2012年4月30日月曜日

簗田寺・S

4/28

家の呼び鈴で目が覚める。あゆ子が来たようなので、ずいぶん早く来たんだなあと思ったけど時計を見たら7:15だったので目を疑った。超特急で準備。大月さんを乗せた今回の救世主・戸田君到着し、5人乗りのバンに機材荷物積み込み、軽快なフィアガル・シャーキー的コンディションの小野君に見送られて出発。アッETCカード無いじゃんということで戻ってフィアガル・シャーキーから受け取って再出発。晴天の道中は華麗なる戸田君仕切りによってモリッシーの反芻やカセットを諦めない話などしつつ順調に進み、ほぼ時間ぴったりに簗田寺に到着、山路さん、斉藤さんと合流。簗田寺はにっぽん昔話に出てきそうな風合いの、ちょうどいいサイズのお寺で、庭の桜や犬と犬小屋、大袈裟過ぎない本堂の規模など、いちいち奥ゆかしさを感じさせる爽やかな場所だった。芦田君、福田さん、寺井さん、一平さん、アキさん、ICHI、レイチェルさんらも続々到着。

リハ終了後、町田ユニオンへ戸田君と繰り出す。「ハート・オブ・ジャーマニー」帯付、ホルガー・ヒラーの12"など出てくるが、どちらかというと戸田君向き。「ぼちぼちいこか」 帯はかなり迷ったけど、なにもここで買わなくても...という結論に達しパス。買えばよかった。「リトルスワロー」再発版は全く迷わず購入。お寺に戻り、一平さんがsakanaファンということでデレデレする。

16:30〜、お客さんが徐々に集まってくる。子連れちらほら居て、そのなかに吉本さん夫妻も。長谷川さん、野田さんとも挨拶できた。17:00〜ICHIさんの野外演奏でイベント開始。 ICHIさんを観るのは3度目だけど、まったく飽きない。堂々たるパフォーマンスにお寺が沸く。ラストのゴルフが成功し、もうこれでイベント終わりでもいいんじゃないかと思うぐらい良かった。続いてGofish。森田芳光の「の・ようなもの」を思い出した。ああいう歌をじっくりと作って歌っていくというのは僕には絶対に真似できない事だ。続いてご住職のお話。お寺でのライヴは25年ぐらい前から続けているという事で、得難い場所であることを再認識。「あきらめない」という部分で、僕の前に座っていた戸田君の背中がピクッと反応するのを僕は見逃さなかった。

続いてyumboの出番となる。今回もなかなかセットリスト作りに苦心したが、このまえの名古屋〜京都がいいクッションになったと思う。古い曲でも新しい事をしなければならない。演奏しながら、新しい歌い方という事と、攻撃に対して常に「間違いの実」だけで応戦するという考え方(またはそういう方法を選択した自分)について思いを馳せつつ何とか切り抜ける。終わったところへ有泉さん登場。有泉さんっていつ会ってもカッコイイなあ。

最後はレイチェルさんとICHIさんのセット。文句なしに、今までで一番良かった。 途中、山路さんやアキツユコさんが加わったのも新鮮な躍動感があった。アキさんの音がストライクゾーンに入り惚れ惚れして聴き入る。

イベント終了後、 福田さんに99ストーリーの完結をお願いしたり、斉藤さんから受け取ったたまのDVDRを不覚にも置き忘れたりして撤収。今日はここに宿泊する山路さんと別れ、簗田寺をあとにする。とにかく腹が減って死にそうだったため近場のリンガーハットに突入し、つけ麺大盛りとミニチャーハンを喰ったうえに芦田君が残したラーメンも平らげることでようやく落ち着いた。町田駅前で大月さんを降ろし、仙台へ向けての帰路に出る。

早朝4時過ぎに帰宅。24時間近い不眠をさせてしまった戸田君に礼を言い、すぐさま寝る。

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4/29

14時頃起床。眠気と疲労が抜けず友川カズキは断念する。プロバイダに電話し、ADSLの不調を訴えると、24時間以内に回線の調整をしてくれるという。回線の調整って、具体的には何をするんだろう。

久しぶりにもちゃもちゃが窓のそばに現れた。一瞬、顔が綺麗になった?と思ったが、よく見たらやっぱり口から膿がドローッと垂れている。拭き取ってやろうと接触を試みたが、 やはり怯えて逃げてしまう。

朝市休みのため生協やサトー商会で買い物しホルンへ。sakanaを聴きつつ、今日のうちにやっておかねばならない仕込みをする。ナツ合流し、昼食。長谷川さんから貰ったマコメロジーのCDを聴く。向井さん的な才能に舌を巻く。

帰りにSに寄る。あつし君とはしばらく会っていなかったので、互いの遣る瀬ない近況を報告し合う。リスペクトが嵩じての店のカルト化による弊害、BOOK OFFとヤフオクの変質、レコード価格の暴落の話、など。土方久功の「おによりつよいおれまーい」を購入する。SEIYUで買い物し帰宅。ほぼ同時にナツも帰宅。ADSLが復活していたので、急務のメール連絡などしておく。

