汁、ゴーヤチャンプルー作る。ナツ帰宅後食事。
中途半端だった「TOKYO!」を観る。広瀬通店のディスクは無事に再生できた。やはり、ポン・ジュノが別格である。3人の中でポン・ジュノだけが映画を撮ることができていた、と言っても過言ではないだろう。

2012年7月24日火曜日

ハウアーユー?・デスプルーフ

7/21

9:45に出ようと思っていたのに、10:30に起こされパニクる。しかし冷静に考えたら10:30でも大丈夫だということが分かったりして、非常に混乱。なんで9:45と思っていたのだろう。

エルパークでの公演が14:00からだと思い込んでいて、1時間も早く会場入りしてしまった。亜希さん、みちや君と煙草を吸って一旦店に戻り、食事してエルパに舞い戻る。三角フラスコ「はなして」とペピン結構設計「アマゾン」の2本立て公演「ハウアーユー?」を観劇。

フラスコは去年の「INDEPENDENT」での公演を1度観ているが、見え方が微妙に違う。難しいけど、前回は「芝居(パフォーマンス)」を観ている、という感じが濃厚だったのに対して、今回は「目の前で起きている事」を共有している感覚がある。同じ事といえば同じ事なんだけど、観ているうちに自分の視線が自分自身の中に降りていくような感じがあり不思議。照明の完成度高し。ペピン結構設計は初めて観た。コミカルな感じで始まったものの、物語が進むにつれて、簡素な表現ながら「はなして」と対になる面も見え隠れしてくる。あるいは、そういう面(自分に引き寄せることのできる面?)を探そうとしていたのだろうか。箱の中でのセックスのシーンはクローネンバーグの「クラッシュ」のようなグロテスクさを想起させ、ラストの武井翔子さんの歌にはアルトマンみたいなショックを与えられる。

アフタートークに参加。部外者が無理に同席させていただいている感は拭えず、自分の発言が偉そうに聞こえていないか気にしつつ話す。こういうのってあんまり経験無いな。でも呼んでもらったわけだし大丈夫か...などと、奇妙な納得をする。

夜はナツがソワレを観に行くということで店番交替。相変わらず静か。閉店時間直後に戻ってきたナツは、ペピンで泣けたという。箱からひとつひとつ物を取り出す所なんか特に...と言われ、ああそうか!そうだね。と、今更あのシーンの良さに気付く。感性の違いか。

ナツは本屋に寄って帰るというので先に帰宅。兄から電話あり。母の再検査の話。

ひたすらXTCを聴きまくる。ナツが帰って来ても聴きまくる。

**********

7/22

今日も出勤予定時間に起床。店に着く頃にやっと目が覚める感じ。若者数名と人命を賭けた妙なゲームに興じている夢を見たがほとんど憶えていない。

今日は嬉しいことに、まともに忙しい日曜日だった。今週はなかなか厳しいものがあったけど、お客さんの顔を見るとホッとする。

熊谷睦子さんご来店、大変驚く。映画「ガレキとラジオ」の宣伝をしているのだという。うちの店でもチケットを扱うことが決定。

閉店後、創一君、若生さん、卓さん、佐藤さん、里ちゃんらが集まり「デス・プルーフ」を観る。何度観ても素晴らしい爽快感。終了後、創一君、若生さん、卓さんと0時頃まで映画談義をして幸せに浸る。ワースト映画の話題は盛り上がるなあ。若生さんより、ターンアラウンドで展示していた版画を頂戴し、いたく感激する。「水が欲しい」の歌詞とイメージが彫られている。

帰りにナツとゴリラ食堂に寄ろうとしたがもう閉まっていたので、久々に半田屋で食事。あー、そうそう、こういう味だったっけ。

2012年7月21日土曜日

ナッシュビル・インフルエンザ・ツールボックスマーダー

7/18

10時台に叩き起こされる。すんなり起きられる日とそうでない日のムラがあるな。
今日は静かな水曜日。ユリイカのタランティーノやイーストウッド特集号を読む。
途中抜けて駅前で散髪。生まれ変わった。
今日届いたARLTのCD「顔に撃て」を繰り返し聴く。
夜になって濱田さん、ISHINNさんご来店。ケンジさんと映画の話になる。レンタルビデオ屋店員経験者って多いんだなあ。
帰宅後、もう一人のRV経験者・創一君お勧めの「ナッシュビル」を観る。ものすごくウザいキャラクターがちょいちょい出てくるのでどうしようかと思ったが、全編音楽が素晴らしく、気付いたら夢中になっていた。マジック!

