2012年12月22日土曜日

演劇2・演劇1・キクとイサム・すなもよう・ヲンナコドモ

12/15

RaincoatsのブートLPを見つけて喜ぶ夢を見て、10:30ぐらいに起床。雨のなか出勤。
明日が投票日ということで、ちょっとぼんやりする隙があると選挙の事を考えている。まさか民主、ましてや自民や維新に投票する愚かな人は日本には居ないと僕は固く信じているけれども、それでもふと、いい知れない不安が心を過る。
夜、ナツの太っ腹な提案により、仙台フォーラムへ「演劇」を交替で観に行くことになり、取り敢えず今日は僕が夜の回の「演劇2」を観に行く。
上映時間2時間50分ということだけど、始まったが最後、平田オリザのやる事なす事、およびそれを克明にとらえる想田監督の聡明さに胸がすく想いが連続で去来し、僕には一種の「ヒーローもの」のように思えて、またすぐに最初から観たいと思うほど面白かった。極端な話、あの映画に出てくる平田オリザ以外のすべての人物がダメ人間に見えてしまうぐらいの素敵さだ。事前にパンフを読んだり評判で目にしていた「ロボット演劇」のシーンはさほど気にしていなかったけど、実際に観たらムチャクチャ面白い。
フォーラムを出る時は完全に平田オリザの影響を受けて、あの超フラットで穏やかな微笑をたたえて自転車に乗り、たいへん幸せな気持ちでホルンへ戻る。
森君ととしお君がちょうど帰るところに行き会ったが、相変わらず事務所の名前は決まっていないようだった。
23時頃帰宅。藤野君から借りた映画を観ようかなと思っていたけど、やはり今日は「演劇2」の余韻を残しておきたい。

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12/16

10時台起床。片平小で投票し、ゆっくり出勤。
南陀楼さんご来店。昼は異常な忙しさだったが、その後極端なまでに静かになる。
睦子さんご来店。「演劇」の話が出来る相手が居るのは嬉しい!
夜、若生さん、藤野君、創一君らが遊びに来る。選挙の結果は夜には分かっていたが、1時頃までひたすらバカ話に邁進(または逃避)する。こうなったら、このメンバーで国を作っちゃう方が賢いような気がした。

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12/17

9:30頃颯爽と起床、ナツと仙台フォーラムへ駆けつけ、「演劇1」を観る。青年団の周到な稽古風景や、ツアーの段取り確認、劇場での一致団結した仕込み風景やリハーサルの様子など、芝居作りの細部を見せてくれる。僕はフラスコのおかげで演劇の世界につま先だけ突っ込ませてもらった経験があるから、こうした風景には少しだけ馴染みがある。あのストイックで一心な機動力は、ライヴハウスなどでは絶対に見ることのできない、演劇独特のものだと思う。ああいうものを想田和弘のような人が映画にすることには深い意義があるし、演劇を知らない人にこそ広く見て欲しい映像だと思う。それにしても志賀廣太郎までが仕込みやバラシに参加しているのには驚いたけど、やはりそういうのも素敵だなあ、演劇だなあと思った。「2」同様、要所要所で無音になる演出も非常に効果的で、何やら得体の知れない、暖かいものを感じる。終わり方も最高。やっぱり全然長さを感じさせない内容だったことに驚嘆。
終了後、想田監督の関連書籍「演劇VS.映画」を購入し、隣の喫茶ビジュウで食事。ハヤシライスとエスプレッソ。お店の人に「ホルンの方ですよね?」と声をかけていただき、嬉しいようなくすぐったいような気持ちになる。
ホルンで片付けをし、本格的に風邪をひく前に先に帰る。
16:30頃ナツ帰る。
(このあとの記憶無し)