2012年4月28日土曜日

ライ麦畑・テニス

4/27

今朝は買い出し無し、ゆっくり出勤。昼は久々に昼らしい活気。
Portray Headsのソノシートと、1964年版の「ライ麦畑でつかまえて」が届く。「ライ麦畑」はやっぱりこの装幀とこの訳が一番しっくりくる。もう100回ぐらい読んでるんじゃないかと思うけどまた読み始める。
昼過ぎからポツポツと降り出し、夕方には本格的な雨になる。7時頃店を抜けてPANGEAへテニスを観に行く。さやさんにナツ作の紙人形をプレゼン。
主宰の藤野君、小野君、須貝さん、睦子さん、創一君、瀬戸さん、里ちゃんなど、知り合い多数。
仙台では意外にも初ワンマンだが、PANGEAの雰囲気や音の響きがテニスと相性良く気持ちいい。そして今日はかつてないほどさやさんのMCが充実しており、演奏中も1曲1曲笑いを取りに来るさまが寄席芸人を見るようだった。Sparksを思わせるようなコンビネーションすら感じさせる域に達していると思う。
終了後、主に黒沢清やアルドリッチやイーストウッドについて植野さん、睦子さんとトーク。
ホルンに戻ると、ナツは小岩家へ行くというのでひとり食事。戸田君、あゆ子、大月さんに大詰めのツアー連絡。
0時前に2人とも帰宅。ナツから小岩家の賑やかな様子を聞く。

2012年4月27日金曜日

Bona Drug・Aurora Music

4/25

今日も真面目に起きて朝市で買い出し。ほぼ天気の話しかしない肉屋さんが「明日から雨だそうですね」と言う。

昼は「えっ?!」と思うぐらいホットサンドが出た。もしホットサンド屋だったらちょっとおかしくなっていたかもしれない。濱田さんご来店、5月の仮オファーをしておく。夕方から忙しくなる。その渦中に母から電話、手術終わり無事退院とのこと。声は元気そう。

夕飯作ることにして19:30で上がる。SEIYUで買い物。帰宅して母に電話。引き続きツアー関連の作業。モヤッとしていた金銭面の情報を整理してずいぶん気が晴れた。6/16の伊藤さんのオファー受ける。

ナツ帰宅、とり天と玉子のそば作る。

家では長らく継子のような扱いを受けていた"Bona Drug"を聴く。最高だ。

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4/26

早朝にやや大きな揺れあり目が覚める。二度寝して見た夢は、細部は憶えてないけど「昔世話になった男」に数十年振りに会いに行く、という設定になっていて、家具も何も無いボロボロの民家で、その男(現実には存在しない、全然見たこともない人物だった)とその妻、子どもと対面するという陰気な夢だった。

肉屋のおじさんの予報通り、昼過ぎからポツポツ降り始める。先日落とした「Aurora Music」が届く。限定300本...どうりでなかなか見つからなかったわけだ。ブックレットのワープロのフォントといい、各バンドのページのデザインのセンスといい、全てがたまらない。

藤野君ご来店。明日はPANGEAに30人以上座れるようにするという。そんな事が可能なのだろうか。

帰宅後、ツアー関係とホルンライヴ関係のメールのやりとり。濱田さんは7月にsekifuと対バンするという。いいなあ。

「Aurora Music」をCDRに落としつつ聴く。最高に面白いナレーションに始まり、ステレヲズを田舎臭くしたようなOrchestra Pili Pili、突段が最もゲル状だった頃の曲、谷崎テトラがやっていたMorzarte Jugend、Frictionに居たセリガーノのバンドLabberishなどなど。Halationsは完璧。もっとレコード出して欲しかったなあ。うばざくらも、LLEから出てた12"より数段良い。しかし一番ビックリしたのは後期P.T.A'sの変貌振りか。歌詞に「スサノオ」とか「荒ぶる心」なんて言葉が出てくる...。

カセットついでに、「フィンランドの思いで」を聴く。これ店でかけても面白いかも。

 

2012年4月25日水曜日

最前線物語・麺類

4/23

思い切り午後まで寝る。目が覚めるとナツは家の片付けをしていた。後ろめたさを感じつつ外出。Vol.1に寄ると「ぼういず伝説」が流れていた。TSUTAYA、タワーを回り、「3枚で3000円」DVDの棚の前で長時間混迷を極める。いくらアルドリッチにはまっているからといって、そうそう買っていいというものでもないという結論に達し、断腸の思いで何も買わず。ネットカフェに寄り、家の激遅ADSLでは絶望的なDL作業をしつつ、黒沢清関連の動画を3本(『廃校奇譚』『木霊』『奴らは今夜もやってきた』)立て続けに観てカタルシスを得る。新星堂でTelevision2枚とも購入。これ、買うの何度目だろう...。帰宅してボートラをチェック。"Marquee Moon"の最後に入っている無題のインストが凄い。僕があまりにもオタク過ぎる休日を堪能していた間、家の片付けをしたり店で仕込みをしていたナツ帰る。怖くて目を合わせられず。ダメ押しで「最前線物語 ザ・リコンストラクション」を観る。リー・マービンの名演技に惚れ惚れしつつ、「あっ、らーめん竹に行くの忘れてた!」と気付く。

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4/24

今日は真面目に早起きして買い出し、午前中から仕込み。天気が良く気温も上がっているので、もしかして忙しいのか?と思ったがそうでもなかった。

夕方、若生さんの個展を見にSARPへ。高熊君とすれ違う。愛らしさのなかにペーソスがにじみ出ている世界。ナツの描く絵に通じるものがあると思う。欲しい作品が何点もあったが、お小遣いが足りないので...と誤摩化す。 帰りにサウンドユーに寄り、取り敢えず「ヴォックスオール・アンド・アイ」を購入。モリッシーのソロのCDって安いんだなあ。