**********

7/19

出勤予定時間の10分前に起床。
朝市のサトー商会へストローを買いに寄るが、思っていたより細くて短いやつか、思っていたより長くて派手なやつしかなく、数分間途方に暮れる。
今日も静かな平日。両替ついでに八幡のTSUTAYAへ返却しに行き、ナツに頼まれたオランジュールのシュークリームを買う。ケーキ屋って滅多に入らないので、変な緊張を味わう。
店に戻る途中で「トライ」の前を通りがかり、立て看のメニューを熟読して一旦店に戻ったが、やはり気になるので「トライ」で昼食。バジリコスパ。狭くて家庭的な暖かみのある店。喫茶店というよりはダイニングという感じ。
今日はナツが先に帰宅。
閉店後、駅前のTSUTAYAに寄る。ポン・ジュノの残滓を漁る。
帰宅後、借りてきた「TOKYO!」を観ようとするも、最初のゴンドリーのエピソードの途中で再生出来なくなる。傷のある不良盤。しょうがないので「三人三色」を観る。ポン・ジュノの「インフルエンザ」、期待を裏切らない面白さ。コ・スヒの豪快な怪演を堪能する。ユー・リクウァイのエピソードはダンスホールで流れる音楽が秀逸。石井聰亙のエピソードは町田康が秀逸。

**********
 
7/20
 
出勤予定時間の10分前に起床。その1時間前に目覚ましで目が覚めたのに二度寝してしまったのが惜しい。
今日は昼がたいへん忙しく、久々に生きる歓びを味わうもそれ以降は極めて静か。外は本格的に肌寒く、ときおり小雨のパラつく天気。ナツは夜のデモのためのプラカード作りに余念がない。
途中、買い出しの帰りに50%OFFセール中のサウンドユーに寄り、モンクのソロを購入。たぶん、この店に来るのもこれが最後かな。長い間お疲れ様でした。
18時、ナツはデモへ出かけ、20時前に戻る。おおよそ200人ぐらいの人が集まったとのこと。200人なんて官邸前に比べたらどうしようもない人数だろうけど、仙台のような街では奇跡に近い。
大して忙しくもなかったのに僕は妙に疲れてしまい、20時過ぎに先に帰る。広瀬通りのTSUTAYAで「TOKYO!」を借りようと思ったが、残念ながら貸し出し中。
急に伊牟田さんに会いたくなる。「まあでも2分もすれば満足するんだよな」などと思った直後、今度はナナオさんに会いたくなった。
ナツ帰宅後、「ツールボックス・マーダー」を観る。トビー・フーパー、画作りもストーリーの運び方も本当に上手い。なんで工具で殺すのか、最後まで意味が分からなかったけど、そんな些細な事はどうでもいい。キャスティングもとてもうまく行っていて、アパートの管理人(グレッグ・トラヴィスという人)なんて最高だ。主演のアンジェラ・ベティスという女優は何処かで見た顔だ...と思ったら、菊田さんに似ているだけだった。

2012年7月18日水曜日

大阪の歌・fridays

7/16

10時過ぎ起床。分かり易い暑さ。11時過ぎにナツと出かける。霊屋橋からバスに乗り、久々に八木山方面へ。この感じ懐かしい!向山はあまり変わっていない。神社前で降りて、待ち合わせしていた椋尾さんの車にピックしてもらう。

青山の椋尾さん夫妻宅へ。築40年の家を購入して、ボロボロだった各所をリフォームしたという話だけど、かなり立派なものだ。特に立子さんの工房(離れ)があるのがポイント高い。なぜだか全く分からないけどテニスコーツやエレクトロニカを聴きながら昼食を頂き、家の外で気持ちよく喫煙&歓談。次のライヴやレコーディングでハモンドが欲しくてと話したら、「あ、持ってますよ」とローランドの電子オルガンを出して下さった。充分使える楽器なので、こんどお借りする約束をさせてもらう。すっかり生活レベルの高さをまざまざと見せつけられる昼下がりであった。
帰りは椋尾さんお勧めの獣道みたいな近道を通って神社前のバス停へ歩く。汗だくになって16時頃帰宅。

ひと休みしてから18時過ぎに再び出かけ、火星の庭のふちがみとふなとライヴへ。卓さん、藤野君らと行き会う。観るのはこれで3回目だし、どういうものか分かっているのに、やっぱり毎回感動してしまう。前回の近藤商店では演らなかった名曲「アット・ホーム」や、バートン・クレーンの「ニッポン娘さん」のカヴァーもあり非常に贅沢。しかし今夜の最大の白眉は、驚愕の新曲「大阪の歌」だった。まさに、言葉を失う名曲とはこの事である。アンコールは「ヘブン」でシメ。完璧だ...。ふちふなの音楽レベルの高さをまざまざと見せつけられたあと、テリーさんの強引過ぎるプッシュに負けて近藤商店での打ち上げに参加。テリボナーラと、スイス人べガの安マジックしか憶えていない。12時半散会し帰宅。

**********

7/17

9時過ぎ起床。今日の朝市BGMはユーミン。
いわきへ移動直前の渕上さん&船戸さんご来店。ゆっくりお話したかったが今日の昼は異例の忙しさとなり叶わず。でも来ていただけただけで幸せだ。
森君、本儀先生、みかささんなど、舞台関係者ご来店。本儀先生はこれからツアーとのこと。
ナツが、外の立て看板の下に大きな綺麗な蛾がとまっているのを発見。見てみると、確かに凄い。高そうな着物みたいな鮮やかなデザイン。ツイートしたら、細馬さんが「ウンモンスズメ」と教えてくれた。
夕方から一転して静かになったので、18時過ぎに先に帰宅。XTCレア音源の精査。
ナツ帰宅後、「ほえる犬は噛まない」を観る。とっちらかった映画なんじゃないかという若干の不安感と先入観があったけど、見事に裏切ってくれた。後の大活躍の助走としては充分過ぎるほどに面白い傑作。細部まで考え抜かれていて、力のかけ具合が素晴らしい。
工藤さんの歌を聴く。ブギーバックは悲しくてあまり好きになれなかったけど、これは悲しさが度を越していて、凄く好きだ。こんなに悲しい声の人はそうは居ない。

