2012年6月5日火曜日

ミッドナイトラン・DOORⅢ・スパイダー

6/3

昼からみかささんや小濱君、OCT/PASSの方々など、偶然舞台関係のお客さんが集まる。思えばここまでの1年強やって来られたのも、この人たちのお陰だ。心から感謝。

夕方から静かになり、田村隆一詩集を読み耽ったり睡魔と闘ったりする。

閉店後、腰を据えて最近のアイディアをまとめるため、火星の庭へ。久美子さんとめぐたんが帰ってから4時間ほどピアノを弾き続ける。しかしながら3つあったアイディアの断片は結果的に全てゴミだと分かり作業を切り上げた。E♭のはなかなか良いんじゃないかと思っていたけど、どうしてもaikoみたいな曲になってしまうし、途中からCadd9のコードにはまって頭がおかしくなりそうになった。

帰りに駅前のTSUTAYAに寄って、なるべくどうでもいい感じの映画を閉店まで選ぶ。

帰宅後、ナツが録音した人形劇のための発声練習を聴いて大爆笑する。

20年振りに「ミッドナイト・ラン」を観る。1つの映画の中に様々なジャンルの要素が詰まっていて、いま観ても充分面白い。フィリップ・ベイカー・ホールが「シドニー」というマフィアのチョイ役で出ているが、もしかしてと思って確かめたら、元マフィアの老人を演じた「ハードエイト」の役名も「シドニー」だった。

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6/4

9:30起床、人形劇動画をDVDに落とす。肝心の動画が重くてどうしても止まってしまい難儀。
昼過ぎ、ナツと出てBENNYで食事と珈琲。僕は初めて入ったけど、椅子もテーブルも床材もペンダントライトも非常にいい。カツ丼は想像していたよりもオシャレだった。シュッとしたカツ丼だった。

ホルンへ行くついでにSに寄り雑談。大津さんの事など。デレク・ジャーマンの書籍「ラスト・オブ・イングランド」をとても良心的な価格で買う。
ホルンでポストから郵便物を取り、一人で新星堂、タワー、ジュンク堂、BOOK OFFなど巡るが、特に買うもの(というか自分の懐具合で買えるもの)なし。
帰宅後、今日届いた「DOORⅢ」を観る。高橋伴明の前2作は未見なのでシリーズとしての関連性はよく分からないし、傑作というわけでもないが、黒沢清らしいディテイルの詰まった作品。
ナツ帰宅。夕飯に麻婆春雨を作る。春雨ってよく考えたら元はムングダルなんだな。凄い食べ物を考えたものだ。
台所のテーブルの下から、鈴木翁二の大事な3冊「麦畑野原」「透明通信」「こくう物語」や、楠勝平をナツが発見してくれた。
クローネンバーグの未見作「スパイダー」を観る。「裸のランチ」でどうもダメだと思ってクローネンバーグから離れてしまい、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」で再発見するまでの間には未見作がいくつもあって宝の山だが、この「スパイダー」は作品の存在自体、よく知らなかった。「ビデオドローム」や「デッドゾーン」の孤独感や苦しさのエッセンスを凝縮して抽出したような、妙な緊張感と悲しさが全編を覆っており、「クラッシュ」同様に商業性がとりわけ稀薄な、注目すべき映画だと思う。タイトルバックがムチャクチャ綺麗。ガブリエル・バーン最高。新作も早く観たいなあ。

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