ホルンに戻ると、大阪から喫茶エーボンの広瀬さん、宗友さんがご来店されていた。帰りのバス時間が迫るなか、歌津でおっさんから貰ったという摩滅した変な石とかエーボンのロゴ入りキーホルダーなどを見せてくれたりしてワーッと帰っていった。もっとゆっくり話したかったなあ。

閉店後、泰陽楼で食事、チャーシューメン。お会計の時にお店のおかみさんから「お客さんって、麺類が好きなのよねえ。みなさん美味しそうに食べるから、私も食べたくなっちゃう」という発言あり、サイケな気分になる。麺類が好きなのよねえ、って...。とにかくこういうおかしな事があると、また必ずこの店に来よう!と思うのだ。この間の東洋軒の怪しげな給水機の音(というより声)もまた聞きたいし。

帰宅して、今日届いたライダーズの「Ciao! E.P.」を聴く。初出音源は無いけど、一応耳を通す。滞っていたツアー関連のメール連絡を片付けたり、急遽決まりそうなホルンでの次のライヴの相談、などなど。


2012年4月23日月曜日

かげろうコンプリート・ロンゲストヤード

4/22

夢にアウバニーが出てきて戦慄する。夢の最後の方は12畳ぐらいの広さのガランとしたマンションの1室で何事か話すのを「ハイハイ」と聞く羽目になったが、10:50ぐらいに目が覚めて慌てたせいで全部忘れた。

今日は適度な感じでいいなーとのんびりする。川村さんご来店。油断していたら、いつの間にか怒涛のように忙しくなっていた。牛乳が足りなくなったりしてちょっとパニックに。18:00頃、静かになったのでサトー商会隣の東洋軒で食事。

ナツ先に上がって火星へ行く。片付けて19:30には帰宅する。

ポートレイ・ヘッズのソノシートとカセットブック「Aurora Music」を落札。これでかげろうレコードの蒐集は終わった筈。

ナツ帰宅後、「ロンゲスト・ヤード」を観る。「北国の帝王」も凄かったけど、ここでもジョゼフ・バイロックの撮影が最高。バート・レイノルズの洒脱なムードと刑務所のギャップもいいなあ。

2012年4月22日日曜日

監督失格・Silent Tongue

4/16

朝方、坊主頭のちびっこ軍団の静かな襲撃にあい目が覚め、板さん宅の近所の喫茶店「Yamamoto」でナツ、大月さん、芦田君とお茶する。店内で小さくラジオがかかっていて、とてもいい感じだ。

藤野君に迎えに来てもらい、荷物を積み直して10時過ぎに出発。芦田君、斉藤さんと別れる。

帰りの車内では斉藤さんがくれたLittle WingsのCDが大ヒットしたり、Ettやわすれろ草を聴いてツアーの思い出に耽ったり、金沢のSAにある生活創庫的なリサイクルショップで時間を浪費したり(『ファイヤーフォックス』のパンフを見つけたけど買わなかった。買えば良かった)、大場さんから貰ったパンやうなぎパイを貪り食ったり、藤野君が北陸道の長いトンネルを走りながら落ちそうになったりした。

夕食を取るため立ち寄った磐梯山のSAの駐車場は青山真治の「ユリイカ」みたいな状態だった。ところどころ残雪の小山があり変な気分になる。喜多方ラーメンはさすがに美味かった。

夜22時過ぎ、仙台に戻る。

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4/17

早起きしていつもより1時間早く出勤、いつもの倍のエネルギーでカレーを仕込む。開店後はLittle Wingsを聴きつつのんびり仕事。

瀬戸さんご来店。山派の話。ソンミー危うし。

帰りにTSUTAYAに寄りDVD借りる。店内に永久値下げの掲示あり、利用者としては安いに越したことはないけど、競争の生々しい厳しさを目の当たりにし複雑な気分になる。

帰宅後、疲れで何もする気が起きず風呂に入って寝る。

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4/18

ツアー中の生活サイクルが抜けていないのか、割とすんなり早起きできるようになっている。

朝市で"Easy Lover"を聴く。これ、日本で誰かがカヴァーしてたよなあ...と思うが誰だったか思い出せず。

久々のレバーカレー仕込み。

昼間若生さん、夕方藤野君、夜としお君ご来店。いやー、いい感じだ。日常が戻ってきた。

帰宅後、「監督失格」を観る。画面に登場する林由美香の放つ堂々たる魅力は眩いばかりだ。魅力的過ぎて怖いぐらいだ。でも目をそらすことができない。

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4/19

今日はゆっくり出勤。昼が終わって静かな時間帯になった頃、「石山ですけど」と、いきなり真奈美さんから電話があり非常に驚かされた。もちろん嬉しい驚きだったけど。中学の頃に山田さんと行った結婚式で会った(というか見た)のが最後だから、もう四半世紀経っていることになる。もう中学生と高校生になる子どもが2人居て、江別に住んでいるという。

直前まで行かないつもりでいたけど、やはり誘惑には勝てず、モリッシーを観に行くことにする。ZEPPに着くと、フロアに戸田君発見。いつも頻繁過ぎるぐらい話題に出る親友のみのにしさんをついに紹介してもらう。