2012年7月16日月曜日

オカルト・ポンジュノアーリーワークス

7/14

目覚ましが鳴る10分前の8:30に堂々と起床。朝の時間を有意義に使う。
今日の朝市BGMは「愛の水中花」だった。
またもや見込み違いで静かな土曜。全く読めない。ということは、明日がムチャクチャ忙しいのだろうか。
夜、藤野君、創一君がご来店。客席でボソボソと映画の話をしていて羨ましい。僕もホルンの客席で友だちとボソボソと映画の話がしたい。
帰宅後、白石晃士の「オカルト」を観る。こんなにバカバカしい映画は久しぶりだ。これが実話なら本当に酷い話だけど、実話ではないので大いに笑う。友情出演の鈴木卓爾監督の役回りが最高。

**********

7/15

寝坊。雨の中出勤し、スピード仕込み。
昼は確かにムチャクチャ忙しかったが、一日をトータルで見るとそうでもない。しかし、儲かったかどうかではなく、新規で店を気に入って下さるお客さんが現れることこそが重要だ。
志津川のお母さんご来店。今日は八幡に泊まるようだ。
閉店後、僕だけ滅多に行かない八幡のTSUTAYAへ行き、「ポン・ジュノ アーリーワークス」「ほえる犬は噛まない」を借り、ついでに中古で売っていた「トウキョウソナタ」を購入。帰り道、晩翠通りで、前の職場でお世話になった方にバッタリ会う。会社は震災で閉鎖されたかと思っていたが、移転して今も健在とのこと。
帰宅すると、ナツは火星へ行っているようでまだ帰っていなかった。そういえばハチクマが昨日の夜からまだ帰っていないことに気付き、少々心配になってきた。
雑多な音源を突っ込んであるUSBメモリの中身をファイル別に整理する。
ナツ帰宅後、「ポン・ジュノ アーリーワークス」を観る。どの短編も、もはや自主映画とは呼べない美しい出来映え。どのショットも極めて慎重に撮られていて、片時も目を離すことができない。

2012年7月14日土曜日

グエムル・おとなのけんか

7/12

寝に入って間もなく、悪夢を見る。
家に帰ったら、自宅の家屋だけを残して、周囲に何も無くなっていた。隣の斉藤さんの家も、庭の樹木もその他の植物も門も無い。がらんとした夜の土地に家だけが建っている。よく見ると入口の左側にある筈の出窓も無くなっていて、ただの白い壁になっている。とても寒い。家に近づいていくと、家の陰から全身黒づくめの若い男が早足で現れて、まっすぐこちらに向かって来たかと思うと、家の玄関に走り寄り、僕の目の前で、家のドアを開けようと両手でノブをつかんで懸命に引っ張っている。呆気に取られて見ていた僕に気付いた男は、慌てて反対方向へ走り去って行った。何者なのか、何が目的なのか確かめなくては、という気持ちがあり、大声で呼び止めようとしたが、「う....ああ...ああ〜....」という切れ切れの声しか出ない。また、足も思うように動かなくなっていて、夜の舗道をよろめきながら、はるか遠くを走っていく男に向かって、弱々しく「あ〜、あ〜」と声を出す。
ナツに起こされて目が覚めた。かなり大きな声を出してうなされていたという。

9時前に起床。外は予報通り雨。10時前には家を出て朝市経由で出勤。今日は買い物が多かった。
今日も静かなので、必要な仕込みが終わって、16時過ぎには先に帰ることにした。
駅前のTSUTAYAに寄り、ポランスキーの新作が出ていたので借りる。「宇宙人ポール」も盛大に並んでいたが、旧作に落ちてから広瀬通り店で80円で借りるべきと判断。
SEIYUで買い物するが、帰宅してからまたもや買い忘れに気付く。病気?

駅前店で借りた「キャビン・フィーバー」を借りる。たぶん二度と観ることはないと思うけど、雑貨屋の少年の「パンケーキ!」のシーンは秀逸。とてもいいアイディアだと思う。
ナツ帰宅後、メディアテークで借りた「グエムル」を観る。ポン・ジュノ監督には尊敬の念を禁じ得ない。グエムル登場前後のシークエンスや、合同葬儀のシーン(駐車違反の人が注意されたりする)の演出などは見事というほかない。

**********

7/13

11時に目が覚め、5分後に家を出る。外は暑い。県工のあたりで今年初めて蝉の音を聴く。
今日はとても不愉快な出来事があった。表に毎日出す立て看板の足元に置いている馬の置き物が、誰かに持ち去られたようなのだ。リサイクルショップで買ったつまらない安物の置き物に過ぎないが、僕らにとっては毎日の店の営業を無言で応援してくれた、とても思い入れのある物だった。馬を持ち去った人がこんなブログを読むとは思えないけど、万が一読んでいたなら、こっそりでいいので元あった場所に置いておいて欲しい。