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12/18

10時起床、朝市経由で出勤
風邪気味でフラフラする。里ちゃんともちゃん来るが、熱っぽい感じもあるので、必要な仕込みを全て終えてから、15時ぐらいに早退けする。
夜までバッタリと睡眠。
ナツ帰宅後、夕食。復調。
藤野コレクションから今井正監督「キクとイサム」を観る。これは傑作...。メロドラマ的に流されない屈強な画面と相俟って緊張感を維持し、次の展開を暗示する音楽が凄い。現代ならむしろ都会の人間の方がキクたちに優しくするのだろうけど、寒村の大らかなコミュニティーの中でキクたちが守られている描写を見ていると、実際はこうだろうなと思う。もちろん、物語の進展の中でそのゆるやかなコミュニティーが無自覚な差別へと崩れてゆくさまが、何よりも哀れなんだけど。

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12/19

10:30頃ナツ先に出勤。 僕はなかなか起きられず11:20ぐらいに出た。
今日は冷え込み厳しく、非常に静か。
濱田さんご来店。2月のライヴの相談。楽しくなりそう。新作のラフミックスを頂戴する。
19時頃店を抜けて近所のtiki-potoへライヴを観に行く。最初に出たWagaさんは3年前にプレハブ食堂で対バンして以来。テルミンを鳴らしている姿が印象に残っていたので、シンプルな弾き語りに意表を突かれる。一見朴訥とした語り口の底に、そこはかとないユーモアとサイケな手触りがある。続いてcero高城さんの弾き語り。風邪で絶不調ということだったが、このまえYouTubeで観た、似たようなコンディションのRandy Newmanに比べれば全然ちゃんとしたパフォーマンス。あんな声、よく出るなあ。噂に聞いていた「鬼火」のカヴァーはあまりに美しくて、高城さんがシングルにして出せば売れるんじゃないかと思ってしまった。学生の頃に作ったという最後の「すなもよう」は名曲だと思った。
藤野君来ており少し話し、ホルンへ戻る。途中、高城さんがホテルへ向かって歩いていたので、
ホルンに寄ってiPadで場所を確認し、高城さんをホテルまで送る。
閉店後、僕はSEIYUで買い物して帰宅。夕食。
今日届いたSteely Dan "Janie Runaway"、Donald Fagen "Countermoon"のプロモ盤を開封。"Janie Runaway"は数種出ている"Two Against Nature"のプロモの一つだが、これは他のと違ってエディットver.が収録されていない。まあジャケがいいのでコレクターズ・アイテムか。"Countermoon"は逆に、エディットが入ってるけど盤のみ。
葛根湯を飲んで早めに寝る。

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12/20

今朝はナツが「演劇1」を観に行くため早起きして先に出る。僕は10:20頃ゆっくり出勤。
今日も間違いなく静かだろうと思っていたら、昼は驚愕の忙しさだった。
13:30頃ナツ出勤するも、忙しさは依然として変わらず。
志賀さん、純子さん、森君らご来店。風邪っぽさは抜けたものの、労働でヘロヘロとなりあまり接客出来ず。
18:30、夕食を作ることになりSEIYU経由で先に帰宅。
ポストに大場さんと千夏さんのone too many morningsのカードが届いていた。
風呂掃除、洗い物片付ける。今日届いたSteely Dan "Cousin Dupree"プロモ、タコ "BOX vol.1 甘ちゃん"を開封。"Cousin Dupree"は、エディット収録のこのプロモよりもストックコピーのCDシングルの方が断然レア。
鶏だんご鍋を作る。ナツ帰宅、夕食。
「冷たい熱帯魚」DVD特典のコメンタリーを見始めるが、急激に眠くなる。
布団に入ってタコBOXをiPodで聴きつつブックレットを熟読。ヲンナコドモ!死人に口なし!

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12/21

10時過ぎ起床し朝市経由で即出勤。
今日は成り行きで一日中仕込みをし続けていた気がする。
森君ご来店。事務所名はどうなったのだろう。
18時ナツはデモへ。創一君ご来店。東京の土産話を聞く。その後、北野君、藤野君が連続でご来店。
ナツが里ちゃんとデモから戻り、20:30頃先に帰る。SEIYUで買い物。
日記まとめ作業、メール送信などする。
ナツ帰宅、夕食。
創一君が奇跡的にiPhoneで録音していた8/19の音源を送ってもらったので、早速聴いてみる。これは嬉しいなあ。

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