開演20分前ぐらいだろうか、突然客電が消え、舞台に張られた巨大なスクリーンにフィルムが映写される。おお?!と思って観ていたら、Shocking Blueの"Mighty Joe"らしい。後で分かったことだけど、最近のモリッシーのライヴは、このpre-film showが恒例になっているようで、その後もVince Taylor、Nico、B.B.、Sparks、DollsなどのイカしたPOP ICON達のフィルムが続々と流され、場内が妙な興奮に包まれていく。これは見事な演出だと感心してしまった。そしてモリッシー登場。queerとは、campとは、bizarreな感覚とはこういうものだと徹底的に叩き込まれるかのような、ここが仙台であることを完璧に忘れさせられた、超エンターテイメントだった。それが何になるのかと言われると返す言葉は無いが、とにかく目の前にモリッシーが居て、彼こそが思春期の一番苦しかった時代を救ってくれた世界中で最も力強い詩人であり歌手であることは疑いようがなく、ライヴというのは本来、そうした自分のヒーローに会うための場だったのだ。ということさえ僕は忘れていて、最近ライヴ観てもつまんないなーなんて思っていたが、それは自分にとっての本物のヒーローを観ていなかったからだ。モリッシーは実際に観てみて分かったけど、本物の詩人であり、歌手、ヒーローと呼ぶに相応しい人物だった。

店に戻るとナツがちょうど出るところだった。ナツはゴリラ食堂で久美子さんと約束があるため、僕は店でひとり余韻に浸りつつ食事。昼間電話があったというので、兄に電話する。母の入院と手術の話、真奈美さんの事など。

帰宅後、"Mighty Joe"のショックが忘れられずShocking Blueを聴く。日記を少しずつ書くが、どうも文章を書いていると眠くなる。

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4/20

朝、強烈な首の痛みで目が覚める。寝違えたのだろうか。痛さで動けないぐらい痛いけれども、そのまま寝ているとハチクマの爪に攻撃されるので、無理矢理に起きる。出勤後も痛みは引かず、首から肩、背中にかけて間歇的にビリビリした痛みが走るので憂鬱になる。幸いというか何というか夕方から店が静かになったので、早退しツルハドラッグでバンテリンを購入。帰宅して鬼のように塗って寝る。1時間ほどで目が覚めると、魔法のように痛みが和らいでいたため、調子に乗ってYoutubeでモリッシーを観まくる。

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4/21

今朝も痛みは若干あるが、起きてみると首のあたりはほぼ痛みが消えていて、一番痛かった肩のあたりに小さな痛みのポイントが残っているだけだった。バンテリン様々である。

今日は岩住君&コッコさん、久美子さん&めぐたん、コメさん(久しぶり過ぎてお会計の時まで分からなかった)、創一君、純子さん&南陀楼さんらがご来店。色んな人が来たなあ。

帰宅後、ややネットの動きが良いので、芦田君が送ってくれた京都の録音をDLして部分的に聴いてみる。ヴォーカルの分離が良い。ここまでクッキリと歌詞が聴き取れるのは珍しいかもしれない。 

今日届いた「アメリカン・レガシー (Silent Tongue)」を観る。前に観たのが何年前なのか思い出せないぐらいだけど、観始めたら細部までよく憶えていた。とても不思議で、印象深い佳品。初めて観た時はインディアンの女の亡霊がメチャクチャ怖かったものだけど、いま観てみると全く恐怖は感じず、むしろ惹き込まれるような美しさがあった。

2012年4月21日土曜日

レコ発京都篇

4/15

7時過ぎに目が覚める。小野君は既に発っており、ヨシトさんは何処かへ出かけていた。ナツと散歩がてら、近所の喫茶店を探すことにする。ヨシトさんによると、このあたりは空襲を免れて古い家や建物が多く残った地域だそうで、凄く味のある建物が目に入り楽しい。戦前からあるわけじゃないだろうけど、「プラスチックス研究所」とか「歌謡教室」「オリエンタルカレー」の工場とか、たまらんものがある。しかし肝心の喫茶店はなかなか見つけられず、いい感じだなあと思った「れい」という店は日曜で休みだった。もうちょっと歩いたところにようやく「サウンド・マーシー」という店を見つけて入店。奥の席に通されると麻雀ゲーム卓が3つもある。赤いソファや渋い床材もいいね...。

ヨシトさん宅に戻ってほどなくして、ヨシトさん帰って来る。メガネをかけておりジョニー・デップのようだ。もしくはイーピルの山崎さん。藤野君のお迎えを待っている間にあれこれ歓談。

名古屋から京都へ移動。京都市内はさすがに桜が満開で、歩道は花見客でいっぱいだった。ひねくれていた10代の頃にあんな光景を見たら、きっと「反吐が出るぜ」なんて言っていただろうけど、今の年になると「ああ、いいなあ」と思ってしまう。みんな幸せそうで、天国に居るみたいだ。

今日はほぼ時間通りに会場のUrBANGUILDに到着し山路さん、大月さん、斉藤さんと合流。ここに来るのはカール、アーリントンとのツアー以来だから5年振りか。車を置きに行って渋滞に巻き込まれた斉藤さんをよそに六曜社でお茶する。山路さんお勧めの地下は満席で、路面の店鋪に入店。落ち着くなあ。ここでも仙台即興シーンの話する。