この出来事のおかげで今日はずっと不機嫌となり、気分が浮き上がることはなかった。ほんのちょっとした違いでしかないけど、あんな馬があるのと無いのとで、こんなにも心理的な影響が大きいものか。夕方、僕の落ち込みを見かねたナツに先に帰るよう言われる。

帰り道、自転車で横断歩道を渡っていたら、僕がまだ横断歩道上に居るにもかかわらず、左折してきた車が停止せず突っ込んできて、僕の自転車の後輪のカバーを盛大にこすって行った。あと少し僕の速度が遅かったら、右足をすり潰されているところだ。驚いて振り向いたら、一瞬だけ速度を緩めて運転手がこちらを見ていたが、すぐにそのまま走り去って行った。人の自転車に傷をつけておいて、謝りもしない。頭に来たけど、気の弱そうな普通のオジさんだったので、もうどうでもいいやと思い僕もその場を去った。

帰宅後、ここ数日心の大きな部分を占めているXTCの新発見テープをじっくりと聴き、トラックごとに「ええーマジか!」「なにこれ!なにこれ最高!」「おおーっ?!」などとアホのように大興奮する。きっと今頃、世界の何処かでも僕のようなアホが同じものを聴いて興奮しているに違いない。アンディには悪いけど、これらはマジで「お宝」以上のブツだよ。

ナツ帰宅し、ムール貝とアンチョビとトマトのスパを作る。ドライトマトが高いのでケチってトマト缶を使ったけど、なかなかうまく出来た。

ポランスキーの新作「おとなのけんか」を観る。戯曲の映画化ということで、予想通りといえば予想通りだったけど、映画ならではの配役は良かった。最も活躍するケイト・ウィンスレットはすっかりファンになってしまった。

2012年7月12日木曜日

殺人の追憶・YEAR OF THE HORSE

7/10

家を出ようと思っていた時間に目が覚め焦る。朝市では浅香唯の「C-Girl」が何喰わぬ顔で流れていた。
今日は快晴で気温も高い。湿度も高いせいか、幾分バテてきた。クミンシードをバリバリ食べたりする。
19時頃、サラダうどんが食べたい、という事になり、僕が先に帰って作ることにする。SEIYUで買い物。家に帰ってから、うどんを買い忘れた事に気付く。ショック...。
ひとまず休もうと思いネットを見ていたら、Lol Coxhillの訃報を目にしてしまった。「Lol Coxhill&突然段ボール」、サボテンの「Let's Satie!」、The Promenadersなど、一生聴き続けるであろう名盤の数々にロルの音が入っている。
再びSEIYUへ。うどん購入。
ナツ帰宅、サラダうどん作る。
創一君に教えてもらった映画その2「殺人の追憶」を観る。ポン・ジュノは「母なる証明」しか観ていなくて、独特の情念の渦巻くムードと美しい映像がぼんやり印象に残っている程度だったが、「殺人への追憶」には陰湿な事件を巡って奔走する刑事たちの乾いたユーモアや、夢を見ているような不思議な展開のダイナミズムに惹き込まれる。これはかなり面白いな。
寝る前にThe PromenadersのLPを聴く。CDRに焼いて、明日店でかけよう。

**********

7/11

今日もなんだかギリギリに目が覚めた。どうもダメだな。
朝市経由で出勤。焦って仕込みをするのは本当に良くない。今後は死ぬまで絶対に焦って仕込みはしないと誓おう。
今日は静かなので、メディアテークの音響ライブラリーでポン・ジュノのDVDやニール・ヤングのVHSなど借りる。
16時過ぎナツ先に帰る。夜は森君、としお君ご来店。
帰りにSEIYUで買い物をしてたら、「あれ?この曲、このまえ新宿のユニオンで聴いたな」と思い、よーく聴いたらWeekendだった。なぜ?!
帰宅後、新発見のXTC音源を聴き、おののく。
今日借りたジャームッシュの「YEAR OF THE HORSE」を観る。前に観たのが10年ぐらい前なので、ほとんど内容を忘れていたが、ニール・ヤングがこんなにも凄まじいギタリストだったということも忘れていた。

2012年7月10日火曜日

ハドソン河のモスコー再び・ショートカッツ

7/8

8時台に目が覚める。昨日寝る前にナツとナナオさんの事を話したせいか、ナナオさんの事を思い出す。
昨夜仕込み忘れたパンを仕込むためナツ早めに出勤。僕は10:30頃出勤し仕込み。
今日もお客さんの切れ目なく忙しい。しかも友人・知人がほとんど来ない。巷の人気店にとってはバカらしいと思えるほど当たり前の事だろうと思うが、うちなどは実質、友人・知人に支えていただいているのが日常なので、今日みたいな日は本気でビックリする。そして時々でもこういう日があるのは本当に有り難い事だと思う。
夕方、暇を見てシュティフター「水晶」を読了。短いけど濃厚だった。
閉店後、里ちゃん、久美子さん、若生さん、藤野君、森君、としお君、伊藤さん、佐藤さんらが集まり「ハドソン河のモスコー」を観る。つい先日家で観たばかりだけど、店で皆で観るとまた格別。観終わってから23時過ぎまで雑談。楽しい。
店を出る時は、家で「赤ちゃん泥棒」を観ようと息巻いていたが、帰宅すると予想以上にフラフラになっていた。面白いのは分かってるしいつでも観られるから今日はさっさと寝よう。