会場に戻ってリハ。響きが良く演奏していて面白い。急に曲が書きたくなってきたけど時すでに遅すぎる。リハ終わる頃にわすれろ草の面々が到着。空き時間を利用してひとり外出。鴨川沿いを少し歩いて、ブーツィーズ、JET SETとレコード屋巡りをする。もっと行きたかったけど時間が足りなかった。JET SETでSpecial AKAの'88年版 "Free Nelson Mandela"ハウス・ヴァージョン12"を発見。これずっと前からリミックスだと思い込んでたけど、どうやら完全なリメイクらしいことが判明し、ひとり静かに興奮していたら藤野君来る。京都での仕事を切り上げてきたという。

開演時間まで間が無いので急いで目についた店で食事してUrBANGUILDへ戻る。今日も満員。本当に、本当に有り難いことだ。みのりさんが来ていてビックリ。関西方面に引っ越すとは聞いていたけど、もう住んでいるらしい。

わすれろ草スタート。4人の研ぎすまされた音色や歌声が織物のように重なっていくさまは優雅でありユーモラスでもある。yumbo以外の共同作業が苦手な僕には逆立ちしても作れない音楽。そしてまことさん、STUDIO 1のTシャツを着たりしてカッコイイ。

「えっ?!」と思うぐらい短かったわすれろ草の演奏が終わり、yumboの出番に。内容は昨日の名古屋と同じだけど、曲順はマイナーチェンジを加えてみた。ライヴをやるごとにMCがヘタになっていってる気がするけど気のせいだろうか。とにかく演奏だけでもまともに聴けるようにと頑張ったが、やっぱりミスだらけだった。それでもとても楽しく演れたのは、yumboとハコの相性が良かったからかもしれない。アンコールいただき「やんやややん」「ケーキ」で終わるが、再度アンコール。やらないと思うけど押さえで...と用意してあった「星めぐり」で終わる。

終わってから斉藤さんに「ダブルアンコールは初めてじゃないですか」と言われ、「前に一度、沖縄でありましたよ」と調子こいて話したけど、後で調べたらそんな事実は無かった。なのでこの日の出来事はyumbo史上初だったのである。

見に来て下さっていた木島さん、江守さんに挨拶。浩一郎さんの友人だった(!)FMNの石橋さんに声をかけられ挨拶。竹下君は完全にRamonesモードに入っていて、Televisionモードに入っている僕と話がかみ合わず。ゆすらごの方々や「ちんぷんかんぷん」というバンドをやっているブライアン・ウィルソンのような人に紹介されたり、たゆたうというバンドの方から手書きラベルのお酒を頂いたりして、カオスとなる。

山路さんはゑでぃさんに乗せてもらって帰るということでアバンギルド前で別れる。残りのメンバーは斉藤さんの10年来の友人・板さんの豪邸に泊めていただくことになっており大挙して移動。深夜まで、斉藤さん主宰のトークパーティーが執り行われる。

2012年4月19日木曜日

レコ発名古屋篇

4/14

朝6時台に起きるのは久しぶり。モヤーッとした頭で出かける準備をする。あゆ子を乗せた藤野君(今回のツアーにおける救世主、というか神)到着、機材や荷物を積み、五橋で大月さんなかなか出て来ない事件など挟みつつ出発する。よく分からないけど比較的新しいという高速を通って名古屋へ向かう。話題はもっぱら、期待の仙台即興シーンについて。

道中、ちらほらと梅や桜が咲いているのが見え始めるが、しばらく曇り空〜雨が続く。こりゃ名古屋も雨で桜も散ってるかなと思ったが、着いてみたらうまい具合に晴れていた。sakanaを聴きながら名古屋入り。予定を若干遅れてKDハポンへ。山路さん、芦田 君、斉藤さんと合流。大急ぎでセッティングしリハ。今回は事前の練習をしていないため、ツアー新登場の曲を中心に合わせておく。ハポンはマヘルで2回来て いるけど、ピアノを弾くのは初めて。こんなにトレブリーな音だっけ? ホンキートンクピアノみたいで面白いけど。

リハ後、Ettのお二人と対面。義援金のお礼が遅くなって恐縮する。

以前ハポンに来た時に目をつけていた近所のリサイクル屋へ。僕は買うもの無くコンビニへ楽譜をコピーしに行ったりしてブラブラする。ハポンへ戻ると、旅行中の小野君、ほんとに久しぶりの津ヶ谷さん、今日泊めていただくヨシトさんらが居た。

会場は満員。19:00開演。Ettは初めて聴いたけど、バンド名から想像していたのとは全然違う音楽だった。keiさんのギターはまさに手作業の魅力という か、精巧な硝子細工が出来上がっていくのを見るようだ。矢野顕子と浅川マキの中間を行くようなさゆりさんの大らかなヴォーカルも素晴らしく丹念...。映画で言えば山田洋次のような義理人情の世界だ。これから行なわれる自分達のトビー・フーパーみたいな演奏が随分がさつに聴こえるんじゃないかと急に心配になってき た。

Ettもうちょっと聴きたい...と思ったが終了し、yumbo出番となる。「現実」以降の新曲ばかりでもちょっとアレなので、今回は古い曲もセットに加えている。初めての土地ということもあるし、ここ何ヶ月かは曲が全く書けていないので、ライヴで定番のようにやり過ぎた感のある曲も多数含まれているが、不思議とまだ演れるのは、たぶん色んな人のおかげだと思う。アンコールをいただく。

ライヴ中、僕のネガティブMCに負けずにヒューヒュー口笛を吹いている猛者が居るな...と思ったら、なんと大場さんが来てくれていた。しかも家族連れで。手作りのパンとうなぎパイを頂く(この日記を書いている今もうなぎパイを食べている。ウマー)。メールのやりとりをしていた飯嶋さんとも対面。ようやく「やる気のない」コンピを渡す約束を果たせた。お返しに"Last Train to Hicksville"のLPをいただいたのも感激したけど、奥様とお子さんも連れて来られていたのも何だか嬉しかった。

撤収後、斉藤組 (山路・大月・あゆ子)と藤野組(澁谷・ナツ・芦田・小野君・ヨシトさん)に分かれる。斉藤組は明石の山路さん宅へロング・ドライブ。僕ら藤野組は亀島という所にあるヨシトさん宅へ。荷物を降ろすために一旦停車するようヨシトさんが指定した場所は小さな民家の真ん前で、藤野君が「ここ、停めて大丈夫ですか?」と心配すると、ヨシトさんが「大丈夫ですよ、なんか新興宗教の施設なんで」と言う。窓が真っ暗で静まり返っていてちょっと恐い。藤野君は車を置いて別の友だちに会うために去って行った。運転でクタクタだろうに、申し訳ないなと思う。

ヨシトさんの家はカッコイイ2軒続きの古い長屋をリ フォームしたもので、もともと廃屋だったのをヨシトさんの友人が発見して、ぜひ住みたいからと持ち主を探して申し出たのが最初で、ヨシトさんで4代目だという。近くの店で食事しようと歩き出したが、すぐ近くのラーメン屋には入らず、「この先にもう1軒あるので、そこへ行きましょう。ビールが変な味だけど」 と言うヨシトさん...。ビールを飲んだ芦田君に感想を聞いたら、「別に普通でしたよ」と言っていた。ちょうど尾道へ行ったばかりの小野君とヨシトさんが尾道話で盛り上がる。

ヨシトさんの家に戻り横になると、途端に一日の疲れがドッと押し寄せてきて、知らないうちに眠ってしまっていた。

2012年4月14日土曜日

ぼういず伝説・こんにゃくいも

4/13

血なまぐさい夢を見たけど日記に書けるような内容ではない。いい感じの映画を1本観たぐらいの充実感あり。

昼、有り難いことに忙しい。戸田君選曲のBGM集メガプレイ。

夕方、待望のあきれたぼういずのCDが届き静かに盛り上がる。

夜、先に帰って楽譜の整理など、細かい準備。twitterにYoutube貼り始めたらまた止まらなくなるが、関さんが貼ったやつを聴いたりしてるうちに停滞。

金スマのこんにゃくいもを食べたヘルムートの映像は完全にホラー映画だった。可哀想だけどいい映像だった。

ナツは閉店後、森君の所へ現実手ぬぐいを取りに行き、小岩さんにカレーを届けに行って帰ってきた。精力的!

明日は早起きして名古屋だ。

2012年4月12日木曜日

怒声・中川さん

4/11

天気悪く静かな水曜。夕方、先に帰って作業することにする。メディアテークに本を返しに行ったら、児童書のコーナーのあたりで携帯で喧嘩している者が居た。館内に男の怒鳴り声が響き渡る。

僕が帰ったあと、さやさんと雄哉さんが来てくれたという。こういう天気の悪い日は藤野さんが来てくれるんだよねーと話していたら本当に来てくれたらしい。その頃、僕は家で「live in reality」の焼き&組み立て作業に没頭していた。ジジキのカセット、Steely Danのブートなど聴きつつ、深夜までかかって100枚達成し、熱い風呂に入って寝る。

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4/12

今日は天気良く暖かい。5年前にコペンハーゲンで買ったジャンパーが防寒効果があり、ずっと愛用していたが、両方のポケットの内側が破れており、ジッパーも壊れているのでナツにボタンをつけてもらったがそれも一つ潰れたのでレインコーツの缶バッジで止めたりして、とにかくボロボロだったが、そろそろ今シーズンは終わりかもしれない。

森君や若生さんご来店、この人たちの顔を見るとなんだかホッとする。

夜、藤野君ご来店。ツアー関係の相談、PANGEAの話など。

帰宅後、ネットを見ていて中川幸夫の死を知る。享年93才、老衰とのこと。

2012年4月11日水曜日

All I Do・復讐 消えない傷痕

4/10

twitterについての夢を見たけど、よく憶えていない。

久々に、忙しい火曜日となる。初めてのお客さんが多く大変有り難いことだ。大助さんから豆菓子頂く。

忙しい最中に、そういえば昨日の登米からの帰りに、由紀さんの車に積んであった玉置浩二のCD「All I Do」を聴いたけど、あの妙にヘヴィなエレクトロファンクは相当やばかったな...などと思い返す。1曲目なんて、この世のものとも思えないような変な曲だった。そんなCDをかけて顔色一つ変えない由紀さんとナツも凄いと思ったけど。後で調べてみたら、このアルバム海外レコーディングで、バックはほとんど外人だ...。ジャケも鬼気迫るものがある。しかしプロダクションの要を担ったのがBANANAだと判明し、なるほどそれでか...と納得する。