**********

7/9

10時台に起床。快晴。
昼過ぎにナツと出て、一番町「こわめしや」で食事。大ざる。新宿でたまに入る立ち食いの「ざる大盛り」の半分ぐらいの量。上品だな。
ホルンで昨夜の宴の片付けと仕込み。なかなかやる気が出なかった本棚の整理もしておく。
夕方、仕込み終わったので先に帰る。TSUTAYAに寄り、帰宅。
白石晃士の「ノロイ」を観る。「ラスト・エクソシズム」はなかなか面白いと思っていたけど、やっぱり日本の監督の方が執念深いというか、芸が細かくて落ち着くな。もっと怖くてもいいと思ったけど。
観終わったジャストのタイミングでナツ帰宅。仕込みなどで疲れたのか、食後仮眠に入ってしまったので、やはり一人で「ショート・カッツ」を観る。アルトマンは「M★A★S★H」と「フール・フォア・ラブ」しか観ていなくて、あまりどちらも(観たのが十代だったせいもあると思うけど)あまり印象に残っていないという話を創一君にしたら、アルトマンでまず観るべきは「ショート・カッツ」だと教えてくれたのだった。もう何年も前に生田ちゃんからも勧められていたのに、ちゃんと観ていなかったことを今になって恥じ入ってしまうほど、これは面白かった。たぶん、「M★A★S★H」も「フール・フォア・ラブ」も面白いのだろう。確かによく言われるようにPTAはアルトマンのやり方をパクってきたのかもしれないけど、だからといってPTAの諸作品の価値を幾らも貶める理由にはならない。PTAはPTAで、とてもオリジナルなプロットと演出の力を持っている。PTAが友だちの車の助手席で缶コーヒーでも飲みながら面白い話を聞かせてもらっているようなものだとしたら、「ショート・カッツ」は振動やノイズの無い高級車の心地よいシートに座って観光地を案内されているようなものだ。
幾多のメール連絡の末、年内のyumboの予定がほぼ決まっていった。
藤本さんより、恐るべきXTC情報あり。久しぶりに来たなあこれは。

2012年7月8日日曜日

発熱・水晶

7/7

yumboのライヴをするために集まっている夢。トレイラーが何台も停まっていて、楽屋として使っている。車内にはナツ、あゆ子、山路さんが居て、けん玉に似た民芸品みたいな玩具で遊び盛り上がっている。誰なのか分からない、何のために居るのかも分からない色黒で茶髪の男が居て、「気味が悪いから出て行って欲しいなあ」と思っている。夢の終盤、トレイラーの外へ出て出番を待っていたら、あゆ子が中年の看護婦を連れて来て「この人が澁谷さんです」と僕に引き合わせる。看護婦は黒いペンみたいなものの側面の液晶を僕に見せながら「お熱が99度あるので来て下さい」と言う。トラックの荷台いっぱいに柔らかな寝具が敷き詰められた、特製のベッドに寝かされると、大きくて柔らかい枕に両頬を包まれ、掛け布団も顎のあたりまで掛けられて、暖かくて気持ちが良い。しかし、熱が99度もあるとは、どういうことだろう。そんなに熱が出たら、死ぬんじゃないだろうか。と寝ながら考えていると、視界の右側に真っ赤な稲妻みたいなものが上から下へ走るのが見えて、右側頭部の焼けるような熱さを感じた。「熱のせいで、血管が切れたのかもしれないな。そういえば手足の自由も利かないな」と、徐々に事の重大さが分かってくる。薄目を開けて周囲の様子を見ると、先ほどの看護婦が書類を示しながら「理論的には死んでいる状態です」などと、ナツに説明している。

**********

うわー....という気分で起床。雨のなか出勤。朝市では「雨の慕情」が流れていた。
昼にご来店の団体さんのなかの男性が、長井勝一美術館の初代館長と分かり驚く。今日は俳句の集まりなのだそうだ。
以後、悪天候ながらお客さんの切れ目が無く、里ちゃん、藤野君、川村さん、瀧ちゃん、創一君なども来てくれて、本当に助かった。店が静かだと精神的に嫌な疲れ方をするが、忙しくてヘトヘトになるのは実にいいものだ。
途中、やや落ち着いてきて、シュティフター「水晶」を読み進める。ビクトル・エリセの映画を文字で読んでいるみたいで圧倒的。
19時過ぎ、ナツは「ゴトウカナエの失踪」を観にエルパへ。
創一君と映画ないしはビデオレンタル屋の話。こういう話なら一晩中でも出来る。しないけど。
閉店時間にナツ戻る。食事して雨のなか帰宅。ズボンの膝の所だけが濡れていて気持ち悪い。
義父より南三陸町の写真集が届く。

2012年7月6日金曜日

ブロークンフラワーズ・ゴトウカナエの失踪

7/5

早朝にどしゃ降りの音で目が覚める。再び眠って9時過ぎに起床した時には雨は上がっていた。
朝市では初代「仮面ライダー」の主題歌が流れていた。
不安定な天気のせいか、今日は普通の平日、という感じ。ライ麦分析本に再挑戦してみるが、もはやどうしても素直に読むことはできない。
夕方近くからまた降り始める。小降りかと思うと強くなったりもする。
セールが始まっているサウンドユーで、前々から買おうと思っていた「赤ちゃん泥棒」「ブロークン・フラワーズ」のDVDを購入。
17時過ぎ、先に帰ることにする。久しぶりにタワーに寄るがCDカバー以外買うものなし。
帰宅後、洗い物やゴミの片付け、soundcloudの修正作業など。
兄から電話あり。母の2回目の手術が無事終わったとのこと。
ナツ帰宅後、「ブロークン・フラワーズ」を観る。2年ぐらい前に一度観たきりだったが、ジャームッシュのコマーシャルな面がよく出ている楽しい作品。「リミッツ・オブ・コントロール」のような「名作」ではないが、今にしてみれば「ミステリー・トレイン」などに比べたらずいぶん巨匠感が出るようになったものだ。オープニングなんてカウリスマキみたいだ。

**********

7/6

9時過ぎに起床。今日は朝市へ行く必要がないのでのんびり過ごす。
開店後の協議の結果、無国籍の「ゴトウカナエの失踪」は、僕が今日のマチネ、ナツが明日のソワレを交替で観に行くことになる。
というわけで一時抜けてエルパークへ。「彦いち」でのリーディング以来、楽しみにしていた公演だが、期待や予想を軽く超える、バカバカしくも周到に描かれた大衆演劇っぷりを堪能する。大典さん最高。ここのところツアーやら何やらで疲労していたけど、こういうものを求めていたんだな。
夕方から天気が崩れてきて、かなり静かになってしまったので、もうやめようと思いつつも野間正二「『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の謎をとく」を読む。やっぱりダメだ。
今日はナツがEnomaの展示を観がてら先に帰ることになる。
帰路はどしゃ降り。小さめのビニール傘しか無かったので、観念して濡れながら帰る。
家に帰ると、遂に炬燵とストーブが撤収されて、部屋がすっきりしていた。快適。

2012年7月5日木曜日

ハドソン河のモスコー・まぼろしの市街戦

7/3

朝5:30に仙台着。車内の冷房のせいか頭と体が痛い。そのくせ車外に出て歩いていたらドッと汗が噴き出してきた。取り敢えずネットカフェでシャワーを浴びて休憩し、ゆっくり朝の街を歩いてホルンへ。店のポストに「まぼろしの市街戦」のDVDが届いていた。芦田君から貰った440の演奏を聴き返しながら、仕込み、掃除などをする。現場では聴こえなかったうんどらの声なども聴こえる。
作業終わり、また歩いて帰宅しようとするが、泥のように疲れてきてタクシーを使う。
帰宅してから12時ぐらいまで寝てしまい慌てて起きて出勤。静かな火曜日、睡魔との闘いとなる。
ユニオンに頼んでいた小包が届く。園田さんの「耳抜き」、ビルの新譜、John Caleの「Extra Playful」。
夕方、気分転換に図書館でシュティフターと、ライ麦畑を仔細に分析した本を見つけたので借りてみる。まずライ麦本を読んでみたが、数章我慢して読んだものの途中で断念する。なんでこんな変なもの借りたんだろう。
20時頃先に帰り、オーダーに応え味噌汁を作る。
「大陸」で関さんたちと散々バカにしたsoundcloudを試してみたら、操作が簡単だしシンプルで良いので、今後はこれを使うことにし、長らく放置していたmyspaceを閉じることにする。
ナツ帰宅後、「ハドソン河のモスコー」を観る。昔好きだった映画をいま観るといまいち、という事は多いけど、この映画に関しては断じて当てはまらない。サーカス一座との別れのシーンは今でも泣けるし、マリア・コンチータ・アロンゾは今でも可憐だ。当時この映画がビデオスルーだったとは本当に信じられないほど、愛すべき映画だと思う。

**********

7/4

10時過ぎに出勤するつもりでいたが、10時過ぎに家人に叩き起こされる。
朝市ではつまらないJ-POPが流れており、どうも気分がすぐれないまま出勤。家に忘れ物があり、一旦取りに戻る。どうせ店は静かだろうと思い日記の更新などして戻ってみると、森君と原西さん、藤野君らが居たりして、予想外に多忙な水曜日だった。最近、ことごとく予想が外れるなあ。
東洋軒で昼食。今日は若い男女の店員だった。こういう日もあるのか。
夕方再び盛り上がりがあり、夜は静かになる。昨日は僕が早退したので、今日は19時頃ナツが先に帰る。
帰宅後、工藤さんから、とても悲しいしらせあり。
「まぼろしの市街戦」を初めてDVDで観る。千歳で酷い生活をしていた頃、図書館のLDで何度も観て慰められた映画だ。年を取ってから観ると、さらに味わいと奥行きを感じる。