閉店後、萬寿山で食事。蟹チャーハンをゆっくり食べる。今日はガラの悪い中年サラリーマンが多く、酔ってラー油の瓶を落として割っている者(ズボンがラー油だらけ)なども居たが、終始冷静な店員たちは立派であった。

帰宅後、今夜もCDR焼き作業。ひたすら焼きつつ、「復讐 消えない傷痕」を観る。「運命の訪問者」の5年後を描いた、色んな意味で痛快な作品だった。何もかもがツボにはまる。

2012年4月10日火曜日

ファストフード・北国の帝王

4/8

ファストフードの屋台の夢。ナツやあゆ子らを含む集団で行動している夢の終盤で、ファストフードを売る屋台が出てきた。屋台の前面には食べ物を作る巨大な鋼鉄の四角いフライパンが16枚取り付けてある。貝のように2枚1組で4つずつ、2段重ねになっている。カウンターに取り付けられた8つのボタンにメニューが書いてあり、欲しいもののボタンを押すと、対応する2枚のフライパンの間にドロドロした緑や茶色や黒い液体が流し込まれ、ジュージューと音をたてて焼き始める仕組みだ。皆が面白がってボタンを全て押すと、屋台のお兄さんは明らかに怒っており、手元のプラスチックの容器からドロドロの液体を乱暴に投入していく。動作が早く乱暴なので、いろいろな液体が混ざり合ったり、目標とは違うフライパンに飛び散ったり垂れ下がったりしていて不潔だ。

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今日の昼は忙しく、生きる歓びを感じる。大助さんご来店、先日の電話機のお礼をする。

閉店後、久美子さん、若生さん、卓さんが来て、皆で阪本順治の「顔」を観る。藤山直美の主演映画がこれしか無いというのはあまりに残念だ。

久々に会ったので、卓さんにジャケの写真の件オファーしておく。オークション騒動あり秘密の懸案事項について話せず。

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4/9

9:30起床し、すぐにナツとホルンへ。由紀さんと合流し、車で登米へ。イオン跡地の仮設を訪ねる。今日は皆用事で出払っており、しげ子さんだけだった。退屈そうだが元気そうだ。持参したカレーを食べ、お茶しつつあれこれと歓談。初めて落ち着いて震災や津波の話をしげ子さんと出来たように思う。暢さん出演のピタゴラスイッチの再放送を観て、16:00頃辞す。

18:00店に戻り、少し片付けなどして、帰りにらーめん 竹で食事。閉店ちょっと前で空いていた。カツ丼ご飯大盛り。香ばしいカツ、シャバシャバ過ぎず甘辛のタレ、シャキシャキ感の残る玉ネギ...と、全てが理想的。やはり素晴らしい店だと再確認。

帰宅後、鬼のような「live in reality」焼き作業開始。ツアー関係連絡なども。

ひと段落して「北国の帝王」を観る。面白いというのはこの映画のためにあるような言葉だ。

2012年4月7日土曜日

哀川翔・佳村萌

4/5

今日もまた、かなり静か。4月というのはこういうものなのだろうか?

先月取材を受けた「Kappo」の見本誌が届く。AS TIMEやピーターパンなど、尊敬する喫茶店に並んで載せられているのが申し訳ないような、面映いような気分だ。

先に帰宅、手羽元と白菜の鍋を作る。

「復讐 運命の訪問者」を観る。黒沢清のVシネ作品は、なぜかほとんどTSUTAYAに置いていない。需要あると思うんだけどなあ...。「ヤクザタクシー」同様、この作品も「地獄の警備員」と「CURE」のミッシングリンクを埋める重要作。最後の哀川翔の歌までが名曲に思える。一瞬、植野さんの歌かと思ったけど。

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4/6

今日も静か。年度頭、恐るべし!

若生さんのご来店に大いに助けられる。カンフー映画の話などして精神的にも癒された。

生協、サトー商会で買い物した帰りに、ローソンの前で肉まんを食っている佐藤さんに偶然会い、喫煙しながら楽しいひととき。PANGEAでの福田さん企画や鎌倉のLittle Wingsの話など。

裏窓から待望の、ジジキ「TAPES」カセット、金子寿徳・工藤冬里のCDが届く。

帰宅後、「楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家」を観る。「ニンゲン合格」を観たばかりなので、西島秀俊が面白くてしょうがない。DVシーンの緊迫感は見事。

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4/7

久々に生田ちゃんときよし君ご来店。ポークビンダルーのせいで(かどうかは分からないが)きよし君の髪型が変になった。

ファミマで本儀先生にばったり会う。今日はメディアテークでARC>Tの催しがあったんだな。

駅前のTSUTAYAへ「顔」のDVDを借りに行く。こんな名作が、ここにしか置いてないなんて変だ!と思うけど、まあ色々事情があるのだろう。

今日も静かなので、僕だけ店を抜けてPANGEAへ。ずいぶん前からこの店の事は知ってるけど、実は行くのは初めて。とても雰囲気の良い雑居ビルの4Fまで階段を昇る。最初は須貝吏さんサックス、橋本亮さんエレクトロニクス、へもさんベース、西瓜さんダンスによるorz〜祈り。須貝さんの事もずいぶん前から名前だけ知っているけど、実際に音を聴くのは初めて。こういう即興は、今ではチフリグリかPANGEAに来なければ聴けない。塚本さん、小野君、ジャイさん、千葉さんといった客席の顔ぶれも含めて、まさに10年前のyumboが果たし得なかった仙台即興シーンへの生真面目な寄与の成果がここにあると言って良いだろう。次は宇波さんのソロ。マイクスタンドに引っ掛けた白いシーツでステージを遮断した時点で「黒沢清だ」と思ったけど、おもむろに聴こえてきたサイン波の素朴なメロディの数々もまた、ホラー映画のサントラみたいで美しかった。最後は佳村萌さん、杉本拓さん、池田武史さんのさりとて。佳村さんは10代の頃に毎日引きこもって聴いていた「ほとらぴからっ」しか聴いていなかったけど、杉本さんの楽曲と出会ったことによって、ものすごい化学変化が起きていたようだ。燃え尽きそうなささやかな音と歌声の積み重ねにはとてつもない緊張感があり、最後まで強く惹き付けられた。終演後、宇波さんに挨拶するのにかこつけて佳村さんにも挨拶させてもらう。ささやかでありつつ美しいイベントだったと思う。

ナツと待ち合わせして、久美子さんお勧めのゴリラ食堂へ。僕が抜けたあと、店は忙しかったらしい。豚の角煮定食。味噌汁、酢の物、サラダなどの小鉢が嬉しい。遅くまでやっていてコーヒーも飲める、こういう店を求めていたのだ。偶然、久美子さん、純子さん、高熊くんらもゴリラ食堂へ。高熊君が「えり無し」か「えり付き」かという話などして辞す。

帰宅後、熱い風呂に入り、金子さんと工藤さんのCDを聴く。ふとした時に聴く金子さんの歌は本当にいい。

2012年4月5日木曜日

モリッシー・ヤクザタクシー

4/4

今朝も変わらず強風が吹き荒れている。念の為早めに家を出るが、案外普通に行けたので(途中、信号が曲がってる所があったりしたけど)時間が余り、あゆみブックスに寄る。雑誌を立ち読みしていて、モリッシー来日の文字が。よく読んだら、仙台...? 4月19日...?!

というわけでそれ以降、頭の中がモリッシーで一杯になってしまった。戸田君に電話し、モリッシーについてグジャグジャと話す。

強風のせいか人通りも少なく、静かな一日。ビンディ・マサラを南インド流で試作してみる。うまくなくはないが、もうひとつ素直に「うまい」と言えない出来。

夜、天気の悪い日には必ず来てくれる藤野君ご来店。4/27のテニスのチラシを持って来てくれた。

帰りに駅前のTSUTAYAに寄り、帰宅。「ヤクザタクシー」を観る。最高。

2012年4月3日火曜日

ニンゲン合格・ポレ

4/1

今朝は仕込みが無いのでゆっくり出勤。

戸田君2日連チャンでご来店。福田さん主宰のイベントでDJするという。

今日も昼過ぎは静かな日曜。ナツが急にあきれたぼういずのCDを欲しいと言うので、新星堂で探すが無い。調べてみたら、以前テープで持っていた「ぼういず伝説」は廃盤だという。

閉店後、藤野君、創一君、若生さんが集まり、皆で「ブギーナイツ」を観る。何度観ても泣けるし、笑える。

帰宅後、岩淵さんからオルグで録った「嘘の町」のファイルが届くが、どうもネットの調子が悪くDL出来ず、諦めて寝る。

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4/2

昼頃起床。「嘘の町」のファイルがDLできた。

交替した新しい大家さんとの顔合わせの約束が3時になり、ナツとらーめん 竹へ。奥さんの名人級の接客。あっさりしていて余計な事を一切していないラーメン。テレビの高校野球。食後のコーヒーのサービス。完璧だ。

一旦帰って新大家さんと挨拶後、再び出かける。タワーで満を辞して「タカラネタンチョトタカイネ 大里俊晴アンソロジー」を購入。北仙台のTSUTAYAでDVDを返却。広瀬通りのTSUTAYAにも寄って散々迷った末、「回路」だけ借りて帰る。

芦田君から、オルグで知り合いの方に撮ってもらった写真が届く。

大里俊晴BOXを少し聴いてみる。

「女は女である」を観る。前に観たつもりでいたけど、どうやら観るのは初めて。「はなればなれに」とか「男性・女性」などと印象がごっちゃになってしまっている。

ナツが街で電話機を買おうとしていたら、大助さんに偶然会い、不要の電話をもらったという。おかげで通話は普通に繋がるようになったが、ネットは依然として不調。やっぱりモデムの問題なのだろうか。

「回路」を観る。記憶にほとんど残っていなかった「ドレミファ娘」を別とすれば、初めて観た黒沢作品だが、劇場で観た当時は黒沢清のことを全く認識していなかった。いま観ると、かなりポップでコマーシャルな作品であることが分かる。お目当ての特典メイキング映像がなかなか充実している。

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午前中の出勤時は曇り空だったが、開店後、徐々に天気が崩れる。

道場破り3人組来店。世界が微妙に歪む。

夕方、先に帰宅。江守さんが送って下さったsakanaのビデオを観て感極まる。

ナツ帰宅後、何処のTSUTAYAにも無いので豪を煮やしてDVDを購入した「ニンゲン合格」を観る。これもまた、当然のように名作だった。洞口依子のソンドラ・ロック的扱いに感銘を受ける。

日記のコメント欄に小岩さんが書いていたのに気付く。小岩さんに愛されたポレは幸せだったと思う。