2012年7月4日水曜日

Shimokitazawa Indie Fanclub・Tori Kudo's meltdown

7/1

7時起床、コーヒーを飲んだり熱い湯で顔を洗ったりして何とか目を覚ます。8時頃にあゆ子を乗せた藤野君に拾ってもらい、大月さんをピックして出発。佐野のあたりでは曇り空で蒸し暑かったが、都内に入ると小雨が降っている。

下北で斉藤さんと合流。ユニオンのタイムセールの事しか頭にない僕と藤野君のために車をユニオンの近くに臨時駐車するという変な行動を取る。ユニオンでは須山公美子「虫の時」を購入。zeroからの再発だが、むしろこっちが欲しかったので嬉しい。皆と再会してブラブラとリサイクルショップを冷やかしたり、さらに芦田君、山路さんも合流してタイ料理の店でフォーを食ったりする。16:30頃会場の440に搬入。ちょっと時間の余裕ができたのでフィルモアへ。Instant Musicの2nd "Klick!"が置いてあったのには目を疑ったが、さすがにこちらは適正価格のため今日は手が出ず。いつか欲しいなあ。しかしMania D.のシングルというでっかい獲物を釣り上げたので、大変満足して440へ戻る。今日のゲスト陣の大谷君、小林君、波多野さん、さやさん、植野さんらも続々集まってきたので大急ぎで曲の説明などする。急きょ、うんどらの皆さん4名もコーラスで加わってもらえることになりラッキー。

18:00より、総勢16人編成でyumbo本番。タイムテーブルがタイトなのが心配だったが、思い切って無駄なMCをしないように心がけたのが功を奏してピッタリ時間内に収まる。ファンファーレの鳴る戦場をイメージしたトランペットの音の塊が綺麗だった。「地獄の歌」も完全版で演れて良かった。

終了後、oono yuukiバンドで演奏する芦田君や、ゲストの方々と別れ、山路さん、藤野君、ナツとサイゼリヤで腹ごしらえしてから、ナツの大好きな在日ファンクを観るべくGARDENへ移動。途中、岩淵さんにばったり会う。

在日ファンクはさすがにもうこれ以上は入れないというぐらいお客さんを満杯に詰め込んだ会場での堂々たるアクト。疲れるかなあと思っていたけど、MC通り、不思議と癒されるすがすがしい後味の残るライヴだった。時々、Pop Groupみたいに聴こえる瞬間があったりして新鮮だったなあ。

本格的に降る雨のなか駐車場へ戻り、皆乗り込んで下北を後にする。僕だけ三茶の駅で降ろしてもらい、皆と別れる。藤野君ありがとう。ひとり新宿へ移動し、23時頃マンガ喫茶に落ち着く。もうとにかく眠い。

**********

7/2

8時に目が覚める。帰りのJRバス乗り場は以前移転を知らずに新宿駅から歩いて酷い目に遭ったので調べてみたら、代々木駅東口を出て2分の所ということだった。

11時にユニオンを覗いてから、西新宿へ。前々から気になっていた「ムット」で食事。カレー2種とナン、ライスのプレート。胃にもたれない点はやはり南。接客がとても良い。野菜のカレーが美味かったな。ついでにVINYLを覗いてから新宿を去ることにする。この時点でちょっと脚に来ていた。そして暑い。

高円寺へ移動。南口のネットカフェに初めて入る。入り時間など確認、まだ余裕があるのでRAREをチェック。VHSの棚に我がカルトムービー「ハドソン河のモスコー」を発見。最近また観たい欲求が高まっていたので買っておく。15時過ぎにショーボートへ。小川直人さんが居たので雑談しつつ時間を潰す。やがて工藤さんらが徐々に集まりセッティングが始まる。スナックメルトダウンの設営を少し手伝うが特にする事もない。東さんや橋本君・小川さんのリハを見物したりする。

工藤さんのリハで音出し。メンツは佐藤さん、前島さん、初めて会う久保田さんというギターの人、ユーフォの羽根田亜希さん。工藤さんの指示により全員がユーフォに合わせたらうまくいった。開演前、一番乗りの西川さんと雑談。

19時より「Tori Kudo's meltdown」始まる。工藤さんの「ブギーバック」から始まり、東さんのパフォーマンス、再稼働反対のシュプレヒコールとリーディング、原田淳子さんのギター(もう少し聴きたかった)と小川てつオさんのテント村についての講話、工藤さんの「アカシアの雨がやむとき」に合わせたリーディング、スナックメルトダウンホステスの小関さんや、鈴木さんの話。物悲しさと喉の奥に何かが詰まったような息苦しさの中で進行していたイベントが、次の日系兄弟のパフォーマンスである種の臨界点を迎える。僕は所在なく、会場内を行ったり来たりしていた。次に久保田さん、福田真也さん、工藤さんのギター3本によるインプロヴィゼーション。各自がギター、ベース、ドラムの役割を想定しており、ここまでの流れを受けた返答ということだけど、これがある意味でこの日一番安心して観ていられる演し物だったというのは奇妙だ。この、イベントにまつわる一個一個の感覚の隅々において反転しまくっている感じが非常に工藤さんらしい。次に橋本君・小川さんによる演奏。僕からすると、彼らには仙台即興シーンなどに対して常々感じている眩しさと同じ種類のアウラがあり、その背景には札幌から上京してからのドラマが上乗せされて切なさに厚みが増している気がする。こういう真剣さは、東京ではもう過去のものなのだろうし、田舎者にしか分からない「負け感」というものがあることに、誰も気付いていない空気がショーボートを支配している、などと思うのは僕の傲慢さだろうか。工藤さんによるきゃりーぱみゅぱみゅがあり、最後に工藤さんのサポートでベースを弾く。リハのメンツに加えて鈴木さん、大谷君、そして僕のすぐ横でひたすらバトミントンのラケットをビュンビュン素振りしている青年(後で気付いたがこれも福田さん)。彼が力いっぱい振り下ろすラケットの風圧を感じながらベースを弾く。「open field」は毎回同じ失敗をしてしまうが今回も例外ではなかった。

終了後、薄田王子さん、10年振りぐらいの山根さんに声をかけられる。関さん、大谷君、芦田君とラーメン屋「大陸」で夕食。メニュー表紙の手書き罫線。ざる中華そばという名の五目そば。soundcloud、ピアノの調律、PANの今後の話など。23時過ぎに皆と別れ代々木へ移動。疲労が限界。23時59分に出る夜行バスに乗車し、消灯後死ぬ。

2012年7月1日日曜日

Instant Music・スネークマンショー

6/28

今日は首尾よく目が覚めて10時に家を出る。朝市では普通にTUBEなどが流れていてつまらない。
ナツの高校時代の先生が店を訪ねて下さった。とても好きな先生だったようで、ナツ喜ぶ。
岩淵君の好きな小説ということで興味が湧いたシュティフターの本を探しにメディアテークへ行くが休館日。マゼランでも探すが無し。明日また図書館に行ってみよう。
18時頃、ナツ先に帰る。ここ数日迷っていたが、やはり2日はショーボートへ行くことにする。
帰宅、夕食はオクラ納豆そば。
ナツが買ってきた本を読みながら寝ようと思い布団に入ったが、そのまま寝てしまった。

**********

6/29

早寝したおかげで快眠で寝覚めも良い。ツアー前の細々とした準備する。
朝市経由で出勤。今日の朝市はよく分からないユーロビートみたいなダサいビートが流れていたけどあれは何だったんだろう。
本儀先生、藤野君ご来店。静かだけどお客さんの切れ目のない金曜日。
日曜は臨時休業するので、今日の時点で何をどのぐらい仕込んだらいいのかで悩む。月曜はショーボートに行って夜行で帰り火曜の早朝にも仕込みをするので、飽和状態にならないようにしないと。
夕方、7/1の楽譜を準備する口実で先に帰らせてもらう。松栄ホールのレコード市に寄ってみる。今回はいつもよりNew Waveのエサ箱が多い気がする。逆に激安箱は減ったな。非常にレアなInstant Musicの1st 10"が信じられないような値段で置いてあり、思わず「うわっ何コレ!」と呟いてしまった。あんなに狼狽えたのは久しぶりだ。今日はもうこれ1枚で満足だったんだけど、Dan Hicksが1曲歌っているRob WassermanのCDも手頃な値段で見つけたので、ついでに買っておく。
帰宅してたまっていた洗い物など片付け、楽譜の準備に精を出す。コードの転調って面倒臭い...。あと、yumboの曲って演奏者からすると分かりづらいのかもしれない、と初めて思う。土壇場のメール連絡などもやっておく。
22過ぎナツ帰宅。僕が帰ったあとはけっこう忙しかったようだ。
ある知人のブログの文章に衝撃を受け、本格的に眠くなるまでナツとその事について話し込む。

**********

6/30

長い長い夢を見たために、目が覚めた瞬間に「寝坊したか!」と思ったが、時計を見たらまだ7時だった。それから何度も眠っては目が覚める、という事を5分ぐらいの間隔で繰り返し、そのたびに夢の続きを見て頭が狂いそうになる。
早めに出勤しようと思っていたが結果的に割と普通の時間に出勤。
開店直前に岩住君らが練習前に寄ってくれた。
里ちゃんご来店。今も完全に人形劇モード。山形のさくらんぼを頂く。初物だ。
本儀先生、若生さん、鈴木さんもご来店。今日は静かながら常連様々の一日だった。
帰宅後、明日の支度をしつつYoutubeで見つけた、懐かしのスネークマンショーのサウンドストリート音源を聴いたりする。調べてみたら、放送された時僕は10才だった。これエアチェックしたけどテープ何処に行ったかな。この放送で聴いた曲の全てに衝撃を受け、後になって全てのレコードを買っていることに気付き、それもまた衝撃だった(YMOの『中国女』写楽バージョンはしばらくの間はレア音源だったけど)。